癌の痛み
7月度の月次祭を各地で執り行わせていただいた際に、大阪では、改めて冨田博明さんと大腸癌の痛みについて詳しく話し合いました。「剥(は)ぎ取られるような痛みでした」と述懐される冨田さんの話から、私が劇的な御守護に立ち会った時に出た痛みについての話題になりました。浄霊中に“何時浄霊を止めていただこうか”と考え続けるくらい、その痛さに耐えられなかったと訴える人がほとんどだったからです。
もともと癌は自らの健全な細胞が突然変異で癌細胞となり、それが無制御で増殖するものです。何故癌細胞となるのかは、突然変異性元素である化学物質の影響です。服用する各種薬物や食品添加物、建材に使用する環境ホルモンと言われる物質などが原因の代表例です。
そうして癌化した細胞はもともと自らの細胞であるだけに、溶解し排泄する際には痛みを伴うのは当り前とも言えるのです。言えますが、現代人は痛みに弱くなっている側面もありますので、非常に辛さを感じます。
どなたも大変な痛みを訴えられて、時に挫けそうになったり安きに流れそうになったりしましたが、メシヤ様にお縋りして乗り越えて参りました。浄霊を取り次ぎ痛みが出たら“しめたもの”なのですが、当人にとっては痛みの辛さや不安は大変なものです。そんな時には、やはり、神の言葉である御教えが力になります。
メシヤ様は、あらゆる場面で『薬毒が解ける痛みなのだから結構じゃないか』とお答えになっておられます。
浄化をいただくと痛みや辛さを伴いますが、今後とも、病気の原因である薬毒の溶解・排泄、不幸の原因である霊の曇りの解消に努めて参りましょう。そして、藤沢の月次祭でお会いした中村正幸さんのように「今本当に幸せです」と笑顔で言える毎日を送りたいものです。