いじめについて
参加者
いじめですが、子供たちの周りの環境を見ると色々複雑な感じがしてきて、そういうニュースを見た時に子供たちにどういうふうな声かけしたらいいのかなって思うんですけど。自分がいじめる側に立つかもしれないし、いじめられる側に立つかもしれないし。命を絶つことは絶対にいけないからというのは言っているんですけど。そういうのを見た時にどういうふう子供に・・・その場になった時に自分がいじめられた時にはどういうふうにしたらいいかっていうのが、わかってもらえるような言い方が何かあるのかなってと考えるのですが・・・。
楳木代表
だから、いじめとは何かというのを分かっとかんといかん。いじめるのは、いじめる側は楽しくてしょうがない。いじめられる側は辛くて仕方ない。だからその時に分かっとかんといかんことは、相手の気持ちが分かる人間にならないとダメだっていうこと。相手の気持ちが分かりさえすれば、いじめがいくら楽しくてもそれに参加するということは無くなるから。
だから大事なことは、相手の気持ちを考えられる人間にならないことには立派な人間にはなれないんだと。そのことを気遣う人間にならないとね、ダメなんだと、そういうことをいつも教えていけばいい。
参加者
そういうことを言っていけばいいんですか?
楳木代表
そうそう。あんまりいじめにとらわれていると、メシヤ様は今日、『物事を根本的に突き詰めて考えろ』ということなので、そういう現象的なことにあんまり振り回されなくて、いじめの本質的なものは何かということを分かって、それは人間が自分自身のね、要するに欲求不満を発散している行為なのだと、いじめる方は。次に親がそこへ参加するような子供に育てる理由は親が小言をいつも言っているということ。だからよそをいじめて憂さ晴らしをしているわけだから。だから親が子供をキチンと見て、この子は今ストレスを抱えてないか、欲求不満を抱えてないかということをいつも見ておけば、そういう仲間に入ってくということは無いから。
参加者
はい。
楳木代表
だから自分自身をいつも見つめとかないと、自分がイライラして当たり散らかしていたら子供がそういうところに参加してってしまうから。だから自分がどうかということをいつも見ておいてね。
参加者
はい。子供たちにも最初は自分が楽しくて始めたことかもしれないけど、相手が嫌な顔をちょっとでもしたり困ってたりしたら、もうそれはやっちゃいけないことだから。自分がやられた時のことを考えたら、それが嫌だと思ったらもう口にもしちゃいけないし行動にも出すなっていうように言ったんですけど。
楳木代表
いや、だから、嫌な顔をするためにいじめるのだから。それが楽しいんだ。
参加者
そこにいかせないために欲求不満を…
楳木代表
そう、子供に持たせないということ。欲求不満を持たせないために中学生ぐらいになると、もう反抗ばっかりするようになったり無視したりするようになるから。それは、今度は親離れをする時期に来たんだというふうに受け止めていかないと。今度そのことによって家族が右往左往していたらそりゃしょうがないからね。
参加者
小学生の低学年だと楽しいが故にやっちゃうことってあると思うのですが、この位の年齢の子に対してはどのようにしたらいいですか?
楳木代表
いや、だから、そういう場面に出会ったら子供を叱りつけないといけないよね。「何やってんの!」って。
参加者
まだこれくらいの子には叱りつければいいんですか?
楳木代表
うん。
参加者
はい、分かりました。
楳木代表
「そんな程度のことしかあんたはできんのか」って、言ってやらんといかん。
参加者
ありがとうございました。
【平成24年8月メシヤ講座浜松支部より】