「布教三訓」と「るナ三訓」
本日は冒頭に、一人の男性の決心によって夜昼転換が行われた、という話をしました。それは、我々一人ひとりの決心によって自分の家庭をはじめ、自分の在住する地域の夜昼転換が推進されるのだ、ということに繋がってまいります。
そのような訳で、夜昼転換の推進を担っていただきたいのですけれども、本日は各地区で中心になっている方々なので、そういうことに取り組もうとすればするほど、一番根っ子に、メシヤ様が御神業を担っていただく人のために心にしっかり持っておいていただきたいと説いたものがありますので、再確認しておきます。
先達がメシヤ様からご教授いただいたものをまとめたものに、「布教三訓」と「るナ三訓」があります。教団を取り巻く中で問題が生じているのは、両三訓を忘れたことによります。「布教三訓」は、「メシヤ様と共同作業をさせていただく」というのが第一点です。第二点については「恩は着るべし着せるべからず」です。それから三つ目には「寝食を忘れてやりなさい」ということがあります。
次に、具体的な三訓としての「るナ三訓」では、先ず浄霊は普通の霊能者とは桁違いに奇蹟をいただきますが、それ故に私達が陥り易いのは偉そうな姿勢を持ってしまうということです。ですから、「るナ三訓」の初めは「威張るナ」ということです。威張るような人はメシヤ様はお使いにならないということです。
それから「怒るナ」が次に来ます。言ったことをやらないと頭に来ることもあります。“何やってるんだ!”となりがちです。それ故に戒めておられるのです。
そして、「早まるナ」です。これは、浄霊をさせていただく上で、再浄化や平均浄化というものがあります。それを認識した上で、早まった判断をしないということを心得ていなくてはなりません。私達が真剣に御神業を担わせていただこうと思えば思うほど、「るナ三訓」を守り抜くという気持ちを固めて置いていただきたいのです。
本日は決心というものと、メシヤ様から三訓というものをいただいている、ということを肚に入れてここを出発していただきたいと願います。本日は地元の方々がおにぎりを用意していただいておりますので、祭典後それを胃袋に入れて、私の話は肚に入れて(笑い)ご出発していただきたいと思います。
最後になりますが、本日付で「祈りの栞に寄せて」の改訂版を出しましたので、活用していただきたくお願いして挨拶といたします。(要旨)