すべてが最高のタイミング 神奈川県川崎市 山本千春
本部御神体御奉斎十周年おめでとうございます。
このような素晴らしい日に、感謝のご報告をさせていただきますことを嬉しく思います。
1.ホームページ開設
平成12年、メシヤ教が発足しました。
これから、メシヤ教の教えをどのように広めて伝えていくのかが課題でした。
父の提案により、これからはインターネットの時代であり、不特定多数の方々に閲覧していただける利点を踏まえ、メシヤ教のホームページを開設することになりました。父は、楳木先生と連絡を密にし、ホームページのレイアウトを考え、メシヤ講座や体験記を掲載して、インターネットメールで気軽に質問できるように、準備が始まりました。
私も微力ながら、文章を入力する作業をお手伝いさせていただくことができました。
(ホームページの【浄霊】項目部分です)
現在では、三重支部、浜松支部にホームページが開設され、また神奈川ではブログも始まりました。メシヤ様を通してネットワークが広がりつつあり、とても嬉しく思います。
今思えば、私の人生もメシヤ教発足と同時に、最高のタイミングで歩み始めたように感ぜずにはおれません。
2.転勤、結婚、出産
私は入社して3年で、本社へ転勤になりました。平成11年のことです。
パソコンの2000年対応、グループ会社の統合、社長交代、社名変更、転籍者およそ150名受け入れと、激動の6年間でした。後半2年間は、朝9時から夜8時~10時頃まで仕事をしていました。よく、身体を壊さなかったなと思います。これも日々、御教え拝読、自己浄霊に取り組めたからではないかと思います。浄化もいただきましたが、必ず年末年始や、連休などで、仕事を休むことなく勤めることができました。
そんな中、平成16年に主人との結婚を許されました。
そして、平成18年に身籠り、楳木先生に【へなちょこ妊婦の楽チンお産】という本を紹介され、早速取り寄せました。
私は、小さい頃から薬に頼らない生活が許されていましたので、お産もあまり深く考えずに自宅出産を考えていました。
でも、現実は厳しいものでした。
私は病院で出産する選択肢はありませんでした。この本を読んで、助産院の存在を知ることができ、隣駅近くに助産院を見つけ、通い始めました。年配の先生でしたので、経験豊富な方に診てもらえるという安心感がありました。
病院では、エコーの現像代や診察で結構な金額になってしまいますが、助産院では、エコーはするものの現像せず、病院の約半額に近い金額でした。診察時には触診の仕方を教えてくださいました。
一時は逆子にもなりましたが、毎晩触診してお腹の赤ちゃんの位置を確かめ、「頭は下だよ~、あんよは上だよ~」と誘導していました。
そして、8ヶ月過ぎまで仕事を続けることができ、産休に入りました。
平成19年2月13日、陣痛が始まりました。
翌日、母と主人に見守られた中、無事息子を出産することができました。今思えば、息子はラッキーベイビーだったのかも知れません。
ナチュラルハーモニーのお野菜を頼んでいらっしゃる方は、ご存知かもしれませんが、【自然誕生に込めた思い】という本に、こう書いてありました。
【普通は赤ちゃんの頭が下がってきて、もうすぐ出るよというときにパッと破れて、羊水が出ることで産道が滑らかになって生まれてきます。それが自然な経過を待っているうちに破水しないで産まれてくる子がいます。いきなり外界の刺激を受けない状態で、産道から感染も起こらない。昔から「ラッキーベイビー」と言われていて、すごく幸せに育つと考えられているそうです。】
私は出産時のことを思い出し、息子の頭が出てきた時、まだ羊膜に包まれていて、助産院の先生が「まだ羊膜のままだ。破るわよ(人口破水)」と言ったのです。
もっと早くこのことを知っていれば、「そのままでお願いします!」と叫んでいたことでしょう。ラッキーベイビーだったのかな・・・と思うと、残念でなりません。
次に子供を授かることが許されましたら、もっと自然なお産をしたいと思いました。
出産後ですが、楳木先生に「75日間は、浄霊を取り次いではいけない」また「細かいことに眼を使ってはいけないから、テレビや新聞、本、携帯電話は見ないこと」と教えてくださいました。
初めは、何故だか不思議でしたが、実際身体で体感しました。
友人から沢山のお祝いメールなどいただき、少しだけなら大丈夫・・・と思いましたが、後でとても身体が疲れて気分が悪くなったのを覚えています。また母乳育児を心掛けていましたので、なるべく気を付けて過ごしました。
実家から戻り、浄霊を取り次げないことがとても不安で、主人に「私が浄霊を取り次げるまで、一日5分でいいから息子のためにお願いします」と浄霊をお願いしました。まだ主人は信仰に一線を引いておりましたが、私の気持ちを受け止めてくれて、毎日続けてくれました。本当に感謝しています。
3.復職
1年間の育児休業を経て、母の協力もあり、無事復職することができました。
私が妊娠した年から、国や会社の制度が良い方向に改正されました。国の制度は、平成18年10月より出産育児一時金が30万円から35万円に増額、育児休業者職場復帰給付金は平成18年3月末以降に職場復帰した者から給付金が10%から20%になりました。
会社の制度は、平成19年中に短時間勤務制度が制定されました。
以上のことを踏まえ、やはりメシヤ教が発足したと同時に、私の人生は全て最高のタイミングに歩んでいるのではないかと思います。
現在、川崎支部の月次祭に参加していますが、いつも皆さんにお会いできるのが楽しみでなりません。何故かと申しますと、お会いする度に活き活き生活していらっしゃる様子がお顔に表われているからです。私も頑張らなければと気が引き締まります。
そして、メシヤ講座のご高話では、まだまだ知らないこと、改めて気付かせていただくことが多々あります。
大黒様もお迎えすることができました。今までの感謝を胸に刻みつつ、これからも更に御教え拝読、浄霊に励みたいと思います。
ありがとうございました。
【代表先生のお話】
山本さんの報告を聞いていますと、御本人にとって一番大きいのは何かと言いますと、情報の精査と時流に乗ることの大切さです。二千年以上前に御釈迦様が「人類の不幸は無知である」という言葉を残していらっしゃいますが、それはまさに仏滅を迎えた現代に最も相応しい言葉であると感じております。
お産の際に書籍を参考にして助産院で出産を行ったら、後々に更に素晴らしい様々な情報を手に入れることができ、視野が広がりました。それから日本の社会で、育児制度が大きく改正されて女性にとって働きやすい環境作りがなされていますが、自らその恩恵に与(あずか)りました。
それらをどのように捉えるかというと、世の中というのは愈々「最後の審判」の形というものが出てきているために、テレビや新聞紙上の報道では目を覆いたくなるようなものばかりですが、同時に人間の叡智というのが結集されて制度面で非常に良くなっていっている部分もあります。ここには理想世界に向かって着々と築かれている人類の叡智というものがあります。
私達が生活してゆく上においては、この叡智の部分で築いてきたことを如何に自分が「知って活用してゆくか」ということが大事なのです。そういうことを山本さんの体験発表から改めて感じさせていただきました。これからも「メシヤ講座」を通して人類が叡智を以って築いている良い面の情報を共有することが課題です。