『文明の創造』科学篇 結核と特効薬」(文創 昭和二十七年)
『文明の創造』科学篇 結核と特効薬」(文創 昭和二十七年)
本文は『文明の創造』114ページに記載されています。
【メシヤ講座 大阪支部】
今回の御教えは非常に短い御教えであります、文章的にはですね。しかしこの文章をそのままですね、平成24年に当てはめて考えていくと、全く、現代、今日ただいまを批判している、そういう御論文であろうかと思います。
一番最初の2行ぐらいはですね、結核に対する薬についてお述べになっておりますけれども、
『結核の薬位、次々と出るものはあるまい。(中略)恰度(ちょうど)何かの流行のやうである。此様にそれからそれへと新薬が出るといふ事は、(後略)』
というところは毎日テレビで流れているコマーシャルを見ればですね、どれほど新薬が出ているのかというのが分かるかと思います。いろいろ発見されて、そして効き目が高いということで出てくるんだけれども、薬の効き目というのは、元々毒の効き目であるので、浄化停止の力もそれだけ強いから、症状が軽減するんだけれども、よくよく考えていくと、また再浄化ということが強く出てくるということがあるので、人類にとっては大変なことであるんだということです。
ですから現在のですね、さまざまな新薬、それからサプリメント、そうしたテレビから流れてくるものを見ていくと、メシヤ様はあたかも現代を批判され見透されて、この御論文を書かれているというふうに思わざる得ないところがあります。
闇の信仰者は、闇に奉納するようになる
楳木代表
結論的にですね、下から5、6行目に
『従って有体(ありてい)に言えば、医学の誤りが病人を増し、薬剤業者を繁昌させ、新聞屋に多額の広告料を奉納する』
という、そういう現象なんだというふうに書かれています。現代でいえば、テレビ会社にですね、コマーシャル料を奉納しているんだ、と。こういうふうに言えると思います。これが実態なんだよ、と。文化人と言っているんだけれども、文化人というのは、実は憐れむべき存在に今陥っているんだ、というふうに御指摘をされていると受け止めていただきたいと思います。
昨年からずっと勉強を積み重ねて来たところの一番分かりやすいのは、高血圧に当てはめて考えていくと、まあ、キリンが300あるということで、メシヤ様も、高血圧は300まで大丈夫だ、というふうにおっしゃっています。それから、世に名医と言われている医者は、200まで大丈夫だ、と言っております。しかし製薬会社の支配を受けている医者は、150で高血圧と言っておりましたが、現在では140というふうに言っております。それから、サプリメントの世界では、130になったらもう危険だ、注意しましょう、と。このサプリメントがいいですよ、というふうに言い始めてます。
これが毎日、例えばですね、現代人の多く・・、一人暮らしの人が仕事を終えて、夜帰ってくると、今随分日が長くなったので、明るいうちに帰れる人もいるんですけれど、だいたい家に帰ると暗いから電気をつける。電気をつけて、一人暮らしだと寂しいので、テレビのスイッチをポンと入れる。そうするとテレビをつけてると、民法をつけていれば、ずっとこういう情報が流れてきます。帰って、洗い物したり掃除機をかけたり、いろんなことをしてる間も、そういうコマーシャルとかがずっと流れてきます。
この流れてくるのは、我々メシヤ様と繋がっている人間は、“変なこと言ってるなぁ”というふうに思えるんだけれども、それがそういうことが無くてずっと聞いてる人達は、“あ~あ、ああいうものを食べていった方が、ますます健康になるんだなぁー”とか、あるいは“自分の力がもっと発揮できるんだなぁ”というような思いにずっとさせられて生活をしております。そうすると、メシヤ教の信者さんではない、メシヤ様のことを知らない、あるいは真実を知らないほとんどの人達は、製薬会社の支配の下に生活をしている、ということになってきます。大変恐ろしい現代の中に生きているんだということを、メシヤ様は予見されて、このように話されているというふうに思います。
闇にのまれ、闇に奉納している世界救世(きゅうせい)教
楳木代表
そして後から3行目に
『愈々(いよいよ)時期到来、暗黒界に一条の光明が射し初めたのである。』
と、これは昭和27年のことですよ。昭和27年に『暗黒界に一条の光明が射し初めた』んだ、と。しかしもう一回、現代は閉じてしまったんだ、と。世界救世(メシヤ)教を中心にして、せっかく一条の光明が射し込めたのに、その光を閉ざす取り組みばっかりを積みあげてきております。
一般人を通して、『救いの光』が注がれている
楳木代表
平成24年の現代では、世界救世(きゅうせい)教、メシヤ様の教団以外のところが、暗黒界を暴こうとしています。
メシヤ様がせっかく暗黒界に光を射し初めたと仰っているのに、その後の教団は光を射し初めるどころか、法の中に取り込まれようとしている。そして清らかな人とか真実を知った人が、メシヤ様の関係以外のところから、暗黒界に光を照らして、そして暴こうとしています。
これが現代の実態だというふうに受け止めていただいてですね、メシヤ様と御縁をいただいた我々はウカウカと、あるいはボヤボヤとしていられないんだ、と。そういうふうな気持ちになっていただくように、せっかくメシヤ様と御縁をいただいている人達に大きく働きかけを、今後一層させていただきたいと思います。