御光話録6号 ①霊界での意思疎通

言葉はぜんぜんないことはないが、ごく少なくて、たいていの場合は眼がその役目をします。「眼は口ほどに物を言う」って言ってね、若い男女の意志交換によく用いられますがね。(爆笑)霊界ではね、非常に敏感なんですよ。もう一つ進むと気持ちで判るんです。思ったことがそのまま相手にすぐ判るんです。これは高級な霊ほどそうですね。人間でもそうで、くどくど言わなければ判らぬ人と、簡単に判る人とあるようにね。なかなか判らないのは霊的の感受性が鈍くなっているからです。間違ったことをしたために霊が曇って霊眼がふさがるんですね。だから、一言か二言でその内容がよく判る、つまり一を聞いて十を悟るようになるのが本当ですね。

いまの人は十を聞いても一を悟るか悟らぬくらいです。知識はあるけれども、こんな点で非常に頭が悪くなっているんですね。古代の人間はずっと敏感でしたが、現代の人達は唯物教育のため神という観念がないからして物の解釈も素直に行かないんですね。またね、こういうこともできるんです。遠くにいる人がいまどういうことを思っているかが判る・・・私なんかこういうことがよくありましたがね。これは霊線がその人と繋がっているから、霊的に敏感であればできるんです。だれでもある程度はこういう能力はあるんですがね、現在はこんなことは全然閉却されてるわけです。

 

 

【御講和篇2 P102】

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