『文明の創造』科学篇 霊主体従」(文創  昭和二十七年)

本文は『文明の創造』135ページに記載されています。

 【メシヤ講座 大阪支部】

この『霊主体従』という御論文は、メシヤ様が昭和27年以前に御説きになっておられたものを『文明の創造』として書きなおされておられるので大変よくわかると思いますが、いま世の中で起きていることと密接に関係しているととれるような内容です。先月『無機質界』という御論文を拝読しましたが、現代のヒッグス粒子ということに触れましたが、御論文の素粒子という部分で概念が理解しやすいようになっております。

三日前に京大の山中教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞しましたが、報道などで細かくその原理を知ることができましたが、それまでは受精卵の細胞にキズをつけて万能細胞をつくるということでしたが、今回は自分の皮膚の細胞からでも作ることができるということで評価されております。

これは難病の方々をはじめ大きな治療法として期待され、薬を作ることや移植で使われることが進んでいくだろうと言われていますが、恐ろしいことは、『文明の創造』の一番最後にも触れてありますが、たとえば男同士、女同士が結婚しても子供が作れるということになってしまいます。

主神様が御経綸で人類を造りだしてきたことと違うことが起こりうるということが先には待っています。

医療の世界では大いに期待することですが、人類全体としてはですね、たとえばカルフォルニアにいけばカップルの1割くらいが同性愛者といわれておりますが、これからは倫理上大変なことが目の前にまで迫ってきているということです。

こういうときに、宗教にいる人は、主神様の御意図のもとにキチンと生活できるように御導きしていかなければいけないという想いが強まりますが、そういうときの根幹になる教えがこの『霊主体従』の御論文であるというように受け止めていただきたいと思います。

世の中で起きていることと、メシヤ様が60年前にお書きになった御論文と、絶えず繋ぎながら拝読させていただくということで、これからも一層学びを深めていかなければならないことだろうと思います。

反面、iPS細胞を作りだす過程をみていきますと、細胞の中を入れ換えて万能細胞を実証的につくることができたということですが、これは真っ暗な暗闇のなかで、研究員2百数十名くらいが、飛んでくるボールをバットで打つというそのくらいの実験を積み上げてできたといわれております。

だから教授は、最初のインタビューで、「感謝以外にはない」ということで研究者のお蔭でできたということですね。

それと19年前におなじく医学界で受賞した方が出てきて、「こういうことに辿り着く発見というのは、同じことをやっていては発見できないんだ。いままで、常識をくつがえるようなことをして、初めて発見できることだ」とで、参考になろうことかと思います。

それと教授は、最初スポーツ医学のなかの整形外科医になろうと研修をうけているときに、あまりにも手先が不器用なので「ジャマなか」と言われて随分先輩たちから虐げられて、断念して違う世界に行ったということですが、挫折ということがノーベル賞に繋がったということになります。

私たちの人生のなかにも、そうした場面がいくつかあると思いますが、そのときに「どのように世のため人のために役立つ人生に変えていこうか」と考えて生きていけば、その先には大きな栄光が待っている、ということが人間的には言えることであります。

神様の世界、信仰者の世界で考えると、大変な問題もありますが、人生ということで考えると大変参考になるので、そういう整理をしながらノーベル賞受賞について見つつ、『霊主体従』という御論文を今日から一ヶ月毎日拝読して、メシヤ様の説かれておられるものを我がものにしていただくように心がけていただきたいと思います。

 

「魂」と「遺伝子」の相関

楳木代表

今回の御論文では、魂の存在について分り易く説かれておられます。これまでは数字的にはわかりにくく、霊の1/100が心で、その1/100が魂で、全体からすると1/1000が魂だという表現ですが、おそらく書きとった方の聞き間違いであろうと思いますが、今回の御論文では魂は『極微のポチ』だということです。ですから、この100倍が心で、さらに100倍が霊ということでだいたい推測できると思います。

このポチの魂に、神様からいただいた使命や特性が入っているということです。

iPS細胞の過程をみると、遺伝子を4つ入れ替えると万能細胞ができてくるということですが、わたしたちのからだには平均60兆個の細胞があり、そのなかの一個の細胞、さらにそのなかに遺伝子というものがあります。

その世界は、「いわゆる超極微の世界」でありまして、その世界の中に人間としての使命や特性や性格がギッシリ詰まっており、そうしますと、その遺伝子の世界は「魂の世界」と言ってもいいくらいですが、こうして、唯物学的にみていくと、そういう超極微の世界の働きを想像していくと、私たちの持っている魂の意味というものがわかりかけてくるのではないかなと思います。

 

「魂」も「遺伝子」も浄化させる光

楳木代表

浄霊の光というのは先月学んだように、それより小さい粒子なので全てを透過し作用していくということですので、日々われわれがお取次させていただいている浄霊というのは“果てしなく深いものがある”とご理解していただいて、お取り次ぎについてメシヤ様は「相手を貫くような想念で」とおっしゃっていますが、その想念の世界では、こういうように細かいことがわかった上で透過していけばそれだけ透過していくということですし、精神的に病んでおられる方にはその部分に神様の光を透過していけば浄めていただくことができます。

こうして考えますと、いま世の中で起きていることは、ひとつひとつの問題点において、吟味していかなければなりませんが、全体的にはメシヤ様の御教えの学びのために動いている部分もあるので、そういう意味において、大いにメシヤ様に感謝を捧げながら、いま、魂、霊性をより向上し高めていくという真っ只中にいるので、そういうことの怠りが無いように、ぜひ学びのほうを積み上げていきたいと思っております。

また同時に、この『霊主体従』の御論文を拝読させていただきますと、『浄化作用』の原理がありますが、いままでは『霊の曇り』というものは漠然として捉えていた部分がありますが、霊は透明体の存在でそれが不透明体になるということであります。

そうすると、浄化をいただいて、発熱し鼻水が出るとか、お腹が痛くなって下痢をするとかは、“すべて魂が透明体になることなんだ”というように考えていきますと、どうしても“毒素の固まっている場所の固結を溶かそう”とか、“微熱を探そう”とか、そうした(療術的な)浄霊ではそうした超極微の魂の世界までいかないということです。

【平成24年10月メシヤ講座 旧大阪支部より】