御垂示録2号 ③三守護神について

(お伺い)

正守護神は体の外にいつもおられて、中に入る場合もあるのでしょうか。

 

そうです。外で働く場合もある。なにかに衝突するでしょう。ああいうときは、パッと止めるんです。場合によっては体はこっち(衝突しないで別の所)へやる。いつか、堀内さんはそんなことがありましたね。あれは正守護神がやるんです。信仰に入っていると正守護神は力が出るんです。信仰に入っていない正守護神は力が出ないんです。正守護神がいろいろ指図する。そうすると副守護神が邪魔するんです。しかし信仰に入ると、正守護神が副守護神を負かしてしまうから、ちゃんとなる。

 

(お伺い)

本守護神は。

 

本守護神は神様との取り次ぎ者です。始終取り次いでいるんです。本守護神が正守護神に伝えるんです。神様と人間との取り次ぎをするんです。ところが、正守護神に力が出ないから、そこで副守護神のほうに負けちゃうんです。それで副守護神は善悪無差別に、善もなく悪もないからね。なんとなれば、悪のほうが主体だからね。あとは野となれ山となれ・・・でやるから、犯罪を犯す。馬鹿馬鹿しい嘘を吐いたり、失敗するのが分かっているようなことをしたりね。失敗すると副守護神は喜ぶ。どうだい、見やがれ、とね。副守護神にそれだけの力があるということは、その人に曇りがあるからです。曇りが副守護神の力になる。罪を犯したりすると、それだけは曇りになる。副守護神がそれだけの苦しみを与えることになり、苦しむとそれだけは曇りが取れる。取れるときれいになるから、副守護神が働けなくなる。副守護神は曇りを取るという役目ですね。やっぱり、黴菌のようなものです。黴菌が発生するということは、人間が曇っているので、曇っているということは、人間の霊界が曇っている。それを掃除しなければならない。溜まると、それを払うべきものができるんです。それが黴菌です。論文にあるでしょう。人間に黴菌がある。それが曇りを払い、それが結局人間をきれいにする。

 

(お伺い)

三つの守護神は体のどこにおりますでしょうか。

 

本守護神は魂にです。腹の真ん中・・・中府ですね。ちょうど体の真ん中です。正守護神は体に入ったり出たりしている。きめては働きができない。副守護神はほうぼうまわってますが、だいたい下腹にいて、始終上がったり下がったりしている。頭に来ると精神病ですね。

 

(お伺い)

よく、ここ(前頭部)を浄霊せよという御言葉がありますが。

 

副守護神もここ(前頭部)をやられると困る。ここで考えるから、ここはなるたけ浄めなければならないからね。

 

(お伺い)

本守護神を浄めるというわけでは。

 

そうではない。本守護神は浄いものだからね。それを囲んでいるのがいけない。

(お伺い)

ランプの火屋みたいですね。

 

艶消しの火屋みたいなものです。天の雲と太陽の光ですね。黒雲が来ると暗くなるでしょう。たいていは黒雲です。

 

【御講話篇4 P159】

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