御教えに沿った本来の在り方を求めて
神奈川県藤沢市 菅谷敬
皆さま。「メシヤ様御降臨祭」誠におめでとうございます。私は藤沢から参りました菅谷敬です。よろしくお願いいたします。
本日は、私がメシヤ教に御縁をいただくまでの経緯とこの3年間の感謝の報告をさせていただきます。
私は、昭和63年に神慈秀明会に御縁をいただきました。そして青年時代は実践に取り組み沢山の奇蹟を体験させていただきました。しかし、ご存じの方も多いと思いますが秀明会は極端な活動の為に世間からも問題視されたり、御教えに沿わない活動をしていたために、沢山の不幸な信者さんをつくってしまいました。
そんな中で私は本当にこれが天国なのかという疑問も常にありましたが、いただいた御浄霊の奇蹟の体験が秀明会全てを肯定してしまうのです。また秀明会だけが唯一のメシヤ様の御教えに沿った教団だという教義から抜け出せずにいました。今も多くの信者さんが同じようにそう思っています。
そして、他の教団や秀明会に反対する家族、辞めて行った信者さんを邪神と言います。これは昔も今も全く変わりありません。
今から4、5年前の話ですが、私は今東戸塚に在る出張所のあるチームに所属しておりました。当時はまだ建設に向かって取り組んでいる最中でして、私も建設委員として活動しておりました。他にも献撰員の御用もいただいておりました。秀明会は御教えがあまり無いのですが、拠点には『明日の医術』を書き写したファイルが何冊かありまして、私はある時から毎日拝読させていただいておりました。
しかし、読めば読むほど疑問が湧いてしまいます。頭だけの浄霊がメシヤ様から直々に御教えいただいた浄霊法ならば、何故メシヤ様はこの御教えをお書きになられたのか?腎臓の浄霊も必要ないのではと。昔の話なのかな?とか・・・。ただ、その時点ではそれ以上は深く考えずに御用に取り組ませていただいておりました。
それからしばらく経ってから出張所建設が始まりました。地元の住民の方々による大反対運動があり、説明会の時に秀明会の先生が虚偽の発言をするなど私としては納得できない事が重なりました。信仰者以前の問題だと思えたからです。
地鎮祭の時には200人余りの住民の方々が抗議に来ました。終了後先生方は逃げるように立ち去ってしまい、一般の信者さんだけが取り残されて地元の方々ともみくちゃになり土地から出られなくなってしまいました。本当に緊迫した中どうなってしまうのかと思いました。中には突き飛ばされて倒れる信者さんもいました。先生方は何故信者さんを置いてさっさと逃げてしまうのか?とても腹が立ちました。
並行して私は建設反対の掲示板などの印刷係を任されておりましたので、毎日色々な意見を読むたびに複雑な思いが込み上げていました。それは、私は秀明会の善くない部分も沢山知っていましたので、反対意見に対して納得してしまう面もかなり多かったのです。
その頃インターネット上で御教えやメシヤ様に関するサイトをよく閲覧しておりました。ある日、浄霊の手の写真がトップページにあるホームページを見つけました。そこにはメシヤ教と書いてありました。あれ?一体誰の手だろうと思いましたが、直ぐにわかりました。その後、私はどうしても御教えを沢山拝読したいという欲望が抑えられなくなり世界救世教に所属する友達に何か御教えを貸して欲しいと頼みました。彼は直ぐに全集のCDを渡してくれました。秀明会では秀明会発行の御教え以外は隠れて読まなければなりません。
それから印刷して拝読に取り組ませていただきました。拝読すればするほど秀明会に対する疑問が湧いて来ました。その後近くのMOAの分院に初めて行ってみました。
秀明会では世界救世教は浄霊も効かないと言っておりましたが、実際には全く嘘だと直ぐにわかりました。ただちょっと長いというのが気になりましたが。そして友達の誘いでいづのめ教団のセンターに参拝させていただきました。私は本来の御教えに沿った在り方を求めておりましたが、自分の目で確かめてみなければ判らないという思いがありましたので、熱海の聖地にも行かせていただきました。翌日、今までにない程の激しい下痢と嘔吐で一晩で3キロも痩せました。
浄霊力の強化をいただき数々の御守護
ちょうどその頃並行してメシヤ講座を拝読させていただいておりました。そして「浄霊」と「祈りの栞に寄せて」の冊子を申し込ませていただき、その直後に腎臓の浄化をいただき、その時初めて「おひかり」なしの自己浄霊の体験をさせていただきました。
翌月に楳木先生から川崎の月次祭にお誘いいただき、私は喜びで一杯になりました。その事をいづのめ教団の友達に話したところ、後日彼から電話でいづのめ教団の先生が「ベンツで日本一周している人の所だけは止めたほうがいい。」と言っていると聞きました。私はその時はそれは違う人でしょうと彼に言いました。
しかし後でよく考えてみたらやっぱり楳木先生の事だと思いましたが、むしろご参拝させていただく気持ちが固まりました。
そして、以前にもご報告させていただきましたが、川崎の月次祭にご参拝させていただき、その時に長男の難聴の御浄霊の急所を教えていただき、わずかの間によくなる御守護をいただきました。
その頃私は秀明会には全く行かなくなっておりましたが、ある日、秀明会の先生と専従者の方がうちに来られたので、私は思っていることをはっきりと言わせていただきましが、その時も「(邪神に)やられている」と言われました。私が「御教えにはこう書いてある」と言うと、「そうかもしれないが御教えを読むのは良いけれども、御教えの内容を他の信者さんには絶対に言ってはならないし、君にはその資格はない」と言われました。
その時に私はもう二度と秀明会には行くことはないと思いました。
しばらくしてから、今度は先生一人だけで来ていただき話した時には別人のように素直な態度で私の話を聞いておりまして、帰り際には「とても勉強になったよ。でも皆には言わないでね」と言って別れました。それから直ぐに緊急に世話人以上を集めて「菅谷君には近づくな」と、「やられている」と話したそうです。今では仲の好かったほとんどの信者さんが私達に会うことを嫌がっているようです。
それでも連絡くださる方も何人かおられます。また、最近秀明会では多くの方が病院のお世話になっているようです。とても胸が痛みます。「本来はこうなんだ」と伝えたい気持ちで一杯です。
秀明会は御教えからは程遠い教団ですが、私はメシヤ様と出会うきっかけをいただいたので、その点では良かったと思っております。
そして、メシヤ教に入会させていただき、メシヤ様と太く繋がらせていただき、浄霊力の強化に努めさせていただく中で沢山の御守護と体験をさせていただいております。
平成19年の8月から我が家では毎月楳木先生をお迎えさせていただき、メシヤ講座をお許しいただいております。
秀明会の頃からの同志の三浦隆之さんの伯父さんの中村正幸さんは、毎月月次祭にご参拝させていただき、今年の地上天国祭でご報告されましたが本当に素晴らしい御守護をいただかれました。毎日飲んでいた薬も今では全く飲まなくなり御本人も「大変感謝だ」と仰っております。
私は楳木先生に出会いメシヤ教に御縁をいただいてから、本来の在り方でメシヤ様と直に太く繋がらせていただくことで、心から充実した日々を送らせていただいております。
また秀明会の頃とは比較にならない程、浄霊力が強くなっていますし、何よりもメシヤ様を近くに感じることが出来ます。大黒様の大きな御守護も沢山いただいております。家庭内も明るくなって子供達ものびのび育っているように感じますし、地に足が着いたような気がします。
最近ではうちの家内も以前よりも積極的にいろいろな方にご浄霊をさせていただいております。
子供の保育のお母さんの何人かの方にご浄霊させていただく機会がありました。9月にある方は妊娠2カ月目に7センチ程の卵巣膿腫がみつかり手術を促されておりましたが、再検査の前日に我が家に来た際に御神前で15分間程御浄霊させていただきました。その際に全身がポカポカと温かくなり大変不思議そうな面持ちでした。何の説明もないままお帰りになりましたが、翌日家内が会った時に彼女が病院で診てもらうと7センチあったはずの卵巣が2センチになっていて手術も「必要なし」と言われたとの事でとても喜んでいたそうです。その後も順調なようです。
私も家内もそこまで見事によくなるなんて思っておりませんでしたので、驚くととももにメシヤ様に感謝させていただくしかありませんでした。他にも沢山ありますが時間もありますので、またの機会にお話させていただきたいと思います。
来年の1月11日には勿体なくも支部発会のお許しをいただきます。
今はそれに向かって工事の真っ最中です。今回工事にあたっても大黒様の大きな御守護をいただき普通では有り得ないほどの価格で材料や職人さんの手配が出来ました。
まだまだわからない事ばかりで楳木先生におんぶに抱っこですが、地元の同志と共に一人でも多くの方にメシヤ様と直に太く繋がっていただき、御浄霊の素晴らしさをお伝えしていきたいと思っております。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
【代表先生のお言葉】
菅谷さんはそうしたものをトータルした浄霊力と御教え拝読ということによって、それまでの帰属教団からですね、このメシヤ教に繋がるその経過を報告していただいて、そして今「鎌倉支部」づくりに取り組んでいます。
もう神様のお導きなしでは、この「鎌倉支部」発会に向ける取り組みというのは考えることができないようなことが次から次へと起きている訳ですけれども、まあ菅谷さんは内装が専門で御神床も自分で作れる訳で「部材はどういうものにしたらよいか」ということで、私と何度も打ち合わせをしながら、今月の月次祭の時にその部材とデザインを確認したのですけれども、まあ大工が本業ではないので“組み立てるのは大変だなあ”と思っていたところ、御発表のように同業者が「今手の空いている大工がいるから」ということで、急遽連れてきてくれて、しかも親子で来てくれて2日間で組み上げてしまいました。
また、一階の台所の床がちょっと抜けそうな感じで心配な状態だったのですけれども、その床は板を嵌(は)めこんで仕上げてくれて「しかも格安でやってくれました」と報告をいただきました。
御守護いただいて“大黒様もずいぶん働いてくださっているな”と思ったその日に、実は新「広島支部」も御神床が完成しまして、神様の来年から始まる・・まあ来年と言いましても今日からですけれども、その御神業の中身というのを『急がれているのだよ』ということをヒシヒシと感じさせられるような、そういう報告でありました。