アトピー性皮膚炎と毒素排泄作用

「三重支部」発会式における支部責任者の報告で紹介したアトピー性皮膚炎の写真は、各地で大きな反響を呼びました。掲載を許可してくださった濵口博幸さんに改めて敬意を表したいと思います。写真を目にした方の中には、ご自分のお子さんやお孫さんがアトピー性皮膚炎だったが浄霊によって御守護いただいた方もいらして、それぞれの体験を話してくださいました。御教えの素晴らしさ、浄霊の有難さを改めて感ずると共に、皆さんが御神縁をいただかれて何よりだったと思わせていただきました。

また、写真を見せてくださる方もいましたが、「余りにも可哀想なので酷い写真は捨ててしまいました」と語ってくださる人もいました。心中を察します。そんな中で、今回は埼玉県の佐藤紘美さんが写真を提供してくださいました。まずその写真を見ていただきましょう。

佐藤さんのお孫さんのアトピー性皮膚炎の写真です。上は最も悪く見える時(ピーク時)のものではないそうですが、症状がよく判ります。下は全快した後の写真です。利発な姿が微笑ましく、健康状態がよく判ります。

佐藤さんのご長男が写真を添付してメール送信してくださったのですが、「薬を使わないでアトピーが治ることは、奇蹟でもなんでもないということと、薬が最悪なものであるということを強調するために使っていただけたら幸いに思います。」という添え書きをいただきました。もっともな内容です。

「アトピー」とは、もともとラテン語で「奇妙なアレルギーの病気」といった意味合いを持つ言葉だそうですが、川島眞氏(東京女子医科大学皮膚科教授)は、渡辺淳一氏との対談(週刊現代・2008/5/24)で次のような発言をしています。

「私が医者になった昭和50年代は、アトピー性皮膚炎はたいした病気ではなかったんですよ。子供がアトピーになっても、小学校の高学年か中学生になる頃には、大体みんな治っていく。診察に連れてきたお母さんに、“お子さんはアトピー性皮膚炎ですね”と言っても、“これ、アトピーって言うんですか?”と全然関心がないくらいで。」

この発言内容と佐藤さんの文面を併記しますと、実は同じ意味のことを述べていることがお解かりいただけると思います。かつては、医者から見ても「みんな治っていく」ものだったのです。それは、毒素排泄作用であるので、毒素排泄期間が終了すれば、自然に治るのです。それが何故、今日では治りにくいもののように捉えられてしまっているのでしょうか。

それは、このように語る川島教授もステロイドを推奨している一人ですので、現代においてはすぐに治療と称して薬を使ってしまいます。これが大きな原因です。と言うのも、本来の毒素排泄作用を止めてしまい、結果的に治りにくくしているのです。また、皮膚に出る症状を薬で押さえ込んでも、喘息によって毒素排泄作用を起こす方も多いようです。

薬の使用の結果は、前回の濵口さんの報告で「当時娘は重症で三種類の塗り薬と、かゆみ止めの漢方薬を病院で処方されていましてが、薬を塗れば一時的にはきれいになりますが、しばらくすると湿疹が出てしまい、一向に回復の兆しが見えず不安な毎日を過ごしていたのです。」と書かれていた通りです。

ですから、薬を止めることで治り始め、浄霊をいただくことで毒素排泄を促進させるので、結果的に早く治るのです。ただ、この場合でも、食生活の改善に努めるほか、本人の一日の入浴回数を増やすことと、家屋の一日の清掃回数を増やすことを心掛けねばなりません。

平成20年5月メシヤ講座より

 

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