御教え集22号 ③息切れの急所
それから息切れも覚えておかなければなりません。これはだいたい原因が二つあります。一番多いのは肋間神経痛です。胸から肺の周囲、背中のほうにかけて毒があるのです。こういうのは押してみれば分かります。自分で押してみても分かります。それで押して痛いのは、そこに毒があるのです。そういうのは息切れがします。それで歩いたりすると浄化が起っていくぶん溶けるので、それを肺のほうで吸い寄せようとするので、これが息切れです。ですから押して痛い所を浄霊するとよいのです。息切れというのはいやなものです。喘息などもそういうわけです。それからもう一つは腰に非常に原因があります。尾骶骨の付近に毒が固まって、多く歩くと腰が痛くなって、そうして息切れがするのがあります。これは若い人より年取った人のほうが多いです。そうしてその腰の痛いのは、結局腎臓ですから、そういう人は腎臓の所に非常に固まりがあります。それで腎臓の毒が溶けて腰に固まるのです。だからそういう人は腎臓を主にしてやるのです。ですから腎臓と肋間神経痛というように思えば、息切れの原因というものは分かるし、その浄霊によってなおります。
【御講話篇10 P217】