高血圧・糖尿病
興味深い研究
例えば、高血圧にはレニンという酵素が関わっておりますが、レニンが直接血圧を上げるのではなく、アンギオテンシノ-ゲンというホルモンの前躯体(ぜんくたい)に作用して昇圧(しょうあつ)ホルモンのアンギオテンシンをつくり、それによって血圧を上げるそうです。
ですから高血圧の人には、レニンという言葉通り腎臓にも浄霊をよく取り次がなければなりません。また、レニンは顎下腺(がっかせん)でもつくられ、脳下垂体にも存在することが判り始めておりますので、そちらも浄霊を取り次がねばなりません。
そして、何故その人の肉体が血圧を上昇させなければならなかったのかを探求し、その人の生活習慣を改善してゆく方向性を見極めなければなりません。方向性が定まったら、実践してゆくようにお世話して差し上げます。これが救いです。
ところで、この純粋なレニンを腎臓から取り出すことに世界で初めて成功したのが「サムシング・グレ-ト」で知られている村上和雄博士です。村上博士が進めてきた研究の一つに「笑いの実験」があります。
この実験は、国際科学振興財団と吉本興業の共同作業として進められたそうです。また、筑波大学の医学系の先生と看護師の方々も参画し整合性を確保したそうです。そして糖尿病の指標となる血糖値が笑いによってどう変化するのかを調べたそうです。
糖尿病を患っている方々を実験台にし、難しい専門的な講義を聴いた時と、漫才を聞いて笑い転げた時とでは血糖値の上がり方がどのように違うのかを調べたそうです。その差は歴然としていて、笑いの効能がはっきりしたそうです。
「インシュリンの増産や、その利用効果の促進など、血糖値を抑制する方向にはたらくタンパク質が、いつもより多くつくられたのに違いないと考えられます。私たちは、楽しい気分が脳の一つの遺伝子をまずONにし、身体全体の生理状態を変えたと予想しているのです。(生命のバカ力・講談社)」と、博士は述べております。
メシヤ様が笑いを大変重要視されていることの裏付けのような話で、大変嬉しい気持ちになります。当然、私達も浄霊をいただきながらも苦虫を噛み潰したような顔をしていては何にもならない、ということです。まじめ一方でもダメだということですね。
これから信仰的価値を裏付けるような研究成果が次々と発表されると予測されますので、これからの時代は益々楽しみがあります。