京都府 東寺

東寺は、唯一残る平安京の遺構です。
創建からおよそ、1200年。
平成6年、1994年に世界遺産として登録されました。

平安遷都とともに建立された東寺は官寺かんじ、つまり国立の寺院。
その寺院を桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇は、唐で新しい仏教、密教を学んで帰国した弘法大師空海に託しました。

ここに、日本ではじめての密教寺院が誕生します。

東寺を託された弘法大師空海は、密教の主尊しゅそんである大日如来を境内の中心にすえ、広大な寺域に曼荼羅まんだら
表現しようとしたのかもしれません。

五重塔の初層内部には、極彩色で彩られた密教空間が広がっています。五重塔の各層を貫いている心柱しんばしらは、大日如来として、その周りを四尊の如来、八尊の菩薩が囲んでいます。さらに、四方の柱に金剛界曼荼羅を描いています。

(東寺HPより)

東寺の国宝仏像は8件で京都で一番です。

 

そして総工費約1億5千万円をかけて造られた豪華トイレがございます。

京都産のヒノキがふんだんに使われています。

 

『メシヤ様の御教え』

*弘法大師は時々釈迦如来の許へ行かれるそうで、そこはこの極楽よりも一段上で、非常に明るく、眩しくて仰ぎ見られない位である。

*又天国は三段階になっているが、その一段が上中下に分かれている。故に第二天国でいえば、上位に観世音、中位が阿弥陀如来、下位が釈迦如来が主宰座すのである。弘法大師は、第三天国の上位であろう。

 

また当時の教会長に、昭和27年8月31日午前9時半弘法大師憑依され、「今日までの罪穢なお主神様に対する、知らず知らずに犯せし数多くの御不礼を重ねしことの御許し賜わりたく、幸にして御許し頂けますなれば、神界に移らせて頂けますよう、特に御願申し上げ奉ります。しかして永遠に主神の貴き御教えに仕えさせ賜わりたく、重ねて御願申し上げます。」と涙ながらに語られる。