御神書のお取り扱い

佐賀県 S.T

予て明主様の御書き下さった御文字に他の品物を載せると霊的に大変な御無礼となり、必ず御気づけがあるから注意する様にとの御教えをいただき、御神書類のお取扱については充分に注意さしていただいておりましたが、去る七月三日K大教会本部御報告日に次の様な報告を受けましたので、大変おそくなりまして申訳ございませんが、謹みて御報告申し上げさしていただきます。

I.Y(49)(福岡県糸島郡K村)さんの子供さんが学校から黄疸だと言われ「お宅は救世教の信者さんだから病院に行かず連れて帰って来ました」と看護婦さんに連れられて帰宅致しました。すぐ教会に連れてお見えになり、三日間通われまして三日目の夜一〇時頃又お見えになりましたので御浄霊さしていただきましたが、御浄霊さしていただきますとだんだんと腹がふくれて参り、苦しみがひどくなります。なんだか普通と違い変だと思いましたので、かねて御教えをいただいていました御神書の御取扱いについての御注意に気づき、若しやと思い「御神書に何か御無礼があるのではないでしょうか」とおたずね致しましたけれど「その事ならば常に注意させていただき、ちゃんとさせていただいておりますから大丈夫でございます」との御返事でした。

引続き御浄霊させていただきますと嘔吐があり、少し楽になられ帰宅されましたが、又夜中に出張御願いに来られましたので出張させていただき、御浄霊させていただきましたが、熱が全然なく、お腹がはって苦しみます。その時ふと以前読ませていただいておりました『栄光』新聞のおかげ話のことを思い出し、御仏壇の引出をあけて見ましたところ、その下の方に去年の新年の御賛歌が二、三枚皺になって入っておりましたので早速お詫び申し上げて出させていただき、又御神前の『御讃歌集』を開かせていただきますと、一度門口に貼った清潔検査の証紙が栞がわりに、『信仰雑話』にはお酒のレッテルが栞がわりに入っておりました。余りの事に私も唖然として思わず「これですよ」と言ってしまいました。すぐ皆で御神前におわび申し上げさしていただき、再び御浄霊をさせていただきますと、やがて小用、ゲップ、ガスを多量に出させていただき、すーっと楽にならせていただき朝の七時頃までぐっすりやすませていただきました。朝八時半頃には腹部の腫れもすっかり減り、黄色味も消え、歩いてお参りさせていただくことが出来ました。明主様御気づけをいただきまして有難うございました。

 

F.K

神経痛で救われて入信させて戴きましたT.T(59)(長崎市H町)さんが教会にお参りになり「昨晩、家の孫が夜中に突然大きな声で泣きますので家族の者が眼を覚ますといけないと思い庭におりました。庭におりますとすぐ泣き止み、泣き止んだからと思って部屋に上がりますと又大きな声で泣きだしますので、又庭に下りるといった様に六回程同じ事を繰り返しましたが原因がわかりません。この時ふと御神書のことが頭にうかび、何か御無礼があったのではないかと色々考えさしていただきました処、私がその晩拝読させていただきました『栄光』新聞が畳の上においたままになっており、その上に普通の日刊新聞が乗っていることに気がつきました。早速お詫び申し上げ、棚にお納めさしていただきました処、あれ程泣いていた子供がピッタリと泣き止み、ぐっすりと休ませていただきました。これで本当に御神書を大事にさしていただかなければならないという事を深く深く感じさせていただきました。今日は、明主様にお詫びと御礼を申し上げさせていただくべく参詣させていただきました。」との御報告がございました。

 

(著述篇 補巻3 p412)

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