国常立之尊様について
国常立之尊様について
約3000年前統治されていた国常立之尊様は、幽界では閻魔大王で、伊都能売大御神様であり、観音様であられます。
神様は分霊が自由であられ、幾柱にも別れることが出来るそうです。
その神様が余り厳格な神様故、人民が窮屈になり排斥運動を起し、節分の夜に日本の東北である北海道の芦別山に押し込められたとされ、その総大将が盤古神王の子である天之若彦命(あめのわかひこのみこと)とされています。
節分の夜に人々が豆を炒ってぶつけるようになった豆撒きは、現在も風習として行われており、「鬼は外、福は内」というのは、鬼(国常立之尊様)を追い出し、福(副守護神)を入れるということになり、これは国常立之尊様に対し奉り「炒り豆に花が咲いたら出ても良い、さもなければ永久に押し込めてしまう」という呪術が3000年続いているということになります。
また、雑煮は国常立之尊様の臓腑を煮て食ふという意味であり、十五粥(小豆粥)は血と筋を食ふという意味になります。
なんて恐ろしいことを毎年日本人が繰り返しているのでしょう。
本当の節分の意味を知り、日本中の多くの方々が目覚められることを切に願っております。
三千年がたち、国常立之尊様は大本教のお筆先に、「三千世界一度に開く梅の花、艮の金神の世になりたぞよ。梅で開いて松で治める神国の世になりたぞよ。日本は神国。この世は神がかまわなゆけぬ世であるぞよ」と再びこの世に現われると仰せになられました。
これからは艮の金神様、国常立之尊様が表に出られる現在とされています。
当教会では、国常立之尊様を再び押し込めてしまう豆撒きはせず、国常立之尊様のお出ましを心からお祝い申し上げ奉る祭典を執り行わせて頂いております。