「『文明の創造』総篇 健康と寿命」(文創 昭和二十七年)

「『文明の創造』総篇 健康と寿命」(文創  昭和二十七年)

本文は『文明の創造』50ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 枚方支部】

今日の御教え、冒頭1行目に、『私は之から医学を全面的に批判解剖してみるが』と書かれてあります。医学を全面的に批判解剖してみるが、という御教えを拝読した時に、レベルが低く読んでいくと、医学を全面的に否定していくという風に読んでしまいます。対立的に読んでいくと、「あっ批判しているんだ」というところから、否定していってしまう。こういう捉え方をしていくと、我々の考え方が少し変わって行ってしまいます。

ですから、これはどういう事かというと、先月皆さんにお配りした『文明の創造(二・下)』のところで、種痘を評価していらっしゃいます。それはその時代の中で、人類が不幸になるところを、止めた部分を評価しているんです。

しかし、その種痘も間違いであるという風に、その後に論説を加えてあるんです。ですから種痘を評価したというのは、その時代に人類の不幸を一時的に止めたという事を評価している。しかしそれも本当ではないので、本来抵抗力というのは、抵抗力がつけばつく程、病気(浄化)になっていくんだと、メシヤ様は論理立てていますね。

メシヤ様の御教えを全体的に拝読していかないと、批判解剖というのはただ単に対立的な考え方で、 『夜の時代』の癖を以って読んでしまうと対立的に読んでしまいます。メシヤ様の御心は全人類が幸福になるということが目標なので、全人類を救っていくというのが目標なので、その為に批判解剖していくということです。

医学の面でも「解剖学」はある程度評価されておられます。そして、私は「病理学」と「生理学」それから「薬理学」の人体の仕組みを解明した部分を評価しています。

***中略

 

それから次の段落の2行目から読みますね。

『尤(もっと)も之に就(つい)ても私は神様から示されてゐるが、最低百二十歳から、最高は六百歳は可能といふ事である。従って人間が間違った事さへしなければ、百二十歳は普通である』

と、こういう風に書かれてある。ですからみんなまだ半分も生きてない人ばかりなんです。後ろにお座りの方々は大体半分くらい(笑)。

だからこの120歳というところは、「1つのテーマ」でありますね。 だから・・、早稲田大学の創設者、御存じだろうと思いますけれど・・。

 

支部長代理

大隈重信さん・・

 

楳木代表

大隈重信の「定説」は、誰か聞いた事ない?

 

受講者

………

 

楳木代表

大隈重信さんはね、人間は気をつけて生活して生きていれば125歳までは生きられるというのを信念として持っている。その信念の下に、早稲田大学を作って皆に勉強してもらいたい、ということをテーマにしている。〔大隈重信: 天保9年(1838年3月11日)- 大正11年(1922年)1月10日没〕

だから125周年記念式典を早稲田大学上げて盛り上げている。だからその125周年の根底には人間は125歳まで生きれるということが根底にあるわけです。それでこの「間違った事さえしなければ」ということを、この時に皆さん考えていただかないといけない訳ですね。

 

間違った「衣」を『改める』 

楳木代表

メシヤ様は「文明の創造」で昭和27年に間違った事というのは、一番は病気に対する考え方だと、薬をもって病気を治そうとすることが一番間違っていることだと、メシヤ様はここで集中しておっしゃっている。

それでは、平成23年で間違った事とは一体何か、と。これは「信仰生活」になってくる訳ですね、ここからね。 平成23年における間違った事は一体何か、という事に気付いていくということが実は「信仰生活」ということになってくる。

間違った事というと皆さん方の頭にピンピンピンと思い浮かぶでしょ。一杯浮かんでくるでしょ。言えないことも、間違った事が。その間違った事を大まかに「衣食住」に分けて整理していく。

まず我々が着ているもの、身につけているものに間違ったものはないか。まず「衣」ということについては「身につけるもの」ですから、風呂入った時に使う石鹸は何を使っているか、シャンプーは何を使っているか、化粧品は何を使っているか、それからトイレ入った時のトイレットペーパーは何を使っているか、ウォシュレット使いすぎてないかとか、そういうことが、ずぅーと上げられます。

ウォシュレットも使いすぎるといけないのね。というのは、善玉菌までも洗い流してしまうから、ウォシュレットが出始めてから日本人に痔が一挙に増えています。清潔にし過ぎると痔になるということです。これもあるので、この辺も程ほどにしておかないといけない。

それから皆さん方下着はどうですか?安全な下着を身につけていますか?綿100%、ね。これはナイロン製のものを使っていると、女性の方は婦人病を起こしていっています。いや私はちゃんとした綿100%のものを身につけていますと、言っても今度は洗剤はどうかと。そこで、合成洗剤は何故汚れを良く落とすかという論理を聞いた事ありますか?

界面活性剤でいわゆる服地の織り目を広げます、繊維を広げて、そこに洗剤が入っていくので、よく汚れを落とすということになっています。ここまでは(洗濯ということだけみると)理想的な洗剤なんだけど、この界面活性剤が残った服を着ると、皮膚につくとどうなるかというと、皮膚を広げるんです。皮膚もツルツルだけど、実は網目のようになっていて、汗腺、汗を出す穴とか、毛穴もあります。これを広げてしまうんです。そこでたまたま、ここは土壁だからいいけど、例えば、化学物質で充満した部屋に入ると、皮膚から化学物質が入っていってしまうんです。合成洗剤と同一に柔軟剤なんかを入れていると、もう皮膚から柔軟剤も入る。体が変わって行ってしまう、ふにゃふにゃになっていってしまうんです。

これだからこそ、界面活性剤の入った合成洗剤は良くないということなんですね。ですからこれからは、洗剤も石鹸も充分吟味して使うということです。この「衣食住」の「衣」の部分はずいぶん守られている、しかし東方之光はそこまで徹底しているか?おそらく全然徹底していってない。

 

「自然の洗剤」は汚れが落ちないです。落ちないからいいんです。

 

受講者

家族から言われるんですよ。

 

楳木代表

だから家族にそういう説明をしていないからです。白いシャツなんかは、だんだん黄色くなってくる。黄色くなって、それがいやなら買い換えればいいんです。この私が着ている麻のYシャツはユニクロで定価1990円です。しかし、私はいつも500円になった時に買います。大黒様と相談しながら、いつ安くなりますかと、尋ねておくと、(笑)ちょうどいい時に500円になるから、500円になったら買います。大黒様に、そうやって働いて頂いてね(笑)。まだ3年目ですけどね、まだ大丈夫です。洗濯は大変だけど、それはアイロンさえかければいいんです。

 

受講者

やっぱりへんな洗剤使うと、体が痒くなりますよね。

 

楳木代表

そう、この間群馬でね、アトピー性皮膚炎の子供がいて、洗剤に気をつけて使っていて、大分治まってきてたのを、おばあちゃんが自分のいつも使っている化学洗剤で孫の服を洗ってしまった。その子は、その服を来た瞬間にバァーと痒いのが出ちゃってね。だからね、いかに化学物質が恐ろしいかということですね。

 

間違った「食・住」を「改める」 

 

楳木代表

新車もすごいです。糊に化学物質を使ってますから。だから車も中古車を買わないとね。だから中古車ばっかり乗ってる人は、完全に大丈夫とは言えないけど、まぁまぁ大丈夫です。

それからですね。今「耐震基準」が厳しくなったので、この(支部の)柱よりも、中を空洞にして張り合わせた柱の方が耐震性が高い、ということで、もう使われ始めています。しかし張り合わせたということは、ここにまた強力な糊を使うということですから、また怖いですね。

こういう塗ってる柱(ピカピカの床の脇柱)は左程水を吸わないけど、そこの塗ってない柱は大体コップ1杯水を吸ってくれるそうです。梅雨時期にコップ1杯分の水を吸ってくれて、夏乾燥してくるとその水を出してくれる。そういう作用をやってくれるけど、しかし空洞の角材であれば、耐震強度は高まるけど、そういうことを全然やってくれない、その上に強力な化学物質の糊が出てくるということですね。

だからそういうものを使わない建築を心がけた家を建てる。少し予算がオーバーしてもそういう努力をして新築をするということですね。家を建てる場合はですね。あるいは「中古物件」を買って、「耐震補強」をするということですね。これが一番理想的な買い方ですね。今中古物件がもの凄く安くなってます。(割愛)

話がいい方向にずれましたけれども、「衣食住」をそういう風に、間違った所を順次正して行く事に、これから日々取り組んでいくと、寿命が1歳でも延びて行くということです。そういうことに心がけて行きたいと思います。

 

間違った「心言行」を「改め合う」

楳木代表

それから「衣食住」に注意するようになったら、次は自分の「心言行」ですね。「 『夜の時代』 の癖」が残ってますので、それを「 『昼の時代』 の心言行」に切り替える努力を日々していただいて、この枚方支部の中で、この月次祭を中心に皆さんが集まった時に、「『夜の時代』の言動」が出た時にはお互いに注意し合ってね。

「今のは『夜の時代』の考え方ですよ」とか、「『夜の時代』の話し方ですよ」とか、そういうふうに言って、みんなが昼の時代に切り替えていくように。支部長代理を中心に。そして皆さんは支部長代理からその事を指摘されたら、素直に聞くように(笑)、「そんな事分かってるんやけどねぇ~」とか言わないように。「はい」と言ってやっていただきたいと思います。だいだいやらない人は分かっているんだけど、「なかなか難しいですからね」という・・。話は分かってるんだけど、もう難しい時はね、「やりません」と言って下さい。説明が難しい時でも必ず、「やりません」と一言でいいので言って下さい。それで、お互いに注意し合いながら、お互いで「心言行」を正していっていただくようにして下さい。

 

「寿命」 に応じた 「魂の成長目標」

楳木代表

それから次の御教えをずぅーと下の方まで読んでいきますと、皆さん方の印刷だと、どの辺になりますか?一番下の行辺りに、

『次で五、六、七月は新緑から青葉の繁るの季節で、木の実はたわわに枝に実るが、それを過ぎて気候も下り坂になって、愈々(いよいよ)稔りの秋となり、之から収穫が始まる。』

と。そしてこのまま読んでいきますと、

『人間もそれと同じやうに、此(この)頃は長い間の労苦が実を結び、仕事も一段落となり、社会的信用も出来ると共に、子や孫なども増へ、人生最後の楽しい時期となる。そうして種々の経験や信用もあり、それを生かして世の為人の為出来るだけ徳を施す事になるのである。それが十年として九十歳になるから、それ以後は冬の季節となるから、静かに風月などを楽しみ、余生を送ればいいのである。然(しか)し人によっては活動を好み、死ぬ迄働くのも之亦(また)結構である。』

だいたい人間も、50、60,70歳位になると、それと同じように、「経験や信用」も出来るので、「それを生かして世の為人の為出来るだけ徳を施すことになるのである」と書かれてありますから、50代の方からは「信用と経験」が自分自身蓄積されているか、ということを、チェックしていただいて、そして徳を施すということを課題にしていただきたいと思います。まぁ言い換えるならば、50、60、70になって、初めて「メシヤ様の御神業」を担えるんだということになるんです。 だから2列目に並んでいる方々はとりわけそういうチェックをしていただきたいと(笑)。今日は不思議なことに40代の方々が前に、50代以降の方々が後ろに座ってらっしゃるんです。

 

支部長代理

話しやすいようになってますね。

 

楳木代表

今日は皆さん方の正守護神が、こういうように座るように導いて下さったんですね。

 

受講者一同

(大笑)

 

楳木代表

そして40代の方々は、これから50代60代と突入するので、今自分が積み重ねるべきは、「経験と社会的信用」なんだとふうに、自分に課して生活をする、そういう積み重ねをやっていただきたいと思います。今回の御論文を拝読する中で、そういうことを自分にチェックを入れていただきたいと思います。

 

「思い込みの無智」 は 「大きな不幸世界を作ってきた」

楳木代表

そして一番最後の行に

『其(その)無智なる、哀れと言っても云(い)ひ足りない位である。』

とメシヤ様はこの無智とおっしゃっている。

これは二千数百年前にお釈迦様も、人間の不幸は無智ということなんだとおっしゃってます。ニ千年以上も前から、人間は無智であることが不幸なんだとお釈迦様もご指摘された。

メシヤ様も昭和27年の時に、無智は、「哀れと言っても云(い)ひ足りない。」と。それ位ですね、さっきの血圧の話しからすると、無智なるがゆえに血圧降下剤を飲んで、そしてさらに症状を悪化させている。

いいと思って飲んでいるものが実は自分の命を縮めていると。これは無智なるがゆえですよ。この無智ということを何度も何度も自分にも言い聞かせて、知り合いの人達にも、「無智というのが、一番自分を不幸にしているんだと、不健康にしているんだ」という事を、よ~くお伝えしておいていただきたいと思います。

今月の御論文の中からはその事を特に確認をさせていただいておいて、いつものように質疑応答に移りたいと思います。御論文以外で、私の「地上天国祭の挨拶」とか「体験記」とか、その中から確認したいこととか尋ねたいこととかあれば、出していただきたいと思います。

 

 

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