御教え集29号 ①人間の腹の中から美にしなければならない

十二月十五日

それから、真善美の世界を造るということで、真善はともかく、美というと、美術館とか地上天国ということで、これは分かりきった話です。ところがまだ気のつかない美というものがあるのです。美の世界ではないのですが、それはなにかと言うと人間の腹の中です。人間の臓物を美にしなければならないのです。まずどんな人でも、一皮むいたら、それはもう血膿でいっぱいです。とにかく筋肉や骨の量と、いまの血膿の量とを比べたら、血膿のほうが多い人が大部分です。おそらく、世の中で汚い物と言えば、血膿だと思います。これは糞小便よりもっと汚いと思います。馬鹿に汚い話ですが、その血膿というのは、なにからできたかというと薬です。薬が変化したものが全部血膿です。そこでいまの人間はウンと薬毒が入ってますから、とにかく毒血と血膿がいっぱいに詰まっているわけです。だからおそらく一番汚いのは人間です。いろんな寄生虫がわくというのはあたりまえです。だいたい人間の体に虫がわくということはあり得ないのです。だからみんなきれいなことを言っていても、御自分の腹の中ときたら、それこそ糞溜めより汚いのです。だから真善美の美の世界と言うが、これはまず人間の腹の中から美にしなければならないのです。その因が薬毒ですから、薬毒からなくしなければならないのです。それで、体の中が汚いから、そこで想念も汚くなるわけです。これは霊体一致ですから・・・・。そこでいま読んだ正義感の不足というのも、やっぱりそのためです。

それで神様の話をしても分からないというのは、分からないはずです。それで汚いものを掃除されるわけですから、それは苦しいです。だから、どうも信じられないとか、分かりが悪いしいうのは、つまりそういう汚いものは曇りきっているから、それが邪魔していて通じないわけです。それでその掃除が始まると、その掃除を止めようとする。それがまた薬ですから、掃除をする働きを止めようとして、またその掃除をすべきものを入れるわけです。やっばり「超愚」です。そういうようなわけで、美というものは、まず人間の腹の中というこれです。浄霊というものは、つまり美にする働きです。汚いものをきれいにするというわけです。いまの世で心のきれいな人間が非常に少ないということは、心でなく肉体が汚いのだから、どうしても浄霊ということによって、一番根本的に本当に結果を得られるというわけです。浄霊は人間を使って個人個人に掃除をしてくれる仕事です。神様はそういう方法をとられたわけです。ところが霊界がだんだん明るくなる、昼間になるということは、人間の霊体の霊身のほうが全体的に浄化されるわけです。そのために、つまりいろいろ病気が起こる。だから神様のほうで全体的に病気が起こるようにすると、人間のほうで・・・救世教信者がそれを治し、汚いものを除る、出してしまうということで、神と人との共同作業です。ところがその薬毒、血膿というものは非常に多いのです。それは実に想像もつかないくらいなものです。まずその人の一生涯でそれがすっかり除れる人はないでしょう。

【御講和篇11 p289】