母乳について

生命と月は深い関わりがあります.地球上に生命が宿ったのは潮の満ち干きに由ると言われています.約38億年前の頃ですが、月はもっと地球に近く、干満も激しかったでしょうね。そのお蔭で生命が宿りました。そして月は年に数センチずつ離れていっています。そのことによって進化したのでしょう。だから、身体の各名称には「腕」「肺」「腸」等々肉月が付いているのですね。漢字は上手にできていますね.また女性の生理も月の周期と同じですね.それらのことをもっと大切にしていかねばなりません。

次に、妊娠中に薬に依存しすぎる傾向があります.ちょっとしたことで、すぐに点滴となります。無痛分娩というとんでもないことまで行ったりします.本人の自由と言ったって、子供が可哀相です.一説によると、そうした医療行為で使用する薬品が少年少女時代にシンナ-へ走る原因となるケ-スもあるそうですから、注意したいですね。

更に、生まれてきた赤ちゃんにすぐ母乳を与えないところも在ります.様々な理由を並べていますが、どうも経済至上主義に流されているきらいがあります.赤ちゃんには、初乳が大切なのです.生まれたての赤ちゃんには、稀に小腸などに小さな穴が開いている場合があります.ごくごく小さいものですから奇形とも言えないのですが、厳密に言えば奇形ですね.しかしこの程度の穴は初乳で塞がるのです.そうすれば、アレルギ-なんてものも随分防げるのです.また、母乳を飲んでいる間は風邪を引かないことも知られていますね.免疫力があるからですね.そんな尊いものを与えないのですからどうかしています。やはり大錯覚です。

そして、母乳はフルコ-スだと言われています.前菜から始まって、メインディッシュ、デザ-トと続き最後はコ-ヒ-でしめます.苦くなって飲むことを止めます。だから腹八分でちょうど良い訳です.しかし、人工乳ですと味が一定ですから喉元まで飲んでしまいます。肥満になってしまいます。(笑い)・・・笑い事では済まされませんね.また、離れていても赤ちゃんがお腹をすかせるとお母さんのおっぱいがはってくるでしょ。生命の不思議ですね。しかも赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれるお蔭で、子宮が元の大きさに戻るのですよ.これは更年期障害の予防に繋がります。

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2.「へなちょこ妊婦の 楽チンお産」

<質問者> 私は、二人目の懐妊を許されたので、助産院へ参りましたら、一冊の本を紹介されました。助産院で出産した体験記なのですが、何時も先生から伺っている内容そのままという感じで、納得の連続でした。私は最初も助産院でしたが、著者は、第一子を産婦人科で出産し、第二子を助産院で出産しています。両院で体験したことの比較がありますので解りやすいですね。
・・・「へなちょこ妊婦の楽ちんお産(喜多桐スズメ著・株式会社メタ・ブレ-ン)」

私は読んだことがありませんので、ちょっと見せてください。会陰切開は人権侵害、というところが良いですね。医学迷信の最たるところですね。少し読んでみましょう。

<見学日に、助産婦タ-ナ-さんが、「あれは本当に必要のない愚かな行為です。人権侵害です」と、力強く訴えました。(中略)会陰切開をすれば骨盤底の障害と子宮脱の予防ができるという理論は、なんの科学的根拠のないまま、しかも有効性の研究もされないまま医学書に「推論」として登場。それから何十年もたった現在も医学書には常識として載っているそうです。ええ~、推論って、「たぶんいいんじゃないかな」ってことでしょう。人の身体にハサミを入れて大怪我を負わせる行為を、「たぶんいいんだよ」ですませるわけ?!>

全部読みたいところですね。私がまだ若い頃、出産してオッパイが張っているのにお乳が出ないで苦しんでいる人がいましてね。やはり切開している訳です。メシヤの教えに『子宮とオッパイは繋がっている』というのがあることを思い出し、足を開いてもらって、浄霊したのですね。30分もしないうちに、寝巻きの胸の部分が濡れてきたのです。開(はだ)けてもらいますと、お乳が噴水のように噴出しまして、慌てて赤ちゃんの口を持っていって吸わせたことがありました。それ以来その人はズ-ッとお乳が出ましたね。今、鮮明にその時の情景が浮かび上がりました。若き日の、メシヤの教えに対する確信を深めたひとコマです。

ついでながら、オッパイを赤ちゃんに吸ってもらうことで、母体の子宮が元通りに収縮するのですよ。オッパイの部分も良いですね。読んでみましょう。

<タ-ナ-さんも山田先生も、「うちに入院している赤ちゃんは、ほとんど泣きませんよ」と言いました。すわ、サイレントベイビ-か。「いえいえ、そうではなくて、母親とぴったりくっついて寝ている赤ちゃんは、不安を感じることなくすやすや寝ているだけなのです。(中略)そういえば、一人目のときも、退院してからベビ-ベットに寝かせていたら夜泣きがひどく、一週間目にたまりかねて同じ布団で添い寝をしたら、ぴたりと泣きやんだっけ。ああ、忘れてた。>

<強い力で吸われ続けたおっぱいが、さすがに悲鳴をあげました。うえ~ん、痛い。(中略)「哺乳力の強い子だからちょっと大変ね」と助産婦の永野さんがおっぱいを見てくれます。「母乳には殺菌作用もあるし傷を治す力もあるのよ」と、にじんだ母乳を傷のところに塗ってくれます。病院ではおっぱいを清潔にするため清浄綿で消毒します。それだとおっぱいの脂まで拭きとってしまうので、皮膚を保護する力も弱ってしまうそうです。(中略)2時間ほど寝たあとおっぱいを見ると、傷が塞がっていて、びっくり。早く治るにもほどがある。母乳の力って、すごい。>

この部分には説明の必要はありませんね。この本は直木賞ものですよ。この本を皆に紹介していきましょう。それにしましても、最近の日本人には、最も大切な部分を人任せにする癖があります。先程の、責任転嫁の問題と合わせて、注意したいですね。

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子供を甘やかし過ぎると指摘されたが・・・

 私の長男は1歳8ヶ月になりますが、オッパイが離せません。次男が生まれたばかりでオッパイの取り合いのようになったりもします。周囲からは、長男を甘やかし過ぎる、と言われたりもします。そうなのでしょうか?

「幼児にとってオッパイは救いの存在ですからね。離乳は慎重にせねばいけません。乳児の時期お腹がすいた感覚は大人と違っています。お腹がすくと痛むのですね。だから泣くのです。痛いときにオッパイを一口飲むと、瞬時に痛みが楽になります。ですからオッパイは赤ちゃんにとって痛みを取ってくれる救いの存在でもあるです。

しかも、母乳は七色に味が変わると言われています。前菜から始まって、メインディッシュ、デザ-ト、コ-ヒ-というように。丁度腹八分になった時に苦味が出て、‘ハイ終わり’というサインが出るのですね。母乳で育てると肥満になりにくいというのは、腹八分で終わることができるからです。ミルクですと、一定の味ですからお腹いっぱい飲んでしまうのです。

子供にとってオッパイほど有り難い存在は無いのです。例えご飯を食べるようになっても、ストレスを抱えた場合オッパイを口にすると、ストレスがス-ッと消えるのです。それは、オッパイは自分の痛みを消してくれる救いの存在である、ということが子供の心に刷り込まれているからです。

オッパイを離さないということは、長男にはストレスがあるということです。そして、あなたはそのストレスを消してあげているということです。ストレスが何故生まれるのか、その原因を幾つか思い当たるでしょ。オッパイを与えつつ、その思い当たることに取り組んでいってください。きっと巧く成長してくれます。‘甘やかし過ぎる’という意見ですが、心配してくれているというように受け止めていけばどうですか。

ただ、現代は大人の都合で考える人が多いですからね、苦労しますね。離乳が早過ぎるということもその一つです。子供の都合を考えないのですね。ストレスを抱えたまま成長して、それが飽和状態になった時に問題を起こすのです。しかも問題が起きた時に対処療法的なことしかやらないので、こじれてしまいます。」

 

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