自然治癒力に対する具体的理解度を高める 癌化について

それで、これには、メシヤ様の弟子としては二つの見方を持っておかないといけないのですけれども、一つは浄霊をしたときに「癌化した細胞が何故消えていくのか?」ということは、浄霊の光によって自分の力で遺伝子を操作出来るという自然治癒力をその人に与えるということであります。そこで素粒子の世界、遺伝子の世界まで理解していくと、メシヤ様の御教えからいくと浄霊の光というものは素粒子の世界よりも細かい光粒子なのだ、と仰っていますので、つまり、その光が到達すると自動的に自分の細胞の遺伝子組み換えが行われ、癌化した細胞が元の正常な細胞に戻るということになります。

「細胞がどうして癌化するのか?」ということは、いわゆる研究者たちは解っておりますけども、研究費を取得するために明らかにしておりません。非常に姑息な面がありますが、正常細胞に化学物質とか薬物が加わってくると、正常な細胞分裂が行われずに、細胞自体が突然変異を起して癌化してしまうのです。すると、本来、細胞というのは細胞分裂後に必ず片方が死んで、そして、この細胞がまた細胞分裂して片方が死ぬ、というシステムになっているのですから、人体が成長して私みたいに大きくなっていくことがあっても、細胞が死なずに倍化倍化していくことは人間にはあり得ないのです。成長期を過ぎると、細胞は必ず分裂すれば一方が死ぬということになっています。

しかし、癌細胞というのは、細胞分裂したときに元の細胞も両方が癌化したままになっております。そうすると、これがまた増えていくとふくらんできて、そして我々の栄養分を摂ると同時に、他の部位を圧迫していくので、生命活動としては支障が起きてきます。

この癌細胞化して、細胞分裂しても死なないというところのもっと細かい世界まで浄霊の光が届いていくと、“死ぬ”というスイッチが遺伝子の中で入っていくようになります。そうすると、自ずと浄霊をすると元の細胞に戻ってゆくことですので、癌が小さくなっていく、あるいは消えていく、という解り易い話を私は若い頃からずっと信者さん方にはお話していたんですけれども、どうしても、今回のようなメカニズムというものが大きく報道されていかなければ多くの人達がそれを認識することができない時代だったので、中々その話が通りにくいところがありました。

ところが、こうしてですね、今年は、大々的に新聞やテレビで取り上げてくれておりますので、遺伝子をどのように操作して作り上げていくのかということが分かりましたので、私達が、ちょうどこの『文明の創造』を拝読する中で、浄霊の光はその遺伝子よりも小さい世界、物質的に見ると小さい光だから遺伝子をも透過し正常化させていくことができるということが研究成果と相俟って分かってきた訳です。メシヤ様は『浄霊は相手を貫くような想念で』と仰られたということは、こういう研究成果が出れば出るほど、私達の浄霊に対する想念はさらに具体化してゆく訳であります。

このように具体化してゆくから、メシヤ様の浄霊力を強化するための「三つの基本条件」がより私達の想念の中に明確になってゆく訳なのです。正に『文明の創造』を拝読しながら勉強会をしている人達が理解し易い世の中に動いているということは、「主神様という御存在に感謝する」という、感謝する中身も、非常に具体的な感謝になっていっている、そういうことをヒシヒシと感じるような今日この頃です。

 

平成24年10月メシヤ講座より

 

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