『文明の創造』科学篇 主なる病気(二) 肋膜炎と腹膜炎 (文創 昭和二十七年)
「『文明の創造』科学篇 主なる病気(二) 肋膜炎と腹膜炎」(文創 昭和二十七年)
本文は『文明の創造』168ページに記載されています。
【メシヤ講座 大阪支部】
現代病の基礎知識の必要性
楳木代表
今日、拝読させていただいたところはですね、先月、拝読させていただいた『主なる病気(一)』の続きということで、原因が委縮腎で、委縮腎からきていると。ですから今日、拝読させていただいた前のページを開けてみて下さい。前のページを見ると167ページと166ページがあります。166ページの一番最後に
『肋膜炎も、腹膜炎も関節リュウマチも神経痛も婦人病も勿論そうであり、カリエスも、肝臓病も、黄疸も、糖尿病も、胆嚢、腎臓、膀胱内の結石も、喘息も、中風も、小児麻痺も、精神病もそうである。としたら、実に腎臓委縮を起こさないやうにする事こそ、健康の第一条件である。』
というところに次いでですね、ここに書かれてる 『肋膜炎と腹膜炎』に入ってきているんだというふうにみて、繋いでずっと拝読していただきたいと思います。
そして、我々の体が如何にですね、腎臓委縮を起こすことが不健康になっていく最大の原因かということがわかりますので、そうしたところをいつも肚においてですね。今回のところも繰り返し繰り返し拝読をしていただきたいと思います。
今日、拝読をさせていただいたところを見ていきますと、メシヤ様は、昭和27年にですね、この肋膜炎の原因の『膜と膜との間に間隙を生じ、触れ合って痛むのを』というふうに膜がどのように人間の体の中にあるかということを十分ご承知の上でですね、病気というものを見つめていたということです。これは、メシヤ様ご自身が、今でいう「家庭医学の本」などは、ほぼ勉強されて、網羅されて頭の中に入っておられたという、そういうことが言えると思います。ですから、その後に次ぐですね、メシヤ様の弟子達・・・とりわけ専門に職業にもっている人間は、メシヤ様と同じぐらいの知識を有しながら、信者さん方のお世話にあたっていかなければいけないという、そういうことが言えると思います。
(中略)
楳木代表
それから、腹膜炎についてはですね、一番わかりやすいのは、盲腸を浄霊だけで乗り越える時にどうやって治るか見たことありますか?
支部長代理
下痢です。
楳木代表
下痢ですね。盲腸は、だいたい下痢で良くなっていきますけど、盲腸が破裂した場合どうなりますか?もう我慢して我慢して破裂した時。
支部長代理
こう、腹が膨らみます。
楳木代表
腹が膨らむ。それから、どうやって、良くなっていきますか?
支部長代理
まあ、膨れた人があまりいないですね(笑)
楳木代表
そこまで、我慢した人がなかなかいない、だいたいそこまでいかずに御守護いただいているんですけれど、私も盲腸をよく浄霊したんですけれども、盲腸の場合、運悪く破裂してしまうと、この腹膜に膿が溜まってしまいます。溜まった膿を小腸が吸収して、下痢で出ていきます。
小腸は栄養を吸収するだけでなく、腹膜の中に入った毒素を小腸の中に吸収して、そして、それを排泄するために下痢にするという働きももっておりますので、我々の体というものはですね、医者が考えているような単純なものではないわけです。
万端整っている作用をもっておりますので、ですから、そういうことがわかった人は、人間の体というのは小宇宙だという表現を使う人もいるし、また、細胞自体が宇宙と同じような形をとっておりまして、どんなことにも対応できるそういう能力をもっているのです。
私達が、浄霊をいろんな方々にすればするほど、実は、自分の肉体の素晴らしさ(排泄作用、本来の自然良能力の回復等)というのを体験することができるわけですので、大いにですね、これからこの御教えを更に拝読しつつ、病気で困っている方々のところへ行って、浄霊を取り次いで、人体がもっている力の素晴らしさをより一層体験していただきたいと思います。
人間の体は、ここに水が溜まったのを医者的に抜いて・・・、例えば、膝にですね、水が溜まった時すぐ抜こうとします。しかし、メシヤ様は、ここにお書きになられているように、水が溜まると無痛となると書かれております。ですから、我々の膝に障害が起きた時に水を溜めておくと、一つは、痛みが和らぐというところがあります。ここは、余剰尿が溜まるということと同時に、その水を溜めている間に痛みが和らぐということがあるので、むやみに水を抜いたりしないという選択をしていく、ということですね。
今回の話は、最近肋膜炎とか腹膜炎とかあまり聞きませんけども、こういうことを例題に書かれたものから、水が何故溜まるのか?そして溜まった時には人間にとっては、どういう効能があるのか?ということの参考になる御教えなんだというふうに受け止めていただいてですね。日々、必ずここを一度は拝読をして、他のところを拝読するということを重ねて頂きたいと思います。
御神業は「原点と感謝」を忘れず膨らませて
支部長代理
今、肋膜炎とは言わないですね、胸膜炎ですかね。
楳木代表
通称、肋膜、肋膜というのは、今でも言いますね、炎はつけないね。
受講者A
場所はどこになるんですか?
楳木代表
肋膜のあるところ。だいたい肋膜炎になったとき、背中が痛く、胸はあまり痛くない。背中が痛くなって、どうもおかしいと言って、だいたい肋膜炎だというふうに言われててね。
支部長代理
だいたい、肩とか背中の毒素が前にきて、膜の間に固まって・・水が溜まって無痛になるけど、ただ膝とか関節の場合は、曲がらなくなる程度で痛みはないですけどね・・。
楳木代表
ただ、その水を溜めてた方が、その間に膝とか修復していくのでね。自然に排泄するように浄霊していけばいいね。
支部長代理
そうですね。水が溜まったら、放置しておけばいいんですけど(無蛋白腎臓病のように浄化が起こらないほど体力が衰弱し、尿毒がコチコチの固結のままだと悪質な症状といえますが、そこまでいかない程度であれば自然治癒力を向上させるように少しずつ運動をし自然栽培野菜中心に食すと、痛みとともに溶解浄化が起こりやすくなり僅かずつでも排泄していくので)・・・。そこに鎮痛剤とか他の薬を入れて・・、抗炎症剤とか入れていくと免疫力が落ちていきますのでね。抗炎症自体が免疫抑制剤とまで言われてますけどし、そうすると、副腎から出てるステロイドホルモンが段々出なくなるそうですね。
楳木代表
まあ、浄化を止めるわけなんですね。
支部長代理
そうですね。まあ、人工のものに縋っていって・・・、しかし、そのステロイドっていうのは、体全体の免疫機能を止めてしまうので、重篤な病気になるということが医学の常識でもありますけども。
楳木代表
それで、大阪支部に一番関わり合いのあるところではですね、新潟出張所にいらっしゃる80代のご婦人がですね、今年になってから、大変な浄化を頂いているんですけれど、細いお婆ちゃんなんだけど足がこんなんになって、所謂、余剰尿が溜まってしまっている人がいるんですけどね。庭山さんが、泊まり込んで浄霊する中で、夜少しずつ水が染み出るようになったんで、夜中、紙おむつをあてて寝ていると、朝になって起きるとぐちょぐちょになって、おむつが重たくなりますよね。赤ちゃんのね。あれくらい、もう水が出るようになって、80代後半でそれだけの浄化力が浄霊によって身につくことは、素晴らしいことなのでね。まあ、全快した時には報告をしていただこう、と思っているんですけど、この足に巻いているものが皮膚から出てくる。
それくらいの排泄する力を人間が持っているというのは、これが、医学的にいうと「排泄」とは言わなくて、「そこまで腐っている状態」という表現になってくるんですけども、私たちは、幸いに人体の力というのを知っていますので、そういう悪いものを排泄する力を浄霊をいただくことによって身につけることができるので、大変ありがたいと思います。
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【メシヤ講座 浜松支部】
眠いということは
参加者
湿性肋膜炎のところで、『此(この)病気の特異性は眠い事と・・・』とありますが、眠い事というのはどういうことですか?
楳木代表
腎臓が弱ってくると・・・、一番ひどいのは糖尿になった人が、突然意識がなくなることがあるでしょ。
そういうのと一緒でやはり眠くなってしまう。意識がちょっとね。腎臓が弱ってくると、血液の浄化作用が弱まってくるので、眠くなってくる。
だから血圧の高い人が薬を服まないと、そういう症状は起きてこないけれど、薬を服みだすと眠くなってしまうのです。血圧が高いのは、血圧で強く押し出して心臓の力を入れてろ過能力を上げるために血圧を上げているのだから。しかし、血圧の薬を服むと、ろ過能力が弱まるから・・・、血液がろ過されないので、どうしても眠くなるのです。
だから血圧が上がったら上がったほうが良いのです。そうしないと血液が行き渡らないから。そうすると悪化していきます。いろいろなものが。
参加者
眠いときには・・・。
楳木代表
腎臓を浄霊すれば良いのです。あまりにも眠いときには。だけど何もすることがないときには寝てしまえば良いのだよ。そういうときには。車を運転しているときに眠くなったら困るけれど、そうでなければ。
1時間くらい時間があって、眠くなれば昼寝をしてしまえば良いのです。
だいたい主婦は一日中働かなくてはいけないのでね。
勤めている場合は行って帰ってくれば、あとは「帰ったぞ」と言ってあとは家でダラダラしていれば良いけれど、主婦の場合はパートに出ようが何しようが、帰ってからも家のことをバタバタしてやらなくてはいけないから。やることがいっぱいあるからね。
参加者
体も疲れているということですか?
楳木代表
体も疲れているということです。主婦はね。でもあまり長く寝ないように。
10分から15分くらい寝ると、非常に体力がまた元通りになるから。だから勉強のしすぎで眠くなったときにも、少し寝ればいいのだよ。
【平成25年3月メシヤ講座 各支部より】