血圧降下剤を飲むと何故血圧が下がるのか?
受講者
血管が広がって、血流がスムーズに流れるから、血圧を下げるんじゃないんですか。
楳木代表
違います。要するに腎臓の中のろ過装置があるでしょ?
その腎臓の中に血管が一杯張りめぐらされていて、その中に血を通して、ろ過して、尿を作る。
ろ過という血液自体をきれいにして、静脈に通して、きれいな血液にして、全身に配っていく。
そのろ過装置が、年と共に、あるいは酒の飲み過ぎで、または薬を飲み過ぎたりすると、だんだん壊れていく。
そのろ過装置が壊れていくと、一回壊れると再生能力がないわけ、人間の脳と一緒。人間の脳も15歳まで細胞分裂していくけど、15歳で細胞分裂は止まって後は壊れていくだけです。(普通には)再生しない。だからメシヤ様も(肉体面でいえば)73歳で御昇天になってしまった。
それは脳貧血で、脳細胞が貧血で、意識はない間に脳細胞はスピードをもって壊れていく訳ね。
だから、癲癇が怖い、というのは、意識がない間に脳細胞が壊れる、だから癲癇が怖いんです。癲癇やひきつけがいくらあってもいいんだけど、意識がない時に脳細胞が壊れていくと、怖い。
この腎臓の中のろ過装置が壊れると、ろ過能力が下がるので、血圧を上げて一杯ピューと通さないと、ろ過が出来なくなるから、腎臓から心臓に向かって“血圧を上げてくれ”という、酵素が出るんです。そうすると、心臓は“分かりました”、ということで、どんどん血圧を上げるんです。
この酵素の伝達というのは、実は腎臓から出てる訳ではなくて、血液がきれいかどうか、というのを感知する脳、ここ(中枢神経指令塔)から、“どうもろ過能力が弱ったようなので「血圧を上げなさい」”ということを、「心臓に指示」する。
で、降下剤は、この「指示を出さないようにブロック」する。心臓に対して血圧を上げてくれという指示を出さないようにブロックする。これがまず第一の降下剤、そうすると今度は血圧が下がるので、みんな安心するんだけど、安心出来ないのは腎臓な訳です。
ポンプが弱まったから、ろ過装置が、また鈍ってくる。
このろ過装置が鈍ってくると、腎臓は今度どうすると思いますか?夜も働かないといけなくなる。若い時は、腎臓も休む訳です。
しかしろ過出来なくなると、腎臓だけは、あ~眠たいな~、と思いつつ、一生懸命ろ過してるわけです。
でもこの時、まだ腎臓が丈夫な時はいいんだけれど、それ以上出来なくなったら、血液中の糖分の量とか塩分の量が非常に濃くなります。
そうすると、腎臓から尿を膀胱にいく尿管にうつす時には、血液を薄めるために、腎臓から血管に水分だけを取り込む。血管はパンパンになる。
しかし、医者から見るとこれだけ血管が腫れると危ない、また何とかしないといけないということで、今度はおしっこが出にくくなるから、利尿剤を投与する訳です。
この利尿剤というのは、一体何かというと、腎臓から尿道に行く、その尿の中から血管へ水分を吸い込むところをブロックする薬なわけです。腎臓が働いて尿が一杯出るようにみんな思い込んでいるけど、実はこうやって水分を取り込むことをブロックして一杯尿を出している訳です。
そしてこの降下剤を飲み続けるということは、腎臓に鞭を打っていることと同じになる、もうバチバチと。そしてその後腎臓はさらに悪くなって、透析というふうなことになっていく。しかし製薬会社からすると、こうして段階的に薬を飲ませていって最後には透析となる。透析を受けられると永遠に受けないとダメになってくるから、こういう構想が製薬会社としてはあるわけです。
楳木代表
だからメシヤ様は血圧は300までは大丈夫だとおっしゃっています。しかし今の優秀な医者は200まで大丈夫です、と。一方、製薬会社は140まで下げているワケね、降下剤を売る為に。
しかしね、御守護いただいている人達が、200あっても、薬止めて浄霊だけで行こうとしてる時に、一番肝心なのが腎臓の働きが分かってないということです。分からないからです。ろ過能力が下がっているのだから、血液を汚さないということに懸命に生活をしていかないと。血液を汚さないという生活、そういう生活指導をしていかないと、この人はいくら浄霊をいただいても血圧は上がり続けると。・・・血圧が上がらないと腎臓が血液をろ過出来ないから。だから高くないといけないわけです。血液がろ過されないから。
だから今度は薬を飲まないでこの高血圧に立ち向かおうとしたら、浄霊と自然食を徹底しないといけないわけです。
御教えでアドバイス
受講者
ある人は、すごい左の腎臓が固いんです。そして血圧が上がると、フラッとするみたいなんですね、そこで近くに看護婦さんがいて、「飲まないとダメだ」と言われたりしてます。結構自然食はしてますし、浄霊もいただいてます。
楳木代表
自然食を徹底しているというけど、ほんとにしてるの?
受講者
お米は実家で作ってくれてる米だから、完全に自然米とまでいかないけど、極力化学肥料とかは入れてないけど、全くの自然米ではないですね。
楳木代表
米が主食だから、一番ダメですよ。だから200ぐらいまであった人は、食事を徹底して、血液を汚さない食事にしていかないとダメですよ。
そうして、食材の問題として、取り入れていいものと、ちょっと控えないといけないもの、を考えないとね。これはメシヤ様が割合をおっしゃっているでしょ。朝は7:3、昼は5分5分。
受講者
・・・
楳木代表
そうすると要するにメシヤ様の指導通りの食事をしていないわけでしょ。何の為にメシヤ様はそういう食事のことに関してまで、御論文をお書きになって下さったのかということを、よく分かった上でそれを取り入れて行かないといけない、そういう時には。
受講者
病気してる時はやっぱりタンパク質とらない方がいいんですよね。
楳木代表
病気によってです。だけどメシヤ様のおっしゃる割合で食べて行くと、それ程に血液が汚れないわけです。7対3、野菜と肉魚の割合だから、朝は味噌汁とお香の物位にしておかないと、目刺しを食べると割合が多くなるでしょ。味噌汁を作る時に出しをとるでしょ。あれでどれだけカツオを使う?味噌汁を作るだけで、どれだけタンパク質を使うか分からない。
受講者
植物性のタンパク質をとっているのか、動物性のタンパク質か、ということですね。
楳木代表
まぁその家の中まで入ってないからわからんけどね。一人一人に、細やかに、あなたはこういう食生活をしなさいというところまで指導しないとね。
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今の「病理学」と「薬理学」は合体して、そして血圧降下剤が出来ているんですが、血圧降下剤はどこに働くかというと、これは以前にも何回もお話しましたが、血圧が上がる仕組みを見ていくと・・・、腎臓は血液をろ過して、排泄物を尿に変えて外に出していく。また、ある程度の年数が経ってくると、この腎臓が非常に疲れてくる、腎臓が疲れてくると、通常の血圧ではろ過しきれなくなる、その為に今度は腎臓から心臓に向かって血圧を上げてくれというホルモンが出ます。分泌されます。これが心臓に伝達されたら、よし分かったということで、血圧を上げて行きます。
ですから、血圧降下剤の薬をよく読んでみると、そこにリネンという薬があります。このリネンというのは腎臓から分泌されるものの名称の一つです。だからその辺まで解ってる訳です。腎臓が元で血圧が上がるんだと言うことが、解ってるんです。だから製薬会社は腎臓からホルモンが出て、心臓にメッセージを送って、血圧を上げさせているから、その腎臓のホルモン分泌を出ないようにブロックさせれば、血圧は上がらないということに、製薬会社が気付く訳です。
だから血圧降下剤というのは、腎臓から出る血圧を上げてくれというホルモンをブロックするのが降下剤という事なんです。だからこれは、対症療法だからブロックするという結論を出している。
しかしメシヤ様は、腎臓が疲れるから腎臓を良くしなければいけないというお考えなので、血圧降下剤を入れることで、さらに腎臓が疲れてしまうということです。ですから「腎臓が心臓に対して血圧を上げてほしいというメッセージが出ている」という事まで、いわゆる「病理学、生理学、薬理学が気付いた」という事に対して評価をしている訳です。
【平成23年4、7月メシヤ講座旧枚方支部より】
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