御光話録17号 ④宇宙の大きさについて
(お伺い)
宇宙の大きさについてお伺い申し上げます。
『ああ、これはね、だれでも疑問に思うんで、私もそうですよ。この大宇宙は無限で、まったく限りがない。ですからね、このことがたいしたことなんだってよく言うんですよ。そして宇宙の構造は大きいほうも小さいほうも限りがない。小さいほうの黴菌だってどこまで細かいか判らないし、原子力の微粒子だって同様です。中間子なんて大きいほうですよ、いまの顕微鏡で見えるんですから。浄霊するときこの掌から出る微粒子だって非常に細かくて原子と同じですよ。私も今度書きましたが、中間子よりもっと細かいのが霊子です。そしてその霊子の中でも一番細かいのが神霊子なんですね。さらにその神霊子の中にもいろいろあり、その神霊の階級にもよるんですが、細かいほど強く、見えないほど無限の力がある。このことはなかなか簡単には説明できないけど、いずれはもっとはっきり判るようになるんですよ。この大宇宙はちょっと想像できませんね。なにしろ突き当りってのがないんだから(笑声)けれども、この大宇宙の中心は地球なんです。要するに、こうして万物を存在させ、生きているものの生命を持続させるために日月星辰があるんですからね。宇宙の日月星辰などはすべては地球のためにあるんですよ。ですから、この点が判ると地球は実に値打ちがあり、本当に尊いものであり、そしてさらに、この地球をよくしてゆく人間も実に尊いものであることが判ってくるんですよ。けど、そいつが判らないから人間を軽蔑するんです。まあ、あんまり汚いから軽蔑するようにもなるんで、こういうことが判ると人間ももっと立派になるんですがねぇ。』
(御講話篇3 P372)