思春期の子育てについて
受講者
争の話で、家庭のことなのですけれど、最近上の子が思春期で1日中機嫌が悪いのですよ、家の中では・・・。外ではそこまで酷くないと思うのですけれど、いつも朝から機嫌が悪くて、「クソばばー」とか言うようになったので、私も倍以上怒ってしまって、「うっさい!」と言ってドアを閉めて出ていくというのが毎日なのですよね。
そうしたら、昨日学校の先生から電話かかってきて、友達にジャレ合っていてお友達がポンッと蹴ったらしいんです。そうしたら、蹴った友達に対してブチッと来て友達を殴ってしまった、と。「鼻血が出て顎がちょっと折れているかもしれない」と。目も腫れてしまって、それで本人は「先にやって来たのは向こうや」と。「だからやったんや」という感じなのですけれど、あまりにも相手にケガさせたので、「首から上はあかんよ」と言い聞かせたのですけれど、ちょっと荒れているといいますか・・・。
楳木代表
それは悪くないよ、相手が蹴って来たのを殴り返したのだから。昔だったら、殴り返さずに帰ってきたら、「おまえもう一回殴りに行ってこい」と言って育てていたよ。
受講者
知り合いのママ友だったので、「MRIかを撮らないと骨にヒビが入っているか分からないから。1~2日・・・今は何とも言えないから謝りに来なくてもいいし、電話もいいです」と向こうは言ってくれたのですけれど、“じゃあ別にいいかな”と。“分かってから謝りに行こう”と思っていたのですけれども、今はもう先生の方が「すぐに謝りに行きましょう」と設定されて、「その方が現在はうまくいく」と。「親御さん同志が気持ちいいので1回行った方がいいです」と、車に乗せられてすぐ謝りに行ったのですけれど、本人同志も別にあっけらかんとして、普通だと思うのですけれどね。まぁ“日々そうやってイライラしているから、プチッと切れてしまうのかな”と、“悪循環なのかな”と思いまして・・・。
楳木代表
それは、母親の姿勢をちゃんとしておかないと。送り出す時だけは気持ちよく「いってらっしゃ~い」と言わんといかん。「何バカなことやってんの!」と・・・。
受講者
“お腹減ってんのかなぁ”と思いながら
楳木代表
いやいや・・・。寸前まで怒ってても玄関出る時だけは、「はい、いってらっしゃ~い」と「機嫌直していくのよ」と、こう言わないと。これが母親なの。
受講者
あ~。
楳木代表
それが母親なの。「クソばば~」と言っていても「クソばばで悪かったわね。」とかいいながら、「機嫌直していくのだよ~」と。
受講者
なんかね~、腹立ちません?そんなん言わなかったのにね、いきなりね(笑)
楳木代表
いや、「クソばば」と言ったら腹の中で拍手しとかんといかん。男はそれを言えたらもう成長するのだから、それを言わない男が問題なんだから。
受講者
そうなんですか!
楳木代表
それを言わないで育つと、大きくなっておかしな人生を歩む訳。そういう時に母親が包みこんであげないといけない。
受講者
「クソばば」と言われて腹立ちながら・・・。(笑)
楳木代表
いや、「クソばばが産んだんだよ、お前を」と。(笑)
受講者
あ~そっか、そっか、なるほどですね。それで上に部屋があるのに、下の子たちと私は寝てるのですけれど、上に部屋があるのに、何回言っても一緒に寝るのですよね。
楳木代表
それでいいじゃない。
受講者
いいのですか。
受講者
甘えていたいのじゃないですか、まだ。
受講者
甘えたいのか・・・。?
楳木代表
いや本当は甘えたいのだけれど、学校へ行くとはずかしい訳。甘えていると。だからその辺を突かないようにしないといかんと、「いつまでも甘えるんじゃないよ」とかそういうふうに言わない。
受講者
言わない?
楳木代表
黙って包みこんでおかないと、家ではね。
受講者
はぁ~。
楳木代表
「クソばば」と言えた男は、もういいの。成長したから。
受講者
あ~、そうなのですね。
楳木代表
“良かった~”と思わないと。言えない子が一番の問題点なのだから。
受講者
じゃあ、息子はいいのですね?
楳木代表
うん、“良かったな~”と思って・・・。
受講者
今度、私の機嫌が悪くなるのですけど、「クソばば」と言われると。
受講者
そりゃそうやわね。
受講者
我慢しとけばいいのですか?
楳木代表
我慢じゃない。「クソばば」と言われたら、メシヤ様に「今日もクソばばと言われました」と・・・。
会場 (笑)
受講者
そうですよね。
楳木代表
それが、女性が信仰する最大の理由な訳なの。訴えるところがないから、神様に聞いてもらって心が落ち着いていく訳。だから世の中で男性より女性の方が信仰心の育つのは、そういうところがある。それが母親の役割でもあることなの。全部受け止めてあげる訳。女性の身体の構造っていうのはそういうふうになっているの。受け止められるように。男性は受け止められない、男性は受け止められる臓器を持っていない。女性は受け止められる臓器を持っている。しかも人を育てる臓器も持っている。受け止めて育てる臓器を女性は持っている訳なので、その女性の利点を発揮していかないといけない。良かったね~。(笑)
会場(笑)
受講者
でも、ホッとしました。教育もまた違うのでね、学校側と。また保護者との考え方も変わってきていますので、主人に話したら「いいやんけ、別にケンカぐらい」みたいな、「やり返しただけやろ?」みたいな感じでね。まぁそういうのは“そうだなぁ”と思っていますけれども・・・。
楳木代表
男同士はね、殴ったり殴られたりすると、その痛みを覚えていくと「人を殴ってはいけない」ということを分かり始めるの。それがないと、後で成長した時に凶暴になっていくのね。人を平気で殺せるような人間になってしまうのでね。
受講者
はぁ~。
楳木代表
ケンカしてない子がそういうところに陥ってしまうの。私も中学一年生の時に、今、ある組の組長になった男と殴り合ったことがあるの。
受講者
え~!
楳木代表
もの凄く痛かった。相手も痛かったと思う。私はこの拳が痛くて、頬が痛くて、“それ以上絶対殴ってはいけない”と。向うは殴り続けているみたいだけれども。
会場 (笑)
楳木代表
私のパンチが効かなかったのじゃないかな。(笑)
受講者
今だったら、先生とか保護者とか言ったのですけれど「やっぱり目はやめてね」みたいな、「失明したらどうすんの?」みたいな・・・教師からも。
支部長代理
あれっ?武道やっているんじゃなかったっけ?
受講者
いや、やりたいのですけれども、「多分ね、凶器になるから止めといた方がいいわ」って止めさせたので、「空手もボクシングもしたい」と言っていたのですけれども、私が怖くって。それをわざわざ使いそうなので・・・。
楳木代表
いや、わざわざ使わないよ、そこで習うと。
支部長代理
そう。
受講者
そうなんですか。
楳木代表
うん。
受講者
逆に習わせた方がいいのですか?
楳木代表
うん。
支部長代理
絶対「そういうことは凶器だ」と教えられるので。段を取ったら法律的にも罰せられます。
受講者
それはなんでもいいのですか?キックボクシングでも・・・。
楳木代表
それは、本人が「習いたい」と言えば、その代わりきちんとしたジムなり道場に通わせないと。精神を教えてもらわんといかん。弁えること。そうすると習った以上は、「これが殺人の凶器に直接繋がっていくので、絶対素人を相手にしてはいけない」と。
支部長代理
組手とかやっていたら痛いのが分かりますから、しません。
受講者
あ、そうですか。
楳木代表
うん。
受講者
今、サッカーもやっているんです。やらせても良かったのですね。
楳木代表
うん。だから、そういうふうに、教育方針を変えた方がいい。
受講者
はい。
楳木代表
男の子を育てるのは大変だけどね、いつも母親というのは太陽のように全部照らしていかないといけないので、そういうことを心掛けていこうというふうに思って、いくら言い合いになっても、玄関を出て学校に行く時だけは「機嫌直して行くのだよ」と。
受講者
逆に子供に言われます。取っ組み合いのケンカになって、私を殴らないのですけれども、そうなってんのに20分後ぐらいに、「ママー」って来るんですよ。「なんやねん、さっきのは!・・・」って言ったら「いいかげん、ネチっこいねん」って言われて、「もう終わったやん」って逆に慰められてるんです。(笑)
支部長代理
旦那さんに性格が似てないですか?
受講者
性格・・そうですかね。どうなんだろう?
楳木代表
だから、その時に田中さんが親から受けていない愛があるので、その時に本来の愛を発揮できない訳なので、その時にもう一度息子を抱きしめてあげればいい。
受講者
逃げるんです。「気持ち悪いわ~」って言って・・・。
楳木代表
いや、「マッマー」って来た時に・・・。
受講者
いや、「ママ―」って言うだけで・・・。
楳木代表
あっ、そう。
受講者
「何?何?何?」って言うと、「きしょいねん、あっちいけ」って言われて(笑)やっぱり逃げるので、それは嫌みたいで・・・。
楳木代表
さっきの「ママ―」って言ってきた時に、「なんやねん」とか言わなきゃいい。
受講者
あー「何?」って言えば良かったのですか?
楳木代表
そうそう。
受講者
コロッと開き直りが早いので、あんだけ言って・・・。
楳木代表
それが親だから。
受講者
それが親・・・。
楳木代表
親に言うということはそういう事だから、それをネチネチ親が思っていたら、子供の立つ瀬がないから。
受講者
「しつこい」って言われます
楳木代表
それはもうダメだね。
会場 (笑)
楳木代表
「ママ」って言ってきたら「な~に?」と切り返していかないと。
受講者
分かりました。
楳木代表
マジシャンにあるでしょ?こう回しながら、ああ~いう切り返しをしていかないと、スッと変えて行くぐらいの。そういう切り返しができないという事は、自分の首肩が凝っているということなので、しっかり浄霊をして、その凝りを取っていけば、いつも母親に戻れるから。同級生みたいになっちゃうからね、ケンカすると・・・。
受講者
あっ、そうなんです。
楳木代表
ケンカする時、同級生みたいになるでしょ?
受講者
なります、なります!
楳木代表
なるやろ!それじゃダメなので、すぐに母親に戻らないといけない。
会場 (笑)
受講者
忘れちゃうのですよね、そん時は・・・。
楳木代表
まぁ、今日は、よくみんなの前でね、そこまで赤裸々に喋ってくれて良かった・・・。どうぞ、母親を貫いて下さい。