御教え集2号 ①箱根の雨
九月二十六日
今度は割合雨が降るようですが、箱根は、本当は雨が降るのは良いんですがね。
熱海は天気が良いほうがいいですがね。
これは負け惜しみでもなんでもない。箱根は火ですからね。火は水によって燃えるんですから、本当は箱根は雨が降るほど火の力が出てくる。去年は良いあんばいにあまり降らなかったのは、設備が・・・去年は降っては困るだろうというので、神様が気をきかしたんです。今年は設備ができたんで、これなら本当に、雨のほうが良いというので、神様が気をきかしたんです。今年は設備ができたんで、これなら本当に、雨のほうが良いというのです。ですから、私が箱根に来るときは必ず雨が降る。熱海に帰るときは必ず天気になる。これが本当の・・・本式といいますか・・・良いわけなんです。
【御講和篇4 P551】