御教え集9号 ⑤自然栽培の野菜を食べると人間の性質が変わる

それから、自然栽培のほうはおいしいですからね。いま読んだ通り、搗き減りがなかったり、炊き増しするというような点の利益もありますしね。うまいということがたいへんな意味があるんです。というのは、うまいとどうしても野菜を多く食べますからね。野菜を食べると健康にも良いし、第一性質が変わる。人間の性質がね。いまの人間は気が荒くて、じきに喧嘩したり殺したりしますが、あれは食物が非常に関係がある。ところがいまのものは、肥料が多いので不味いですから肉とか魚を多く食べる。それでなければ食物とは思わないですからね。私なんかも、動物性のものがうまいですからね。野菜は不味いですね。ところが無肥料になると、野菜がうまいからね。白人種が闘争を好むのは、食物の関係が非常にある。だから白人文明と言っていばってますが、一番争いが多いですね。争いは東洋人のほうが少ない。だから世界を始終騒がしているのは白人ですよ。これは、白人はよく考えてもらいたいですね。アジアの人間は、実に柔順で善人が多いですね。そんなわけで白人種も、ミロクの世になるについては、野菜を多く食べさせる必要がある。それには野菜がおいしくなければならないので、無肥料になれば野菜がおいしくなるから、人類に益するところが甚大です。これはちょっと気がつかないですが、そういう点も大いに知らせなければならないですね。

 

【御講話篇7 P260】

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