日と月が一つになるとき ― 大彌勒大御神様をお迎えする道
当協会では、祝詞奏上の際の御神名を「大彌勒大御神」とお唱えすることをお許しいただいております。十月十日の大彌勒大御神様奉祝大祭に向け、大彌勒大御神様をお迎えするまでの経緯を、日と月の御働きとともにお話しさせていただきます。
■ 伊都能売大御神様をお迎えするまで
北海道定山渓の岩戸観音堂に御奉斎されております伊都能売大御神様は、昭和十年十月二十六日に御奉斎された、メシヤ様御真筆の観音像でございます。
平成十二年、旧メシヤ教の発足にあたり、メシヤ様から直接の神界通信がございました。「伊都能売観音様」が将来の教団統一の時期に大きな意味を成すという御示しです。これに基づき、「伊都能売観音様入仏記念式典」として祭典を執り行ってまいりました。
そして今から八年前の平成二十九年十月二十六日、「伊都能売観音様」から御出世された「伊都能売大御神様」をお迎えさせていただきました。
これは、神様があらかじめ伊都能売観音様をお鎮めくださり、時が来たときに人間がお迎えできるよう導いてくださっていたお蔭でございます。また、その後の祭典の積み重ねの賜物でもございます。日と月、結びの神様である伊都能売大御神様のお力により、大彌勒大御神様をこの現界にお迎えさせていただくことをお許し賜りました。
■ 大彌勒大御神様について
旧メシヤ教の時代には、〇にゝの御神体に対し奉(たてまつ)り、「主之大御神」とお称え申し上げてまいりました。それは世界メシヤ教復興の核となるための下準備であったと、神界よりお示しいただきました。
大彌勒大御神様をお迎え申し上げるには、順序として、先に五柱の神々様(五六七大御神・天照皇大御神・伊都能売大御神・日月地大御神・国常立之尊)を現界にお迎えしなくてはなりませんでした。そのように御教導を賜りました。
平成二十九年に神様を最初にお迎えしたのが天照皇大御神様で、火(日)の力をあらわす神様でございます(平成二十九年六月十五日)。そして平成三十年三月三日、大彌勒大御神様をお迎えさせていただきました。
それまで「主之大御神」「大彌勒大御神」とお唱えさせていただいておりました御神名を、令和三年三月三日のメシヤ降誕本祝典からは、「天照皇大御神」「大彌勒大御神」と奏上することをお許しいただきました。人間が神様をお迎えするには、まず日(天照皇大御神様)を意識させていただかなくてはならないからでございます。
その当時はまだ、その御意味が完全に肚に落ちてはおりませんでした。そこで、天照皇大御神様の御存在を深く認識させていただくために、言霊として発することで、大彌勒大御神様の御発動をお許しいただいてまいりました。
天照皇大御神様の御発動がなければならないと、令和三年より三年間お称えさせていただきました。天照皇大御神様が現界に顕れるとき、日の御意志(|)と地の秩序(—)が一つに結ばれ、メシヤ様の御働きが地上に現れる。神示により、そのように示されていたからです。
令和五年の御神事からは、歴史を研鑽させていただくなかで、天照皇大御神様の御存在を明確にわからせていただきました。令和五年六月十五日の天照皇大御神様奉祝大祭の前日には、「明日は真の岩戸開きとなる」との御垂示を賜りました。
祭典当日の霊視で示されたのは、天鈿女命様の岩戸開きの光景でした。神話の「岩戸隠れ」では、天鈿女命様は天照大御神様を外へお誘いする役目でございます。しかしこのたびは、天鈿女命様ご自身が岩戸にお隠れになっていたのです。真の岩戸開きとは、天鈿女命様の岩戸開きのことでございました。
天照大御神様は、太陽の神様でいらっしゃいます。そして私は、その天照大御神様の中に、月の神様が御一緒におられることを、これまで意識しておりませんでした。
『太陽は男であり、月は女になる。太陽の燃えるのは、月からの水気による』
『天照大御神は本当に人を救う力はないのです。月の神様と日の神様の両方でなければ救えないのです。』
世界全土をお救いくださるには、どうしても、太陽の力と一体になった月の力が必要である。そのような御教導もいただいて、日と月が一つになってはじめて、世界全土をお救いくださる御働きが現れるということを具体的に分からせていただいたのでございます。
だからこそ、これまで岩戸の奥にお隠れになっていた月の神様、天鈿女命様が、世に出られる必要がございました。令和五年六月十五日の祭典が、天照皇大御神様の奉祝大祭でありながら、天鈿女命様の岩戸開きとなったのは、そのためでございます。
振り返りますと、不思議なほどに、日が重なっております。
昭和十年十月二十六日、伊都能売観音様が御奉斎されました。そして平成二十九年十月二十六日、伊都能売大御神様をお迎えいたしました。
平成二十九年六月十五日、天照皇大御神様をお迎えいたしました。その六年後の令和五年六月十五日、同じ六月十五日の奉祝大祭で、真の岩戸開きが示されたのでございます。
平成三十年三月三日、大彌勒大御神様をお迎えいたしました。『神秘の扉Ⅱ』を世に出させていただいたのは、令和八年三月三日でございます。
私がその日に合わせて計画したことではございません。気がつけば、そのようになっておりました。神様の御計画が、現界に、事象として一つずつ現れているのだと、感じずにはいられません。
この歩みの中で、令和五年十月十日の『神秘の扉』の出版、そして世界メシヤ教会へと、コツコツとまっすぐに進ませていただいてまいりました。岩戸開きの御神事については、『神秘の扉』にくわしく記しております。
令和六年からは、天照皇大御神様の御発動から大彌勒大御神様の御発動がなされていく想念を意識させていただくようになりました。それ以来、御神名は大彌勒大御神様のみの奉唱とさせていただいております。
「大彌勒大御神」と御神名をお呼び申し上げることで、霊体が揃います。
本格的に主神様の御意図を現界にてお表しになる大彌勒大御神様のお働きにお応えできますよう、
全身全霊で祭典を執り行わせていただきたいと思います。
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