古代の大祖先 五色人

今回は「五色人」と御教導がございましたので研鑽させて頂きました。

熊本県上益城郡山都町の「弊立神宮」には神宝五色人のお面(五色神面)がございます。

祭神は神漏岐命(かむろぎのみこと)・神漏美命(かむらみのみこと)
及び大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)・天御中主大神・天照大御神など最高の神。

太古の神々(人類の大先祖)は、大自然の生命と調和する聖地としてここに集い、天地・万物の和合をなす生命の源として、祈りの基を定められたそうで、5年に一度「五色人祭」という祭りが開かれ、神宝である五色神面は、このときしか見ることができないそうです。
この祭りは、地球全人類の各々祖神(大先祖)(赤、白、黄、黒、青(緑)人)がここに集い、御霊の和合をはかる儀式を行ったという伝承に基づく、魂の目覚めの聖なる儀式だそうです。

メシヤ様の御教えでは、

竹内文献中「五色人」其他神々の系譜及び世界創造の順序等は信頼してもよいものでありませうか?

『大体合っている。立派なものである。五色人が毎年日本へ来る。その時日本の皇大神宮の御宮は間口が四百間、奥行は五百間あり、高い所へ建っている。その頃は洪水が多かった。木花咲耶姫皇后は富士に住まわれた。越中立山にも跡がある。そして五色人が渡航して来て、御殿へ詣でた。之は嘘ではない。』

S24.9.18

此の前の昼の時代にはどの程度文化の発達がありましたでせうか。

『はっきりは分らぬ。諸説がある。飛行機などは発電機を使はずに飛んだというふ。天の鳥船などといふ。天津教の記録には、日本は世界一の国で、皇大神宮は高山に造った。間口が四百間、奥行きが五百間あったといふ。越中の立山などにその遺跡があるといふ。兄花咲爺姫命は富士山に造られたといふ。高山の上には大抵宮殿があった。山の上には神社があるが、その跡であるといふ。世界中から年に一遍日本へ貢物を持って使いが来た。それ等を五色人といふ。その時鳥船に乗って来たといふ。それ故、文化は発達していたとみらるる。然し之は確定出来ぬ。又知る要もない。ただ昼の時代はあったには違いない。ただ大きくいふか小さく考えるかである。三千年とか一万年かであるが、大先生の御神示によれば、何万年である。大先生は五十万年前の歴史から御存じだが、人類の出来たのはその頃で、稲は五六粒しかならなかったとの事である。太古は洪水が多い為、高い所に大きな御殿を建てた。木花姫は皇后様といはれている。之は本当らしい。昼夜の転換は一番短いので三千年である。』

s24・1・17

世界の人種と色・五色人

現在世界に黄色・白色・黒色等の人種別がありますが、我々の常識として霊的な方面に就いてはどの様に判断すれば宜敷いでしょうか。御伺ひ申し上げます。

『人種は上中下、木火土金水の五つに分かれている。神武以前に日本へ各国から来た記録がある。五色人といふ。その頃から五つ色ある訳である。越中富山には皇居跡がある(四百間の五百間)その頃は洪水があった。凡ゆる現象は人間になっている。』

S24.7.15

また、大分県豊後大野市の御嶽神楽(国指定重要無形民俗文化財)に『地割 (ぢわり)』というのがありますが、その内容は猿田彦命様は縄文神のクナト神で世界中を渡り歩いて、「五色人」を創造したとされております。

神楽は極秘裏に受け継がれていかれ、第三者が介入する余地は全くないので、そこには深い真実があるように思われます。

五色人の基礎を作り、五色人と毎年世界の平和を誓い合った元祖縄文人の猿田彦命様と拝察させていただけます。

創造されたということは、詣でるほうではなく、御殿の方で、上記のメシヤ様の御言葉を拝させていただきますと、『木花咲耶姫皇后は富士に住まわれた。越中立山にも跡がある。そして五色人が渡航して来て、御殿へ詣でた。』とございますから、その当時縄文時代の天皇だと拝察させていただけます。そして、3000年前以上となると世界を統一していた国常立尊様ともいえるのではないでしょうか。

更にメシヤ様の御教えと照らし合わさせていただくことで点と点が線になり、御教えの真相、メシヤ様の御教えの深さを感じさせていただけます。

宮下文書によりますと、パミール高原からクニトコタチとクニサヅチが率いる集団が陸と海ルートに別れて富士山を目指して日本に上陸したそうです。最初に到着したクニサヅチは富士山の麓に高天原王朝を築き、クニトコタチのグループは京都丹波 で西日本を治め後に富士高天原で合流したとなっているようですので上記御教えでも『富士に住まわれた』とありますので、その時代で合っているのかもしれません。

大和民族というのは、いまの駿河の付近が発祥地なのです(本当は富士山の上なのですが)。富士山の麓なのです。

御教え集33号

『神武以前の日本歴史は神秘である。今でも言えない。判ると日本の歴史は大転換する。それで初めて真相が判る。』

S24・6・8

度々、歴史と御教えを研鑽、発信させていただいているのですが、現在はテクノロジー、AIが進化していますので、もうただ御教えだけを発信しただけでは難しく限界があり、何故ならばメシヤ教の御垂示では、御教えを世界が必要とする状況にならなければいけないそうで、

『御教えをあらゆる角度からきちんと体得し、既に公開されている御教えをより深く掘り下げて広げていかなくては、世界が夜の時代の極を迎えて終わらせることが出来ない、いつまでも中途半端な世界が続く』とございましたからに他なりません。

そして、それは書籍を主として歴史と御教えを繋いでいかなければ世界に広がらないと思わせていただいております。現在は間接的な御垂示や霊視は終了し、神界からは、これから事象として現界に具体的に表わすという事でございますので、今回は何故五色人の事なのかはわかりませんが、歴史を知らない浅学の私としましては研鑽に非常に時間が掛かりますが、全ての事象、直感はメシヤ様の御意図として受け止め、進ませていただいております。

世界メシヤ教会は宗教団体でも組織でもなく、創造主であられるメシヤ様を世界にお出しさせて頂く機関でございます。

歴史、書物を研鑽、記録して、分析し、そして現象には必ず理由があり、直感と事実、現象から結論を出し、科学的であり、むしろ宗教科学と言ってもよいかも知れません。