『最後の審判』の型と『薬毒』

最後の審判の型ということで考えてゆけば、『何が正しくて何が間違っているのかが判らないような時代となる』というお言葉をしっかりと受け止めねばならないと思います。

今、様々な事象を見つめてまいりますと、絶えず最低“二面性”を考慮して判断してゆかねばなりません。今回取り上げた北極海の氷が大幅に溶けている問題にしても、環境問題としては深刻さを増す現象です。しかし北回りの航路が可能になる、という話だけを捉えれば、夢のある現象のようにも聞こえます。

しかし、現実的には、温暖化が進めば地球環境は激変し、様々な生物の生息地が北上しますし、植物の繁茂地も北上します。そして“種”の絶滅が進んでしまいます。人類にとっても深刻な事態を招くのです。今こそ叡智を持って対処してゆかねばならないのです。

確かに叡智が必要なのです。叡智を人類が取り戻すためには『薬毒』を消滅させなければなりません。

今回神代文字について触れましたが、当時は現在使用されている平仮名程度の数しか文字はありませんでした。それは、ほとんどの人が記憶力抜群でメモを取らなくても良かったからです。当時の文字は、集落全体の記録や祭事に用いられ、皇室が主として用いていました。

この記憶力が弱まった理由が薬毒なのです。因みに、薬は人類の頭脳や体力を弱まらせ、人類を支配するためのある陰謀のためであることは言うまでもありません。その陰謀に、見事に嵌(はま)っているに過ぎないのです。

そして、『薬毒』という場合には、所謂身体に入れる薬剤や食物に残留する農薬や化学肥料、食品添加物に加え、日常生活に入り込んだ化学物質があります。メシヤ様によって知らされた『薬毒』は、『世界に知らせよ薬禍薬害』ということで運動方針はご在世中から明確です。

しかし、この運動の母体と自負している「東方之光教団」や「いづのめ教団」が、『薬毒』論を否定する行為を重ねているのです。実はこれが最後の審判の型なのです。明確に御教えを示されているにもかかわらず、様々な理由をつけて巧妙に否定しているのです。

そうした姿勢は、私達の日常にもジワリジワリと忍び込んでいるのです。例えば、パーマや毛染めは身体に良くないことは承知しつつも、「老け込むよりずっと良いのでは・・・」等という理由を並べます。“これ位は・・・”と思った瞬間に油断が生じ隙ができてしまいます。その隙が狙われるのです。

こういう場合、メシヤ様は『(真理を伝えるが)そのことを採用するかしないかは本人のご随意である』というご姿勢です。ですから私も、精一杯お伝えしますが、強要はいたしません。

正確に見つめてゆかねばならない

先月は、メシヤ講座・特選集で感冒について詳述されている部分のご論文を掲載していますが、皆さんで正確に把握していただきたいことがあります。

先程の事例に出たパーマを初めて経験した時はどうだったでしょうか。恐らくほとんどの方が大変な痛さを体験されたのではないでしょうか。これは地肌に薬品が沁み込んでいるということです。

しかも2回薬品を用います。その理由は何かということをご存知ない方が意外と多いようです。初めに使用する薬品は髪の毛を拡げる働きで、拡がったところへ形を維持する薬品を2回目に入れるのです。当然、地肌にも同様の作用がある訳です。

また、咳止めも大変恐ろしいものなのです。“咳とはいったい何”かということを考えれば、大変な錯覚をさせられていることに気付きます。咳は気管に痰が出来て発症することが多いのですが、痰を気管に貼り付けてしまえば楽になったように感じるのです。謂わばそのためのノリなのです。

解熱剤にしても、発熱の原因を治すことではないことはご承知の通りです。発熱を促そうとする中枢を、謂わば麻痺させてしまうのです。身体は発熱を促そうとしているにもかかわらず、薬剤でそれを抑えようとするのですから、身体特に中枢に対する負担は大変なものです。

こうしたものが長年身体に蓄積された場合、どのようになるかは容易に考えられると思います。新陳代謝が鈍る年齢に達した時に発症する症例はこうしたものの複合が原因なのです。

判った時から始めるしかありません。『今日ただ今、成すべきことをすぐ実行する』ということを生涯貫かれたメシヤ様のご姿勢を鑑として、私達も実践させていただきたいものです。

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