本日からの御神体について

本日は、主之大御神様奉祝大祭誠におめでとうございます。

この5月5日だけは御神名を「主之大御神」とお唱えお許し賜わっております。

当教会の御神前は、主(ス)の御神体と御尊影と共にお掲げさせて頂いておりましたが、全世界を救わせて頂く御神体としまして、本日を以て主(ス)の御神体で一直線に御参拝させて頂く形となりました。

メシヤ様のこのスの御文字が世に出る事を予言してくださっておられる、言霊学者の大石凝真素美(おおいしごりますみ)翁の文章を記させていただきます。

「天地茁貫(てんちはぬき)之極典」において、天地創造の神秘を誤り伝えられた者が居りとされ、それを切り替える為に書かれた文章とのことだそうで、

「故(か)れこの霊聲(こゑ)を總(すべ)て一言(ひとこと)にす(「素に氣」と書く)と言ふなり / 故(ゆえ)にす(「素に氣」と書く)聲(ごえ)の言靈(ことだま)を誠に明細に説き定る時は、 / 世界一切の極元(ごもと)の眞體(しんてい)をも / 其(その)成り立ちの秩序をも / 億兆万々刧々(こうこう)年度刧大約(おほつな)恒々兮(たる) / 大造化の眞象をも /遂一明かに、資(と)り得らるるなり。/

蓋(けだ)し「ス」の言たるや⦿(す)にして⦿ (す)なるが故に / 既に七十五聲の性靈を全備して、 / 純乎(じゅんこ)として/ 各皆其(その)眞位(みくらい)を保ちつつ有るなり、/ 其(その)眞位(みくらい)と謂ふは/ 皆兩々相向ひて / 遠近皆悉く反對が純一に / 密合の色を保ちて實相しつつ、/ 至大極乎として恒々兮(たり)/ 活機臨々として點々(てんてん)たり、/所謂至大氤氳(いんうん)の氣が聲(こえ)となり/ 起むと欲して堪々の中に神機を含藏するの時なり、/ 故に世に人たる者は先づ第一に此(こ)の⦿(す)の謂れを明かに知らざるべからざるなり、/ ⦿(す)が皇(スベラギ)の極元(ごもと)なればなり。(大石凝眞素美全集・八幡書店)」

とあり、皇(スベラギ)の極元(ごもと)のスベラギというのは、本来の皇室のこととされ、神武天皇より前の皇室です。伊都能売神皇、天照天皇までの皇(スベラギ)の極元がこのす(素に氣と書く)ということで、

"天地創造の神秘を誤り伝えられた"というのは素戔嗚尊が3000年前に押し寄せて、伊都能売神皇が徳によって統治されていた日本の皇位を譲れと来たことによって夜の世界に入ったということで、天地創造の神秘とは、神武天皇以前の皇室がスベラギであり、それがこの⦿(す)の御神体そのものという事であります。詳細につきましては、

(当教会御神体からの考察をご参照ください)

また、この日本の歴史を全て閉じ込める為に、日本の文字を抹消し、中国の漢字を取り入れてひらがなを作っていった歴史が夜の時代だという事で、この⦿(す)というのは75声を全備した言霊でございますので、大変尊い御文字だとされているのが分かります。

日月神示では⦿(す)は神を表すとされています。

本日を迎えさせていただく背景と致しましては、ある神秘的な事象があり御教導賜りましたことがきっかけで、どういう事なのだろうかと色々研鑽させていただきましたところ、やはり世界という点を考えますとスの御神体一直線で御参拝させて頂くということなのだと判らせて頂きました。

今迄御神体の向かって右側に御尊影をお掲げさせて頂いていたのは、昭和の時代メシヤ様が『御尊影を御神体に』と仰せになられ、この御神体と御尊影を以て大彌勒大御神様をお迎え申し上げ奉ることだったのだと言う深い意味を知り、神様の御仕組みに只々感謝申し上げました。

去年神界より御教導賜り、メシヤ教会から世界メシヤ教会とさせて頂き、更に本日、世界の御神体として御神前をも整わせて頂く事が必須であったとは到底判りませんでしたが、神秘によってご教導賜り考えさせていただきますと、神界から許されたメシヤ教御本部スの御神体御奉斎から丁度25年目の5月5日であり、『二十五の数は五五、二十五で、五は日であり、出づるであるから、日の出の意味である。』ですから、世界の御神体の日の出が本日でなければならなかったことだったという事を只々、現界にお現れになられたメシヤ様の寸分の狂いのない神業を深く感じさせていただきました。

いよいよ、更に本格的なスタートとして創造主メシヤ様の御神業を力強く進ませていただきたいと思います。