メシヤ教へのメッセージ

楳木代表

しかしながら、今年の4月の熊本、大分の地震の、本震の夜から起きてきたことはですね、メシヤ様直接ではないので、非常に頭から理解が出来ないところがあった訳ですね。それはある人を仲介してですね、『自分は宇宙から地球に降り立った種のようなものだ』と・・・そういう存在だということで、意思が伝わってくるようになりました。その仲介者というのはですね、メシヤ様が「源義経」の時代にですね、私がメシヤ様の意向を受けて首を刎ねた相手だったらしいのですね。

だから、私がその時代に首を刎ねた人間が仲介者になって私に伝えてくるので、これほどですね、私が身につまされることはないわけですね。そして、しかも私は、前世とか前々世についてこれだけ具体的に知らされたことがないので、非常に気持ちの悪い内容でありました。しかも首を刎ねた相手ですので・・・。(詳細は割愛します。)どうも、メシヤ様の意を汲んで私がそうやって首を刎ねてしまったという・・・その相手が仲介になっているので、どうしてそんなややこしい人を仲介者にするのかなぁ、と私も随分悩んでしまったところもあるのです。

その理由はですね、私の信奉者だと私のいいように話をしてしまうし、感情が入ってくると・・・神界からの伝達について、感情を入れて私に伝えてくるようなことがあってはいけないので、敢えて、自分の首を刎ねた人間に対して伝えるという、謂わば冷酷とも言える形で冷静に伝えるためにその者を選んだということで、それが前段です。そういうことから話が始まりました。

 

メシヤ教へのメッセージ

楳木代表

そして、昨年の3月3日にですね、『メシヤ降誕本祝典記念大祭』を執り行わせていただきましたけれども、その直後にその方は入会してきたわけですね。その時に私と初めて会った時に、すうっとその時からある意思が頭の中に入り始めたらしいのです。

それは『今まで楳木が積み上げてきた、今日の「はしがき」にあるような論理立てというのは、今まで世界救世教の職員がここまでやれた人間は一人もいないので、このお陰で多くの方々が救われてきたし、これからも救われていく。しかし、今3月3日の本祝典記念大祭をしたことで満足をしていると、このままでは田舎宗教で終わってしまう。今迄の各教団と何等変わらないことで終わってしまう。だからこれから楳木がこの祭典を通してどのように変わっていくかということを見て、次に必要なことを知らせるので、それまではじっくり構えて置くように・・・』というふうに言われたそうなのですよ。

その人にしてみれば、世界救世教は色んなところで大変な状態になっているところに、このメシヤ教が唯一御教えに沿った教団運営をしているので、ここで自分は信仰を一からやり直そうと思って参拝したのにですね、そんな話がきたので、“何でこんな事が入ってくるんだろう”ということで随分悩んだらしいのですけれども、しかし、メシヤ講座に参加して勉強していこうということでずうっと取り組んできて、ちょうどですね、去年の暮れぐらいから具体的なものが入ってくるようになったそうです。

その入り方というのはですね、宇宙から意思がその人の額にドンと入ってきて、入ってきた時にその意思は全部分るのですけれども、それを文字に落としていくと(これはさらに簡潔に纏めたものなのですけれども、それでこれ位ですが)文字にしていくと膨大な量になっていきます。

これはですね、意思がドンと入ってきて、文字起こしをしていくと膨大な量になっていくというのは、以前メシヤ講座の中でお話しましたですね、言霊学の話をした時に、日本人に初めて言葉を与えた時にはどういうことがその前に行なわれたかというと、所謂、霊界の方で、言霊界の方で、「クスツフヌムル」という声なき声が繰り返されて「クスツフヌムル」が飽和状態に霊界でなった時に現界に「あ」という言葉が出たんだ、という話を以前したことがあると思うのですけれども・・・それと同じ方式だというのがよく分ると思います。

その「クスツフヌムル」を理解するために、初めてこの御神体を御奉斎する土地が大分県の玖珠町に指定されたということになってくる、ということも、古いメシヤ講座を読んでいただくと判るんですけれども・・・。その玖珠というところから出発して、「クスツフヌムル」というのを理解させるために、わざわざ私が辞めた時に北海道でですね、暴露本を出す予定だったのですね、世界救世教の・・・。暴露本を出して、信者さん方に真実を知らせていこうと本を出そうという予定だったのですけれど、ある事情で北海道へ行けなくなって結果的に大分県の玖珠に帰らざるを得なくなって、そこからメシヤ教を一から始めて、皆に見本を見せて、暴露本ではなくてその見本を見せて、皆に本来の世界救世(メシヤ)教とは何かというのを示すようにというふうに御下命をいただいて始めたわけです。どうしてこの田舎からやらないといけないのかなぁ、と思った時には、この「クスツフヌムル」を理解するためにこの土地を選んだということが分かったのです。

その言葉が現界に出る前に霊界で鳴り響いて、それが飽和状態になった時出てくるという方式と全く同じ方式で、仲介者の頭の中に意思がドンと入ってきて、それを言葉に起こしていくと地上天国祭で話したような内容に先ず最初はなったということです。ですから、そういう方式を今回は用いたので、そんなことであれば直接私の頭の中に入れてくれればいいようなものですけれども、そうするとですね、何と・・・『言われたからやるという気持ちになってしまう』と。

「メシヤ様がそういうふうに仰ったから、今から、やっているんだ」という話になって、人のせいにしてしまう。それからもう一つはですね、『入ってくるようになると指示待ちをするようになる。指示待ちで動くと創造的な動き方は出来ないので、まずは人を介して伝えることによって腹の中に湧き立つものを作らないと、そうしないと御神業というものは進めていくことが出来ないので、それでこういう方式を取った』というふうに後々教えて頂きました。

そして学問的に積み上げてきた御神業の進め方は、これは全てこれでいいので、その上で進めていかないといけないことが、皆の覚りを得ていくことをやっていかないと、覚りが得られる体制を取っていかなければいけない。その為にこの『主神様とメシヤ様』の御教えを早く勉強を開始しなさいということが、最初の指示でありました。

何故そういうふうになってるか、何故覚りを開かなければいけないかということが中々分らなかったのですけれども、最終的に分ったのは一昨日です。それは何かというとですね、実は楳木に力を与えるので、当然メシヤ教には力がどんどんくるので、だから各教団の中で一番奇蹟が出ているだろう、と。それを見ればメシヤ教が中心になって御神業を進めていくというのは、もう当然分るはずだ、と・・・。だからそれを力強く進めていくのだけれども・・・と言われたんですけれど、このメシヤ教の今の大きさで、そんなことが出来るというのは中々ちょっとあり得ないことではないかなぁ、というふうに思っていたところが、その腹を見透かれてですね、『小さいから出来るんだ』と。『小さいから、御教えというのが徹底することが出来る』と。

今集まっている人間の中に徹底して、それでみんな覚りを開いていけば、そうすれば大きな渦が起きて、そして「世界救世(メシヤ)教」を復興することが出来て、それがメシヤ様が最初に持った構想を実現することが出来るのだ、というふうに伝えられました。

 

「散花結実」の真の意味と今後のあり方

楳木代表

それだけメシヤ教に力をくれるんだったら、その頃ですね、私の大腸から直腸が浄化しておりましたので、お腹の掃除をしたから「私の腹の中に光を入れてくれるのですか」というふうに頼みたかったのですけれど(爆笑)・・・メシヤ様は光の玉が腹中にあったので御神業が、あれだけの力を発揮することが出来たし、大勢の方々にですね、力を授けて人を救うことができたのに、それに比較すると私というのはそういうものが全くないので、これでそんなことが出来るわけがないじゃないですか、というのが、私の不満でした。

私に対して何か力を入れるとかいうことが一切ないのに、私が担っていくことが出来るかというのが実は不満だったのですけれど、それを見透かしてですね、一昨日、『要するに楳木というのは、メシヤ様の御昇天に対しては昭和25年の御法難のために脳溢血状態になってですね、そして命を縮めたという判断をしている、これは人間的には正しい。』と、しかし、神界からすると、メシヤ様の腹中に宿られた光の玉にミクラタナの神様が宿って、『成長して膨らんできて身体がもたなくなったのだ』と。そしてメシヤ様のお身体は『散ったのだ』と・・・『これが「散花結実」の「散花」の意味なんだ』と大変な思ってもいなかった御垂示を賜ったのです。

そして「実」がどんどん大きくなって、今地球上全体を、このミクラタナの神様が成長して包んでいると・・・だから世界中の人々にメシヤ様の御存在を知らせればいいのだ、と。

そうすれば、光の玉というのはもう地球上を包んでいるので、メシヤ様の御存在を認識さえすればみんな霊性が高まって幸せになっていくんだ。これを伝えていけばいいんだ、と・・・。

今まで私達はメシヤ教の中でですね、浄霊力を強めるために、メシヤ様と直に太く繋がるようにというふうに、みんなに掛け声を掛けてですね、組織ではないのだ、と・・・メシヤ様に繋がれば力強い浄霊力をいただけるんだ、御守護いただけるんだ、ということで取り組んできましたけれども、これが非常に狭い取り組み方だったということです。

これからは、組織を超えて、どんな人にもですね、或いは他教団、他教団の方にも随分メシヤ様のことはお伝えしてきましたけれども、もっと大きい気持ちでどんどんメシヤ様のことをお伝えして、メシヤ様と直に繋がりさえすれば、浄霊力も身に付けることが出来るし、大きく光を力をいただくことができるんだということを教えていきさえすればいいのだ、と・・・そういうことが今出来る時代になったのだ、と。

平成28年7月メシヤ講座岡山支部より

 

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