御垂示録2号 ②誠が美しい

(お伺い)

すべて職業に従事しているときの服装のほうが美しく見えるということは、職業に尽くしていると言うことがそうさせるのでしょうか。

 

やはり、仕事をまじめに・・・誠でやっているのは美しく見えます。

また怠けたり、仕事を第二、第三にするのは美しく見えないですね。私はバスの車掌なんかで、とても美しく見えることがあります。

かえってお嬢さんが座っているより美しく見えるのがあります。お嬢さんなんかは、始終怠けているでしょう。享楽的考えばかりでね。まじめでないね。だから上辺だけ美しくしていて、感じがないですね。片っ方は生活のために一生懸命やっているという、その美しさでしょうね。バスに乗っている娘より女車掌に魅力があるね。

 

(お伺い)

神様が心を引かれるくらいですから、人間はなおさら。

 

人間はどうか分りませんよ。私は車掌に限らず、つまらない服装した百姓の娘とか・・・そういうものに、非常に心を引かれますね。非常に愛したいような気持がしますね。銀座通りを歩いている・・・爪を染めているようなのは・・・刺々しく不快を感じます。あれは、やっぱり霊主体従と体主霊従の違い差ですね。一般の人は体を主にするからね。

 

 

【御講話篇4 P149】

 

 

コメントを残す