メシヤ様に繋がっている人の頭の使い方は・・・
楳木代表
そうすると、嫌味の一つも言いたくなりますよね、家庭生活の中で・・・しかし、この嫌味の一つを言ってしまうと“争”に繋がっていきますので、この“争”をどうやって絶無にしていくかということが智恵の使い所であります。だから頭をボーっとさせていると病貧争絶無の世界、絶無の取り組みということは出来ませんので、頭をフル回転しながらですね、自分の生活の中から“争”を無くしていくという頭の使い方をしていっていただきたいと思います。
だから、世の中には非常に認知症の方々が今増えております。これは、風邪薬を中心としたですね、飲み薬が原因である訳なのですけれども、もう一つ、頭を使ってないということがある訳なのです。
メシヤ様と繋がってですね、病貧争絶無の・・・そういう世界を造ろうとすれば、頭をフル回転しなければですね、取り分け、争いというものは消えていきません。争いというものは、一つ嫌味が出てきますと、この嫌味を自分に向ける根源は一体何かというと・・・それほど自分の姿が嫌なのかということが一つと、もう一つは言う人の機嫌が悪いというのがあります。それから、言われる側が何か言ったのかなぁ、とか。何かやったのかなぁ、と・・・。そういう事を考えていくと、いっぱい考えることがある訳なので・・・それを考えないで腹を立てる人達が多いので、この世の中は争いが消えない訳です。
ですから、争いのきっかけが出た時には、少なくてもですね、5項目くらいはパパパッと頭の中で考えて、「あ、原因がこれだなぁ」と思って、“悪かったなぁ”とか“ごめんなさいね”とかいうような文言が口からスッと出るくらい、頭をフル回転して生活してないと本来はいけないのです。そういう努力をしていないために認知症へ向かっていくということであります・・・。そういう認知症を患う暇はないのです。(笑い)地上天国建設をしていく、と・・・。いや、本当なのですよ。(笑い)もう笑っている人って、賛同していただいていると思うのですが・・・。
で、一つ何か問題があった時にはですね、例えば、正面に○○家の長男がいるので、「○○家ってどんな家なのですか」って言った時に、頭の中に幾つ説明する材料があるかということです。
受講者
・・・。(笑い)
楳木代表
そうすると、まず「先祖はね、元々こういう所に住んでいてね、こういうことをやっていたのですよ」というのが何項目かあるでしょ。それで、「今ね、こういう所に家を建てて月に何回か人が集まるのだよ」と。これについても色々細かいことは説明することがあるでしょ。それから、土地柄はこういうことで、「親父というのはこういう人でね」と。これについても細かく説明することができるし、それから「母親はこういう人で」、「弟はこういうのでね」とまた説明することがあって、「妹はこういうことでね」と説明して、そして張本人の「僕はこういう人間なんだよ」と言った場合に、10×一つについて5説明するとすれば、「○○家ってどんなの」って聞かれた瞬間に50項目頭に浮かばないといけないということです。
受講者
(笑い)
楳木代表
これが本来メシヤ様と繋がっている人達の頭の使い方ということです。そして、家族がもっと多い家ほど大変です。もっと説明する材料が出るので、頭の中に、たちどころに聞かれた時に50や100くらい、答えがバーッと広がらなければいけない。そういう頭の使い方をしておかないと、メシヤ様の弟子とは中々言えない。
それはですね、メシヤ様の御論文はですね・・・皆さん、御論文の書き方という話しはですね、『文明の創造』の中で書いているのでお分かりになったと思いますけれども、側近奉仕者がメシヤ様の口述筆記をする時に、メシヤ様は前日書いた内容の最後の数行を読ませられて、そして読んだら『分った』ということで、テープレコーダーのようにスラスラとお喋りになったようであります。
その書いたものを、次は、何回も赤字を入れてですね、推敲されて、万民が分るような文章作りをしていかれました。これは論文の書き方であります。じゃあ、質疑応答の講話集の方はですね、どうだったかと言いますと、講話集の方は割とですね、とつとつとお喋りになっております。それは、『え~』と言った時にですね、その『え~』と言っている期間、頭の中でですね、今50くらいの答えを頭の中に、ワーッと用意する訳なのです。
その中で、『え~』と言う時間に『これを答えよう』ということで出してこられる訳なのです。ですから、メシヤ様の人間部分を見た時にはですね、神様という部分と人間の頭脳という部分を見た時には、答えが50ある中の一つをあの時に答えとして出されている訳です。その出される瞬間には、50の答えが頭の中に・・・私達凡人で今考えているのが50ですから、神様の御存在では500位の答えがサ~ッと生まれて、その中からこの人の質問に適切な一つとして出されている訳ですので、メシヤ様の信者である以上は、そういう頭の使い方を心掛けていただきたいというふうに思います。
受講者
認知症なんかになっていられませんね。(笑い)
楳木代表
そういう頭の使い方をしていただくとですね、今だいたい凡人は、死ぬ時に自分の1/20の脳を使って死ぬというのが平均値であります。天才という方々は1/10使っているそうです。この前ノーベル賞を受賞した人達というのは大体1/10を使いきるかもしれません。しかし、9/10はですね、使わずに死んでいる訳です。こんなに勿体ないことはない。認知症になるともっと使わない訳ですから・・・。折角持って生まれた脳をですね、ほとんど使わずに死んでいる訳なので、こんな勿体ない人生を歩まないように・・・「自分は使い切った」という感じで最期を迎えていただきたいと思います。
前世で使わなかった頭を今世では相当使ったな、と思って、笑顔で死んでいけるような人生を歩んでいただきたいと思います。これが実は60以上になった時、考えなくてはいけないことなのです。60過ぎた時にまだ1/30くらいしか使ってないというのではね・・・少なくても平均値まで頭を使おうと、それから更にノーベル賞を受賞した人達に少しでも近づくくらいのですね、頭の使い方をしていこう、とくらいに思っていただいて進んでいただきたいと思います。