御教え集23号 ⑧西が終わり、いよいよミロクの世が始まる
九州は西ですからもうおしまいなのです。「西の海へ捨ててしまう」というようなことをよく言います。それで西のほうは、月も太陽も引っ込むほうで、出るほうではないのです。しかも鹿児島はごく西の果てです。また鹿児島という所は、日本ではたいへんな意味があるのです。日本の国で一番先に開けたのは鹿児島です。それは日本の紀元以前の一番最初です。それから明治維新も、とにかく薩摩が元だったのです。それから日の丸の国旗を作ったのは鹿児島の島津藩です。それから日本で金を取り始めたのもやはり薩摩なのです。ですから薩摩というものが日本の入り口であり出口であるわけです。そういうようで西の果てですから、あれでおしまいなわけです。それでいよいよミロクの世が始まるのです。
【御講話篇10 P281】
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