メシヤ様の御力の恩恵に浴する取り組み―宗教宗派を超えて授けられる浄霊力

そして、メシヤ様の恩恵に真に浴するように運営してこなかったことがあります。浄霊力の普遍的な強化と問題解決力の強化がなされなかったのです。

メシ

年ヤ様は、ご昇天後について『(光を)霊界から出しますから同じ事です。反ってよく出ます。体があると邪魔になりますから』と述べられていますが、このお言葉に対する探求が弱かったことは周知の通りです。

私が賜わった『メシヤ様の御名を唱えれば宗教宗派を超えて浄霊力が授かる』というご啓示は、他の人にもっと早い時期にあっても良かったとさえ思われます。人類にとってこの上ない福音だからです。しかし、浄霊観が確立されなかったために遅れを見たと拝察されます。

今は大変な恩恵を賜わった訳ですので感謝すると共に、広く宣べ伝えてまいりたいという決意でおります。この秋に欧州へ御神体ご奉斎のために渡航しますが、それを契機に、海外で『宗教宗派を超えた浄霊力伝授』の取り組みが緒に就きます。

また、問題解決における、『霊主体従の法則』、『浄化作用の原理』の関連性を整理できて来ませんでした。即時性、合理性に基づく対応策も明示されませんでした。そのために、問題解決力を普遍的に指導することができなかったのです。

問題を抱えた人は、とかくその問題で身も心もいっぱいになってしまい、前に出ることも、また退くこともできなくなりがちです。そして、“右手と左手と、どちらが大事か”というように決めることができないことを決めようとして悩み、唯物的な即効的解決を図るものです。

勿論、金銭問題など素早く現実的な手を打たねばならないこともありますが、即効的に対応しつつ、因縁を解消すること、曇りを浄めること、本人の我執が取れることを同時に進めねばなりません。

その上で、二度と同じ問題が起きないために、霊の曇りが発生しないような生活指導が必要です。「景仰」に記述された内容に対する解釈の仕方が重要になる所以です。また、生活指導のポイントは、悩みを打ち明ける時やご祈願する時よりも、ごく普通の極めて日常的な営みの中に、また無意識の内に言うことや仕種の中に潜在し、時折見え隠れするものです。

問題解決には、指導者側の訓練が必要なのです。その上で大切なことが更にあります。

平成19年8月メシヤ講座より

 

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