以前、月次祭でメシヤ様の夢の話があり、ふと昔見た夢を思い出しました。
当時はちょうどSS会に所属しており、辞めようか、ここはメシヤ様のご精神を求めていける教団では無いような気がする・・・そんな最中だったように思います。
時代は古く、まだ道路ではなく昔の家がならび、あまり人通りがない道でした。
道を歩いていると、前からメシヤ様が一人で歩いて来られているのが見えました。
そのお姿は、お着物で凛とした態度でまっすぐ前を向いておられました。
とっさに吃驚しまして、「どうしよう・・ご挨拶しようか、でもこんな私が声をかけてもいいのだろうか・・」と悩んでいる内に目の前で歩いておられたので頭を下げたまま声をかける事が出来ませんでした。
メシヤ様は表情一つ変えず、ただ真っ直ぐと歩いていかれました。
これが私の見たメシヤ様の夢です。
その時は、SS会を辞めてはいけないと怒っておられたのか・・信仰脱落者だと思われているのかもしれない・・と悪い方向ばかり考えてしまいました。
そんな中、数ヶ月して自転車で走っているとき、その事ばかり考えて一旦停止せず走っていましたら、車が走ってきて交通事故にあいました。
フロントガラスに頭をぶつけ、五メートルぐらい空中に浮いた感じがしまして目が真っ暗になりました。「ああ・・私はもう駄目なんだ・・精一杯メシヤ様のお役に立てなくて申し訳ないな・・」
そんな事を考えながら意識が飛んでいく最中に考えておりました。
「メシヤ様(当時は明主様)申し訳ございませんでした」
そうして意識が数分間無くなりました。
数分後、ふと目を開けると空からパラパラと雪が降っていました。丁度、二月四日の日でした。横には女の人が二人おられ救急車が到着しました。
目撃した人の話によると、フロントガラスは蜂の巣みたいで、自転車もぐちゃぐちゃ、地面に落ちておらず、30センチぐらいの隅っこの溝に、「すぽっと仰向けに入っていた」みたいです。
早速病院で検査をし、左の頭を強く打ったのでレントゲンをとりましたが髪の毛が抜けて禿げてガラスが突き刺さっていたのに何も異常はありませんでした。
次の日から高熱が出て左の鼻から膿が一ヶ月続きましたが、なんだか気持ちが吹っ切れ、SS会を辞めよう!という気持ちに不思議となりました。
それからメシヤ教にご縁を頂きまして現在に至ります。
そんな当時の事を思い出し、先生に報告いたしましたら、先生は「メシヤ様は身近におられる」「メシヤ様と共に・・」という意味ではないですか?とご指導頂き、はっと致しました。
もっとメシヤ様、主神様を身近に感じれるメシヤ教。そこに辿り着くまでの道のりが意義深く、真っ直ぐメシヤ様を求めていける信仰をさせて頂いている現在、とても天国的になっている自分、この夢の完結で深く学ばせて頂き過去を振り返り整理する事が出来ました。