ご経綸について

それでは、創造主が進められた御経綸というものを考えていきますと、この御経綸は科学者が実証して来ているわけです。この科学者が実証してきた主神様の御経綸というものはいったい何かと言うと、大体宇宙は約150億年前に出来たであろうと言われています。そうすると、○○君に質問だけど、宇宙が150億年前にできたので、宇宙の半径はどのくらいだと思う?宇宙は光の速度で広がっているわけだ。150億年前に出来たので、だからこの宇宙の半径はどのくらいだと思う?では今から宿題を出しておきます。メモ用紙はある?メモ用紙に鉛筆で書いておいて。

光の速度はどのくらいか聞いている?○○君。光の速度。まだ速度は習ってないか?掛け算は結構出来るでしょ。そうするとね、まず家に帰ってからインターネットか辞書で地球の半径の距離を調べる。光の速度は一秒間に地球の周りを7.5回るから、一秒間の距離は地球の半径×2×円周率×7.5という事になります(光速は、約30万キロメートル)。これが一秒間だから、一分は何秒?

 参加者○○君 60秒です。

 先生 そうすると、×60。一時間は何分?

 参加者○○君 60分です。

 先生 そうすると×60。一日は何時間?

 参加者○○君 24時間です。

 先生 では、×24。一年は何日?

参加者○○君 365日です。

 先生 では、×365。

これが大体光が一年間に進む距離だね。それに×150億。これが今現在、今の時点の宇宙の半径です。だから来月、○○君にこの半径を答えてもらうから、計算してきてね。で、自分がわからない時にはお母さんに計算をしてもらってください。恐らく「何乗」をつけないといけないから。京(けい)以上になるからね。一億の一億倍は一兆というのは習ったかな?その上に京とかあるということは習ったかな?大人でももう忘れてしまっているかもしれないけれど。その辺はもう書ききれないので、お母さんに何乗ということを教えてもらって来月の二月に「これだけになりました」ということを報告して下さい。

しかし、こうして話している間にも宇宙というものは広がっています。光の速度で広がっているわけだから、今「計算が出来ました」と言った瞬間に、もうそれプラス何秒分を足していかなくてはいけない。それくらい主神様という御存在は大きいということです。まず、そのことがわかっておかなくてはならないのです。

そして、前にも何回かお話しましたが、地球は何年前に出来たか覚えていますか?大体45億年前に出来たと言われています。ではその時の地球はどうなっていたの?わかりやすく言うとドロドロと燃えている火の玉だったのです。で、これは太陽が最初に出来て、水・金・地・火・木・土・天・海・冥と惑星が出来ました。だから太陽の周りをみんな回っているのです。しかしこうやって、冬は寒く、夏は暑いよね。さっき「太陽の光に当るとあったかいね」と言っていたでしょ。でも冬の太陽よりも夏の太陽のほうが暑いでしょ。それはどうして?それは太陽に近いからです。ほんのわずかでも太陽に近いと暑くなるのです。ではどうして太陽に近い時と、離れている時があるの?これは地球の地軸が、地軸というのは、コマの心棒と思えばいいのだから。コマの心棒が太陽に対して直角ではなくて、少しだけ斜めになっているからです。傾いているのです。だからこうやって回っているから、太陽からの光がよくあたる時と、離れている時とがあるのです。このような状態の時には日本は太陽にいつも近くで当っているから、暑くなるのです。

ではどうして垂直ではなくて傾いているのだろうか?これは地球が太陽に対して直角の地軸でぐるぐる回っているときに天体物質がぶつかったからです。ぶつかって地軸が傾いたのです。その時に破片が出来てその破片が月になったのです。そして、当然月も回りだして、月も地球の引力の影響で地球の周りを回りだしたのです。ここまでは大体想像できるでしょう。地球が太陽の周りを回って月が地球の周りを回っているという状態で今があるのです。そうすると今度は太陽は公転していないのかと言うと、銀河系を回っているのです。太陽が公転している周りを地球が回り、地球の周りを月が回っていると。これが我々の地球周辺の動きです。で、太陽は、銀河系をまっすぐに回っているのではなくて、このように(楕円、蛇行軌道)回っていると言われています。銀河系の中で地球はこのように回っています。これが地球の動きは螺旋回転をしているということになるのです。だから私達の遺伝子は螺旋状になっているのです。この地球で命が生まれたから。そしてその周りを月が回っているから、二重のらせんになっているのです。これは地球に生命が生まれたからこそ、我々の根っ子の遺伝子は二重螺旋になっているのです。

で、これを今から3000年以上も前に、神様が教えてくださっているのです。天之御柱を女の神様が先に回って、男の神様が後に回ったら、国造りが失敗しました。そこで、ご主人が「お前が先に回ったから国造りに失敗したので、今度は私が先に回る」ということで、男の神様が左回りに回って、女の神様が右回りに回ったらうまく出来た、と。この神事は何かというと、生命のもとは二重螺旋、二重に回っているという事を人間に分からせるために、古事記の中に最初に国造りの中で、伊邪那岐尊様と伊邪那美尊様のこの国造りの話を入れているのです。

で、それを現在は科学者が実証して、遺伝子は二重螺旋になっている、ということが段々わかってきたのです。そして、更に今は二重螺旋だけではなく、ゲノムまで解読できるようになったのです。二重螺旋のどの部分が五本の指になるとか、どこの部分で目が2つできるのかとか、どこの部分で鼻が一つで穴が二つになるのか、というような遺伝子の情報が細かく刻まれているのです。で、それに例えば赤ちゃんがおなかの中に宿ったら、何ヶ月目になったら手が出てくるというようなことは、この遺伝子の一つ一つのなかにキチンと組み込まれているのです。時期が来れば手が出きたり、足が出てきたり、最初は尾が出ていたのが引っ込んでいって、尾骶骨や人間のお尻の形になっていくとかいうのは、時期がくると遺伝子が操作してそういうような形を作っていくということです。

まあ、話はいろいろに膨らんでしまいましたが、45億年前にこの地球が出来て、月が出来て、そして38億年前に生命が宿りました。それでは地球が出来て何年経ったら生命が宿った事になりますか?45億年から38億年を引くと・・・。45から38を引くと?

 参加者○○君 7になります。

 先生 七ですね。だから地球が出来て七億年経って生命が宿ったから、七というのは成るという言霊になったのです。この七で、例えば、お亡くなりになった人は七が七回くると四十九日になるのです。だから初七日、二(ふた)七日・・・と積み重ねていって、七が七回積み重なると霊界人になりますよ、ということで四十九日法要を執り行うようになったのです。こういう風に7と言う数字で決まっていっているのですね。これが完成、成るという意味に繋がっているのです。だから一週間も七日でしょ。西洋でも七によって出来上がっていくということは、神様によって分からせていただいているのですね。

実はこういう仕組みを作ってくださった御存在が主神様です。創造主であられます。その御経綸を我々は信じているので、その神様から流れてくる光だからこそ、人間の体を創造し形成の仕組みを造られた神様からの光だからこそ、浄霊をすると体のつくりが本来のものへと整っていって結果的に病気が治っていくという事です。

 

平成23年1月メシヤ講座より

 

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