消費者は賢く
さらに、「食」ということになりますと、今朝方初めての方からメールをいただいたのですが、東方之光教団の自然農法に限界を感じて“本来の自然農法を実施したい”という願いから公務員を退職され就農した30代の方でした。感動しました。この方が捉えているように、自然農法という名の下に進めている各教団の取り組みにも誤魔化しが多々あります(具体例は省略)。
かえってメシヤ様教団以外のところで純粋に自然農法を実施している方が増えているように感ずる昨今ですが、教団内でも組織に振り回されずに本来のあり方を求めて歩み始めている方が急増していることは力強いことです。
もちろんメシヤ教の関係者は本来の姿を求めて実践されている方ばかりです。本来の自然農法実施の輪を更に拡大せねばなりません。
しかし、農業という形ですと、実践するかどうかということで論じられる訳ですが、先日三好基晴医師からいただいた資料によりますと、いよいよ魚にもワクチンを接種する時代になったということです。これは、養殖には成長ホルモンや抗生物質などが使用されている、ということが周知されて問題視されてきました。その批判を避けるためのようです。悪いイメージを払拭したいようですが、これは本末転倒ですね。
こうしたことから、消費者が賢くならねばならない現実があります。吟味する知識や情報を持たねば、とんでもないものを口にされてしまうという現実です。
今、大学生の麻疹(はしか)が問題になっています。ワクチンが一回ではダメではないか、という論議まで出ています。一定年齢に達したらもう一度予防接種をしなければ、という話が飛び交っています。昔はどうでしたか。近所で麻疹(はしか)に罹った子供が出ると、自分の子供を連れて行って移してもらったものです。そして早めに麻疹(はしか)による毒素排泄を終えさせていたのです。
御教えでは移るのではなく、誘発ですね。水疱瘡でも同じでした。現代の子供は生まれてすぐに毒素を排泄させる力が弱いように感じますね。かさぶたが出来るお子さんも減少しているように感じます。親が止めているのでしょうが、見かけなくなりました。
私の今日までの経験では、“あの毒素が多く出たほど、その子供の性格は良くなる”ということです。もちろん出す必要のない子供もいます。親から毒素を引き継いでいない人もいるからです。しかし無表情とかキレルということと、幼児期の毒素排泄作用の有無は無関係ではないと思われます。食の変質と合わせて注視しなければならないことです。
食の問題だけではありません。今、年金の問題が喧(かまびす)しいですね。官僚の典型的な発言が話題を集めています。“メガバンク以上の金が集まってくるが、すぐには必要ないから事業を展開しよう”という発想の下に不必要な施設を乱立させてしまいました。天下り先にもしました。しかし採算の合わない事業の展開となってしまいました。周知の通りです。官僚に誠がない典型です。
ここでも本末転倒のことが議論されています。「そもそも」論というものがありません。年金財政の問題と手法の問題を明確にして、責任と対策を早急に立てなければならないところなのです。高位の成績で最高学府を終えた者ということになっていますが、愚かな発想をしてしまいます。公僕意識がないばかりか、責任感が欠如しています。
メシヤ様がご指摘されている通りです。信仰をみんなに持たせる、という意義はそうした愚かな考え方をしないような人間を造るということで信仰というものを提供しているのです。
ですから浄霊というものを中心にして衣食住を考えた時に、我々の生活というものは良い方向へ転換してゆく方向へ全てを繋いでゆかないと、我々が御神業を担ってゆく時に実りを中々いただけない訳です。そうした意味で、本日の祭典を契機として更に意識を転換していただきたいと願います。