御光話録1号 ②兇党界は神漏岐、神漏美命が現われ給うて善悪ができたのか
これは違うんですよ。神様を霊と体に分ければ、善悪によれば霊が善、体が悪、男女では霊が男、体が女です。女は体だから悪だなどと言えば女の人は怒りますよ。・・・主神の御目から見て兇党界が必要ないなら、主神の万能の力で潰してしまうのはわけないことです。神でも対照的で絶対善の神があるから、それに対して絶対悪がなければならないのです。それがなければ進化しないのです。必要悪ですね。以前よく訊かれたことだが「大審判で神が人間を苦しみに合せるくらいなら最初から作らねばよいのに・・・」と言うのです。これは一応もっともですが私はこう言うのです。・・・私が作ったのなら私は理由を言うが、私も作られたものであり、神様がすべてを作ったのだから、こうだろうと考えるだけです。しかし悪因悪果、善因善果だから、いいことをして幸福になれば、それでいいではないか、というのです。兇党界だって神様の御都合で作られたのでしょう。「五六七の御代」には悪は限定されます。
兇党界は獣の働きですから人間に獣の働きが少なくなり向上するのです。
いまの人は法律という「オリ」の中にいきているのですから・・・
【御講話篇1 P300】