御垂示録15号 ②上座、下座について
(お伺い)
ただいまの上座下座のことでございますが、常に御神前に向かいまして、神様の左側が上座と思っておりましたのでございますが。
『神様のほうはそうです。しかし神様と人間は違います。向かうと神様と人間はあべこべになるわけです。あなたが妻君と二人で御神前に向かう場合にはどう並びますか。』
(お伺い)
右側が上座だと伺っておりました。
『そんなことはありません。なんでも左が上座です。それでなければ霊主体従になりません。霊主体従は知っているでしょう。「ヒ」は霊で「タリ」は満ちです。「ミギ」というのは、「ミ」は体です。「ヒ」と「ミ」です。』
(お伺い)
一般は御神前に。
ですから御神前は人間とあべこべだと言うのです。簡単です。ややこしく考えるといけないのです。真理は簡単なものです。神様が御神前に御夫婦でお並びになると、向かって右が男神様、左が女神様です。人間のほうはあべこべになるのです。一緒にするからいけないのです。分離すれば良いのです。なんでも考えるには一番簡単な考え方です。それが真理です。ちょっとでもややこしいものなら、それは真理ではないのです。だから真理というのは一番やさしいのです。それをゴチャゴチャにするのが邪神です。それで一番ややこしいのは共産主義です。
【御講話篇6 P300】