御教え集4号 ③呪は神様の御守護があればなんでもない

(御伺い)

K.K(二七歳)、昭和二四年一〇月肺の御浄化をいただき、お道によって治していただき、夫婦にて入信させていただきました。今年四月ごろより再度御浄化をいただき、咳がひどく八月一九日より私方(支部)に泊まり、御浄霊をさせていたたいております。来た当時は、非常に痩せ、またよく眠たがり、暇があれば眠っております。現在は少し肥ったようで、咳は多少少なくなり痰がよく出るようになりました。左を下にして寝ると咳が激しく眠れません。なにかすると、呼吸が激しくなります。私方へ来る前、みんなに奨められレントゲンを撮りましたが、左肺は全部、右肺は半分悪くなっていると言われたそうです。また、耳も聞こえかねるようになり、呼吸激しく入浴や散歩も好みません。光明如来様、御屏風観音様はお祀りさせていただいております。六年ほど前、初めの妻と折り合い悪く別れ、間もなく再婚いたし二人の子供がありましたが、当人が支部に来たころ亡くなり、子供の死因が不明にて行者(島根県)にみてもらったところ、先妻の呪にて病人に対し、地方でよくある「丑の刻参り」がしてあり、稲荷の裏の木に人の形を彫り、六寸釘が七本打ち込んであったそうです。病人は島根県にて、現在滋賀県の支部へ来ており、本人は子供の死を知りません。どのように御浄霊いたしましたらよろしいでしょうか。またこの悪縁をどうすればよろしいでしょうか。

 

(御垂示)

これは、霊的は少しありますが、あんまりありません。肋間神経痛ですね。肋間に毒がありますから、少し良く浄霊してやればたいしたことはない。

左を下にして寝ると・・・というのは、右のここ(横腹)に毒があるんです。息が激しく・・・というのもこれです。右の横腹を押してご覧なさい。痛い所があります。その浄化です。こう(左を下に寝る)すると、垂れてきて肺を圧迫するんで、それで咳が出て息苦しかったりするんですね。耳が聞こえかねる・・・これも、耳のほうに来ているんだから、こういうのは治ります。入浴、散歩を好まない・・・息苦しくなるから好まない。それから、こんな呪をされることがありますが、神様の御守護があればなんでもないですよ。呪ということが間違っているんですからね。しかし、呪というのは、効かないことはないですよ。なかなか効きますよ。あれは、怨みの霊ですからね。効くけれども、こっちに神様の御守護がある以上、障りはありませんよ。しかし、こっちが信仰する神様の力がないと、ある程度やられますが、メシヤ教の神様はなんでもありませんからね。そんなものは寄りつけもしません。ですから、いま言った・・・胸から横腹にあるから、それを浄霊してやれば良い。力を入れないで、痛い所か熱い所がありますから、それをやると、だんだん治っていきます。

 

【御講話篇5 P166】

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