教祖祭に捧げる感謝の内容・1
メシヤ様御降臨祭の折に、ご在世中のメシヤ様は神の座としていらっしゃると同時に“人間としてやるべきことは自分でやる”ことを貫き通され、その御姿がこの上なく魅力的なところだとお話いたしました。
人間の身として生涯努力されていたメシヤ様の御姿を一つひとつ耳にするごとに、“素晴らしい御方だ”という思いが沸々と沸くと共に、この部分が判っていないと、崇高なご存在の方を信仰している自分だからこそ“生涯努力を積み重ねなければならない”という思いに到らず、実践も出来ない旨の話もいたしました。
12月23日にメシヤ様が御肉体を持って神界からご降臨くださり、神として私達に救いの力と方法を授けてくださいましたが、実は“人間として肉体を持って降りられた”ということが重要であり、身をもって見本を示されたのです。人間の肉体を持って来られたからには、“人間としてやるべきことは全てキチンとやる”という姿勢をご昇天のその時まで貫かれました。
メシヤ様の余人と異なるところは、どのような境遇であろうとも、一旦ご自分がその使命を自覚したら、それをやり遂げてゆく、しかもどんなに大きくなっても(当時は信徒数30万人)、ご自身の身の周りのことはご自身で始末をされながら生活を送られました。そうしたご生涯を送られたのです。
私達に指し示された内容は豊富です。
神の座にありながらも御肉体を持って神界から降臨してくださり、私達に救いの力と方法を授けてくださいました。人としてご苦労を重ねられ、教祖として立たれるご準備をされました。そして、教祖となられた後も、冒頭述べたことを初めご苦労の連続でした。
その苦難のご生涯を閉じられた日が「教祖祭」です。人としてのご苦労に感謝申し上げ、メシヤ様のご悲願達成に全力を注ぐ誓いを捧げたいものです。