新しい御神業の一つは「文明の創造」を完成させる作業
それから今、濵口さんに拝読していただいたところは『文明の創造』という御論文の中から拝読していただきました。それ以外のところは拝読していません。それで何故『文明の創造』からのみ拝読したかというとですね。
これも次号の対談記の中で仰っているのですが、『アメリカを救う』という御論文と同時期に書かれています。冒頭引用しましたが、『新しい思想が生まれる。』とお述べになっておられますので、この御論文は『文明の創造』だと拝察できます。
まあ三重支部で「『文明の創造』の方が先だったんですね。途中から『アメリカを救う』の方にメシヤ様は傾注していかれてますね。」というような話が出ました。『文明の創造』という御論文を御執筆中に、『アメリカを救う』という御論文を書き始められて、『これからまず米国に働きかける予定になっている』と「対談記・16」で御述べになり『アメリカを救う』は『そのごく第一歩だ』と位置付けられています。
アメリカを手初めにして『世界を救うことになる』とも御述べになり、『ひと口にいうと世界革命だが、世界革命でも、精神的な革命だね』と示されています。その在り方を『文明の創造』で開示されるご予定で、一旦『アメリカを救う』を御執筆になり再度『文明の創造』に取り掛かろうとメシヤ様はなされていたと拝察できるのです。
しかし、それが途中で御浄化に入られて御昇天になっておられるので、これは完成しておりません。
だから今日から始まる新しい御神業というのを説明すれば『文明の創造』を作り上げるということになります。御論文を・・・。じゃ私が書くのですか、というと「私が書きます」とは言えない訳です。それは何かというと、メシヤ様は既にありとあらゆる御論文を書かれております。一つだけメシヤ様は『纏(まと)めるのは君達だ』と仰ってくださっておりますので、それを纏(まと)め上げるという作業をしてゆく訳ですね。
だから『文明の創造』の仕上げとは、メシヤ様の御論文を体系化してゆくという作業です。そして、仕上がった『文明の創造』を拝読すればメシヤ様の御精神、御心それから御神業に向かう姿勢とかですね、それから人間が生きてゆく上での御精神とすべきものとか、そういうことがわかるようなものを作り上げなければいけないと強く考えるのです。
その作業を今日よりさせていただきますので、その作業をしていく上において1年に2冊ずつ本日配布するものと同じような研鑚資料を発表してゆきます。それを半年間ずーと勉強してゆくと同時に、メシヤ講座でも『文明の創造』に沿った話をしてゆきます。そういう御神業が実は今日から始まる御神業の主軸なのだと受け止めていただきたいと思います。