神性を甦らせる取組
メシヤ教信者は昨年より主神様の分御魂として、神性を蘇らせる取り組みをさせて頂いておりますが、その神性を蘇らせた時の人間の姿というのが、この神格をいただく道の中身だそうです。
毎日の朝拝での拝読ですが、自分に課しながら一歩一歩努力していきたいと思います。
『神格をいただく道』
神とは、言い換えれば完全なる人間という事である。
故に人間は、努力次第で神にもなり得るのである。
そうして、本当の宗教の行り方は、一歩一歩完全人間、即ち世に言う人格完成に近づかんとする努力の生活であらねばならない。
然らば、完全人間とは如何なる意味であろうかと言うと、真理即ち神意を骨とし、人間生活を肉と見るのである。即ち如何なる不正にも誘惑にも動かざる確固たる精神を内に蔵し、常に天空海闊的心境に在って、日常の言動は融通無碍、時所位に応じて何物にも拘泥する事なく、
千変万化身を処すべきである。又、規律を尊び、怠惰を嫌い、万人を愛し、人に接しては春秋の気候の如く、何事にも極端に走らず、人に好感を与える事を之務め、親切謙譲を旨とし、他人の幸福を念願し、人事を尽くして、神意に任せる態の信念を以って進むべきである。
人事百般完全は望むべくもないが、一歩一歩その理想に近づく努力こそ、人として最尊最貴のものであり、斯の如き人間こそ生甲斐ある真の幸福者と言うべきである。
勿論、信仰の妙諦も是に在るので、此の様な人間の集団こそ地上天国でなくて何であろう。