事業名称変更
本日より事業名を「メシヤ教会」から「世界メシヤ教会」と改めさせていただきます。
また昨日は「節分祭」から「国常立之尊様奉祝大祭」へ、本日から「立春祭」を改めさせていただき、「世界メシヤ教会 開教祝典」とさせていただきます。
昭和25年2月4日当時立春祭では御神体は大彌勒御尊像とされ、「世界救世教 設立祝典」が執り行われましたがその後散花結実し、昭和から平成へ繋ぐ御神事をメシヤ教にて執り行わせて頂きました。
令和元年十月十日にはメシヤ松原として事業を始め、そして昨年、文明の創造発刊と共にメシヤ教会と改めさせていただきました。
世界人類救済の節目となる本日、本格的に世界メシヤ教会を開教させて頂きこれから更に始まる大浄化、破壊と創造に向けてメシヤ様の御経綸の代行者とならせて頂けますよう全身全霊で世界人類救済の聖業を力強く邁進させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
『地上天国』十三号、昭和二十五年二月二十日
巻頭言
本教団も逾よ発展的解消と共に、世界救世(メシヤ)教会の誕生となった事は、既に知らるる通りである。言うまでもなく、重大時期の切迫に応じた神様の大経綸に外ならないので、吾等は唯々諾々として素直に信奉すればいいので、寧ろその安易なるに勿体ない気持が一杯である。明主大先生の御言葉にもある通り観音様は仏のお働きであるから、凡てが和光同塵的、善悪無差別的で、温き御手を以て一切衆生に対し、大慈大悲の御救いを垂れ給うのである。然るに逾よ世界的大転換の時期となった今日、茲に化身の衣を脱ぎ給い、救世主として、観音力より幾層倍の大神力を揮わせ給う事になったのである。
その結果とし善は輝き、悪は滅びるのは当然で、いよいよ善悪立別けの審判的御力を発揮されるのである。一言にしていえば、世界の大清算であって、実に恐るべくして喜ぶべき時とはなったのである。
然しそれは恐るべきは悪人の側であり、喜ぶのは善人の側である。今日迄の長い間悪が覇張り、善が虐げられて来たのが、弦に一大逆転となるのである。踏み躙られて来た正義は、初めて華々しく報いられるのである。全人類は如何に此聖代を待ち望んだであろうと共に、此大偉業に参加を許された吾等の幸福や、全く空前にして絶後というべきである。
吾等も以上の意味を深く肝に銘じて、一管の筆を以てその一端の役割に奉仕すべく勇躍奮闘の決意を固め邁進せんとするものである。
『世界メシヤ教会 開教祝典』 御讃歌
此年の春立つ今日を芽出度くも救世教会創立なしける
長き世をかくろひませし常立の神出でまさむ春立つ今日の日
幾千歳虐げられし真道の光は漸くかゝ゛やき初めける
(昭和25年2月4日立春祭御歌)