教えの光 ④夫が信仰に理解なき場合について

御伺い:夫が本教のお仕事に理解なき場合、大乗的に考え夫に相談せず種々な御用をさせていただいておりますが、小乗的にみれば悪と思われるようなことを押しきってやっている場合、やがては行き詰まりや衝突が起るかと思い不安を感じておりますが、今後いかにしたらよいでしょう。

 

御垂示:これは極端である。いいには違いないが大乗的に良いことでも、夫婦の円満を欠くのはいけない。夫に知れてもたいした悶着の起こらぬ程度に常識的に臨機応変にすればよい。以前天理教の信者であまりに夫と合わぬので布教師の先生に相談したところ、あなたは神様と夫とどちらが大事かときかれ、神様が大事というのでついに夫を捨て生き別れたが、その後腕の病で治らず、私が治していまは本教で一生懸命やっている。いくら信仰でも家庭生活を破壊するのは社会秩序が乱れるから間違っている。

 

【御講和篇5 P356】

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