『文明の創造』科学篇 結核と精神面 (文創 昭和二十七年)

『文明の創造』科学篇 結核と精神面 (文創 昭和二十七年)

 

【メシヤ講座 浜松支部】

日本の医者の対応と海外の医者の対応の違い

楳木代表

前回まで、メシヤ様が感冒に始まり結核を中心にして肺患にについて解説してくださっていますけれども、今回はそのことにあわせて精神的な面も重視すべきである、ということでご説明してくださっています。

これが60年ほど前にこういうことを書かれているのでありますが、実は現在の日本にピッタリ当てはまっている文面があります。

それはどういうふうにあてはまっているかというと、先日4月2日にイギリスから7歳と5歳の子供を連れてお参りにきた人がいたのですが、その人は日本で育って、イギリスで結婚したのですが、やはり子供が小さいとき、まだメシヤ様の教えを知る前は、すぐに病院に連れて行ったそうです。例えば37度くらいの熱が出て咳が続いているときに、医者に連れて行ったところ「このくらいの熱は何ともないし、咳はいくら出ても大丈夫だから学校に行かせなさい」と。これがだいたいイギリスの小児科の先生方の対応だということです。

これはアメリカでもそうですね。日本だけです。37度くらいの熱で薬を出して、そして咳がでていると心配だからと薬を処方してしまう。これが日本の現状です。しかし海外、欧米諸国では、先進国でもそんなに薬をやたらと出すものではないということを、いろいろな話の中でそういうことを伝えてくれました。

そういうことをもとに今、人間ドックがありますが、人間ドックは日本だけです。人間ドックをしている日本の医療に対してアメリカや欧米の人たちはどのようにみているのかというと、“具合が悪くないのに何故病気をさがそうとするのか”という問いかけをしているのです。検査結果の書類が出て、「胸のところがなんだか気になるな」と言われたら、皆さんどのように感じますか?それとか「おなかの下のほうに何かあるな」と言われたら、“おなかのところにガンができているのではないか”という心配が起きてきますね。そうすると「もう一回精密検査をしましょう」ということになって、検査のときには組織をちょっととって、がんセンターに送って、その結果がでるまで、みんな不安いっぱいですね。これが、今、日本人が陥っている、過度な、神経質な病気に対する心配だということです。

しかし、モノのわかっている人ほど、例えば大学教授とかは、大学に勤めている間は健康診断や人間ドックを定期的に受けないといけないけれど、退職と同時に一切健康診断を受けないという人たちが今、増えています。ですから、メシヤ様の考え方に60年経ってみんな近づきつつあるということです。

【平成24年4月メシヤ講座 浜松支部より】