『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』はしがき

「はしがき」を読んで

楳木代表

今月は、本当は18ページのですね、『世界救世(メシヤ)教 教義』までが拝読範囲になっているのですが、祭典の中で『世界救世(メシヤ)教 教義』は拝読をさせていただきましたのでここまでとします。来月からは19ページの『「本教の誕生」世界救世(メシヤ)教 早わかり』から1項目ずつ勉強させていただきます。拝読をしつつ、支部長と出張所長にそれぞれ覚ったことを報告していただいて、そして皆さんにですね、さらに皆さん方の心に湧き立つものを喚起できるようにですね、そういう勉強会を来月からさせていただきたいと思います。

今月はですね、皆さん方にも色々とご心配をお掛けしています・・・神界からのですね、御垂示を受けたために、私が非常に浄化をしつつ「地上天国祭」を迎えさせていただいたので、その経緯をよく説明させていただいて、共々に御神業を進める上でのですね、認識を共有させていただきたいために、今から少し私の話を聞いていただきたいというふうに思います。

 

メシヤ様からの最初のお声掛け

楳木代表

まずですね、今まで私は・・・、京都にありました世界救世教の「救世専門学院」という所に入学するところから、世界救世教の専従者の道を歩み始めました。で、専従者の道を歩み始めたと同時にですね、さらなる浄化等を重ねながら御神業を進めさせていただいたわけですけれども・・・昭和48年頃のことを憶えてる方がいらっしゃるかどうかなのですが・・・「救世専門学院」というところはですね、主として大阪大学と京都大学の教授陣が陣容を固めてですね、一教科120分の講義を朝から晩まで徹底的にしてくれて、所謂学術的な基礎を勉強することができました。

しかし、その内容というのはですね、学術的な内容だったので、メシヤ様の御教えに照らして考えると“これは何でこんな講義を受けなければいけないのか”ということが・・・その当時の私の胸にはいっぱい広がってきてですね、もうこのままここで勉強する価値があるのかということを随分悩んだ時にですね、平安郷の警備に偶々当たりまして・・・「救世専門学院」の学生は平安郷の警備に定期的に当たっていたのですけれども、その警備に当たって、一通り見回りが終わってですね、うとうとっとした時にメシヤ様が夢の中にお出ましになりましてですね・・・これは以前お話をした方もあるのですけれども、バスが平安鄕の前にビューと到着しまして、その中にはですね、中島一斎先生や渋井総斎先生をはじめとするお歴々がずうっと乗り込んでいました。そして、そこにメシヤ様がステッキを持って、ステップに片足掛けて振り向いてですね、『おい、開拓布教に行くぞ』というふうに私に声を掛けてくれて「はい」と言ったところで目が覚めました。

その夢を見た時にですね、こういうその御教えとほとんど一致しない学問を、御教えとくっ付ける作業をしていかなければ、万民を救っていくという、そういう論理体系を作ることが出来ないのだなぁ、というふうに思いました。これは開拓布教のために、こういう教授達の授業を受けているのだというふうに、自分の中を整理しまして、それから懸命に勉強する事が出来まして・・・まぁ自慢になるかもしれないんですけれども、首席では卒業出来ませんでした。中央大学を出て弁護士の資格を持った同期生が一人来ていましたので、その男にはどうしても物理的には勝つことが・・・私は高卒で入ったもんですから出来なかったんですけど、まぁ二番目で出たんですけども、第二の開教を担うということを後々考えれば、まぁそれでもいいかなぁという位の成績で出ました。

しかし、そのことが一番基礎になってですね、御教えと最先端の学術的な発表を照らし合わせるという作業をその時からする事が出来たので、大変ありがたかったなぁと思います。

まぁ、それは勿論、信者さん方の献金でですね、1年に昭和48年当時、一人当たり300万円程度かけてですね、そういう人材を育てる学校を経営してくれたお陰でですね、こうした御神業を今でも担っていけている、ということで非常に感謝をしております。

それで本部に5年ほどですね、卒業後入って、そして編集部で、全国の信者さん方がどういう取り組みをしているかということを見ることが出来る、ありがたい部署に所属して、それから現場にでました。現場に出てですね、最初に受け持った布教所は、高知県の「いの布教所」というところでした。

 

祝詞の奏上はメシヤ様を神習って

楳木代表

その「いの布教所」というところはですね、男子の布教員が4人おりまして、村会議員とですね、それから従業員が50人くらいいる中小企業の社長とですね、それから農家の人と町工場の・・・そういう男性4人が布教員としていて、その下部組織に代表世話人が陣容を固めているようなところ・・・まぁ結果的には、私が設立委員会を作って布教所を作ったのですけれども、その時にはそういう古い信者さん方が支えてくれました。

それで支えて下さったのはありがたいのですけれども、私の祝詞奏上はですね、ご承知のように非常に甲高い声で、はっきり祝詞を奏上していくので、中にはですね、「祝詞というのは神社風に上げてもらいたい」と(笑い)・・・要するに聞き取れないようにね・・・そういう祝詞の上げ方をしてくれというので、私も“これはどうしたもんかなぁ”と思ってやっているんだけれども、また家庭集会とか行くとそういう要望が来るので・・・これは困りましてね、“どうしたものかなぁ”と思って悩みきってしまったのです。

その時も又ですね、メシヤ様がお出ましになって下さって、そしてこういう、このお姿そのままの後ろ姿でですね、「天津祝詞」を最初から最後まで上げて下さったんですね。その声の・・・メシヤ様はああいう甲高い声でお話になっております、あの声で朗々と上げていただいたので、自分の祝詞奏上は、このメシヤ様の祝詞奏上を神習って、それを目指してずうっと上げ続けるという腹を決めてですね、それからは色々言う人があっても、「ああそうですか、まぁ私の地声ですから、まぁ、辛抱して下さい。」というふうに、おおらかに対応できるようになりました。

その後もですね、メシヤ様は直にですね、私が悩みの極に・・・、極めつけに悩んだ時にはそうして身を以てですね、お姿を通して今日まで教えて頂きました。

 

平成28年7月メシヤ講座岡山より

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【メシヤ講座 浜松支部】

 

御教え研鑽の心構え「宗教概論」

楳木代表

地上天国祭の時にお話ししましたように、ミクラタナの神様から御垂示をいただいたため、その内容を現実のものにしていくために、この『主神様とメシヤ様』という本を、すぐ勉強し始めるように御指示があった訳ですが、夏から勉強する予定だったので、“18ページの『世界救世(メシヤ)教教義』からスタートすれば良い”と思っていたのですが、『「はしがき」を読まなければいけない。』という御指示がありました。それで、私の文章ですけれども拝読として読んでいただきました。

この「はしがき」をどうして読まないといけないかというと、御在世中の先達やあるいは各世界救世(きゅうせい)教三教団をはじめとした教団で、論理的にこのように構築しているところが、文章としては発表していないので、『これをしっかり信者さん方が肚に入れて、それから御教えの研鑽に入るように。』という御指示であったので、これを今日は読ませていただきました。できるだけ言わんとするところを、肚に入れていただければありがたいと思います。

 

平成28年7月メシヤ講座各支部より

 

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