御教え集11号 ④世界の経綸は一番小さい種が変わる

月一六日

身らるる通り地上天国の、だいたい箱根の模型はできたわけなんです。特にあの通り美術館も思い通りできたので、私は非常に満足しているわけです。だいたいメシヤ教というものは、地上天国を造るという意味で、最初の・・・つまり地上天国の模型を造るんです。で、世界の経綸は、すなわち神様の御経綸というものはおもしろいもので、ちょうど果物の種のようなものでして、まあ梅なり桃なりが、実にそのものは世界なんですが、種がつまり中心になるわけです。中心ということは、いまはっきり言うことはできませんが、種の中心にまた種の元があるんです。そういう具合でして、そうして世界をいろいろするには、一番小さい種が変わるんです。そうすると、ちょうど池に石をほおり込んだようなもので波紋を起こします。

そういうようなもので、世界を天国にするには、ごく中心の中心の小さい・・・そこをいろいろに変えるんです。いろいろ変えるというのは、天国を造るんです。で、天国を造るその本尊様がつまり私なんです。

ですから私というものは、世界のごく中心なんです。その中心というものはポチ(ヽ)なんです。で、丸(〇)にチョン(ヽ)ですね。これが宇宙の形なんです。丸(〇)が宇宙でして、チョン(ヽ)が肝腎なのであります。それが私の救いの仕事になるわけなんです。それは非常に神秘ですから、精しく話するとおもしろいんですが、まだ時期がそこまで行っていませんから、時期を待っているのです。なかなか、神様のことは深いんです。そこで地上天国を造るということは、それがちょうど石を投げて波紋を起こすように、だんだん広がって行って世界が天国になるということになるんです。ですから、小さくても・・・単にこれだけのものでいても、これが非常に大きな意味になるんです。

 

【御講話篇7 P369】

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