『文明の創造』 科学篇 肺炎と結核 (文創 昭和二十七年)

<今月の御教え>

『文明の創造』 科学篇 肺炎と結核 (文創 昭和二十七年)

【メシヤ講座 浜松支部】

楳木代表

それでは今月拝読させていただいた中から、確認させていただきたいことを説明していきます。まず2行目に、『特に現在日本に於て、最も悩みとされてゐるものは』と書かれていますが、これは『昭和27年』の現在の日本の悩みとされているものですから、現在「平成24年」の現在日本において最も悩みとされているものは何ですか?

参加者

ガンです。

楳木代表

ガンになりたくない。他には。

参加者

認知症です。

楳木代表

さえているね、今日は。ガンと認知症。他にはどうですか?

参加者

精神病です。

楳木代表

具体的には。

参加者

うつ病とか。

楳木代表

若い人はうつ病で、高齢者が認知症ですね。その他は。あまりなりたくない病気はないですか?

参加者

血液の病気です。

楳木代表

血液病。だいたいそんなところですか?

参加者

足とか腰とか痛くなる病気。

楳木代表

神経痛?

参加者

それは歳をとると痛くなるのですか?

楳木代表

そうそう。歳をとると痛くなるね。

参加者

糖尿病です。

楳木代表

だいたいそんなところですか?

 

『猛烈な摩擦が生じ』

楳木代表

メシヤ様が御言葉通り御在世であったならば、こんな悩みはほぼ消えていると思うけれど、まあしかしメシヤ様がどのようにお答えになっているかというと、3行目に『病気の初因』はとお書きになっています。『初因』というのは、感冒、風邪のことです。

今、ここにマスクをしている人が3人いて、それでそのほかまだ風邪が残っている方もいらっしゃいますね。そして、この風邪をひいたときに、例えば薬を服むとすれば、熱が出たときに服む薬といえば・・・。

参加者

熱さましです。

楳木代表

熱さましはどこに効きますか?「熱を出せ!」と指示を出す場所はどこですか?

参加者

延髄です。

楳木代表

延髄が「熱を出せ!」と指示を出すのだから、薬を服むと・・・。延髄に熱を出させないようにする。これをメシヤ様は『猛烈な摩擦が生じ』とおっしゃっています。そういうふうに繋いで考えてみてください。そうすると延髄は熱を出そうとする、しかし薬で抑える。そうすると延髄はどうなりますか?例えば○○くん、こっちに来てみて。ここにしゃがんでみて。そして立とうとして。私が薬です。

<楳木代表が肩を抑えて、立ち上がれないようにされる>

立とうとしてごらん。どうなった?苦しくなった?

参加者

うん。

楳木代表

そうか。ありがとう。

摩擦とはこういうことです。延髄が熱を出そうとしているのに、薬で抑え込んでいるので、結局延髄は疲れてきます。延髄が疲れるために、その蓄積で海馬が萎縮してしまうことが起こり、結果的にアルツハイマーになっていくこともあるのです。これは解熱剤の服ませすぎがそういうことに繋がっていきます。

 

風邪の対処法が大事

楳木代表

それからさっき神経痛と話していましたが、神経痛の原因は何かと考えたときに、熱が出たりすると、頭が痛くなったりしますね。頭が痛くなったときに服む薬は何ですか?

参加者

鎮痛剤です。

楳木代表

鎮痛剤ですね。鎮痛剤はどこに効きますか?

一番わかりやすいのは、例えば手が痛いときに注射しますか?その辺(上腕)にするね。

そうすると、やはり神経の繋がりを遮断するところに注射をします。そうすると、そこを麻痺させる訳です。

要するに、手の先が一番わかりやすいけれど、「痛いです!」という信号が入ると、肩から脊髄に入り、脳に伝わって、痛いと認識するところにつながります。ここ(上腕)を遮断すると、ここ(上腕)までは痛いという信号がくるけれど、この先にはこないので、痛みが止りますね。

そうすると、ここ(上腕)に注射した場合には、ここ(上腕)に鎮痛剤がずっと溜まっていきますので、歳をとって、ここの溜まっていたものが溶け出した際に、肩が痛くなったり、ひじが痛くなったり、指先が痛くなったりするのですね。

だから過去服んだものが溶け出すので、神経を刺激して、痛くなるのです。

そのときにまた痛み止めをしたりするので、拍車がかかってくるのと同時に、とりわけ歳をとってくると、まあコマーシャルでいわれる、緩衝点の柔らかい骨が段々なくなってくるので、直に神経に触って痛くなるというのも加わって、なかなか治りにくくなってくるのです。

だからいろいろな問題というのは、風邪の対処方法をキチンとしておくと、あまり大きな病気にはならないということになります。

 

現在の環境では・・・

楳木代表

しかし、現在なかなか大変なのは、住環境が非常に悪いということですね。

今から25年以前位までに、建てた家は大丈夫ですが、それより後に建てた家では危険な場合があります。こういうクロスを貼っても、今、業者の中では、ドイツが長いことかけて、化学物質ではない糊を使うクロスを開発しています。

要するにオーガニックの糊というのを開発して、そういうものを使おうと、輸入して、日本でも使っている業者があります。無添加住宅というのが、そういうものです。そういう工法で建てている家は大丈夫ですが、あるいは柱が、ここの柱は無垢の柱を使っているから心配ないのですが、強度を増すために合板の、糊でくっつけて圧縮させて作った柱を使っていると、その中から糊とかが染み出てくるので、化学物質がどんどん出てくるのです。部屋を閉めきっていると、そういうものが部屋に充満して、長い間充満しているところに帰ってきて、吸い込んでしまうと、体の中に入ってきて。こういうものが、ガンのもとになってくるのです。

それから、今、コンビニに入って、何かを食べたいと思っても、買えるものは、ほぼゼロに近いですね。コンビニに入って、何かを買おうとしても、裏を見たら、“買えるものはほぼゼロ”というくらい添加物が入っています。どんなに気をつけているといわれていても、添加物は必ず入っています。その添加物が体に入ってくるという問題が起きていますので、やはりなかなか、みんなガンに一直線にいっているというふうになってきますね。

それから女性の方々は、美しくならないといけないと思って、いろいろ塗ったり、髪につけたり、いろいろしないといけないと思い込まされています。自然が一番良いにもかかわらず、髪を染めたい、いろいろな化粧品を塗りたいというように思い込まされて、肌につけたりします。そういうものが、肌に浸透したりします。

非常に恐ろしい話を一つしますと、この前節分祭の食事の時に聞いた話です。ある銀行員の方の話していたという話ですが、銀行員というのは病院と結構お付き合いがあります。そして時には多額のお金を借りてもらったりするということもあるので、お医者さんを接待することがあります。お医者さんもお酒を飲むと少し口が軽くなって、日ごろの問題をいろいろ言い始めます。

その中に脳外科の医者が話したことがあるのですが、今、脳外科の医者で一番困ることは何だと思いますか?脳外科医が頭を切った時に一番困ることです。急にそんなことを言ってもわからないけれど、ここ数ヶ月の話を聞いているとだいたい推測できるはずですが。

頭の皮膚をまず切ります。その次、頭蓋骨を切って、あけたときに、まず昔と違うのはシャンプーが溜っているということです。所謂脳みそと頭蓋骨の間に・・・。このシャンプーを取り除かないと手術ができないのです。

これが現代の脳外科医の一番の悩みだそうです。昔のシャンプーではそんなことは無かったけれど、今のシャンプーは香りを定着させるために、定着させる薬が入っているので、それは皮膚に定着すると、毛穴から中に定着していく。で、そこから骨の中まで定着していって、結局そこに溜まり始めるのです。もう恐ろしいそうですよ。シャンプーが溜まっている姿を見ると。そしてちょっと触ると泡がでてくるのですから、上手に吸い取って出さないといけないので、まあ大変らしいです。

だから、せめてシャンプーを使うときに香りを付けたいというのが、若いとりわけ女性に願いとしてはありますけれどね、定着させる薬が入っているものは絶対に使わせないようにしないといけません。

それに、ついでの話にもなりますが、トイレットペーパーも再生紙とかのトイレットペーパーを使っていると、婦人病に繋がっていくので、特に女性のお子さんを育てているところは、再生紙とかは絶対トイレットペーパーで使わないようにしていかないといけません。

それから一生懸命鼻をかんでいるけれども、ティッシュペーパーも再生紙のペーパーを使っていると、ちょっと傷があったところに鼻をかんだときに、そこから再生紙のための薬剤が入る可能性があるということです。ですから直接肌につけるものだけは、100パーセントパルプのものを使うということを心掛けていかなくてはならないわけですね。

どう?OKだった?

参加者

はい。100パーセントパルプで蛍光染料も使っていないと書かれています。

 

楳木代表

よかったね。じゃあ思う存分、鼻をかんでください。(大笑い)

まあそういうように一つ一つ吟味して使っていかないと、「そんなことは大丈夫ですよ」「私は元気ですよ」 と言っていても、ガンへ一直線に進んでいるということになります。そういう化学物質を使っているということは。

だから○○ちゃんが美容師になろうとしたら、そういうものを使わないでやれる美容師を目指していってもらいたいと思います。技術で必ずできるから。

そして今、カーネーションで次女が奇抜なデザインをしていますが、ああいう頃を経て、人間が本来の美しさ、美しいものを着飾っていくということを工夫すれば工夫するほどできていくのでね、そういうことをこれからの若い人たちにはわかっていただいて、いろいろなことに取り組んでいっていただきたいと思います。

 

自然良能力

楳木代表

さて、それでは今、読んだところから7行目くらいまでいくと、

『茲(ここ)で、浄化作用なるものの本質を説いてみるが』と書かれています。『浄化作用の本質』と書かれておりますので、『説いてみるが、曩(さき)に述べた如く、体内の毒素を排除すべく、生まれながらに保有してゐる自然良能力である。』

ということです。だからこの『自然良能力』ということをメシヤ様がお示しくださっておりますので、この『自然良能力』ということをいつも口ずさんでおいていただきたいと思います。で、○○くんが今、マスクをして、鼻がでているけれども、これは『自然良能力』、『自然良能力』と言いながら、鼻をかんでいかないといけないね。

あれはもう観た?[もしドラ]は?言ってなかったかな?〔もしドラ〕を観ておきなさいって。〔もしドラ〕は言ってなかったかね。〔もしドラ〕のDVDは観た?

参加者

昨日、借りようと言ったけど、借りませんでした。

楳木代表

じゃあ、観る予定なんだね。今日、帰りに借りて帰ってそれで観てね。

〔もしドラ〕を。〔もしドラ〕っていうのを聞いたことがあるでしょう?

〔もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〕の〔もし〕と〔ドラ〕を組合せて〔もしドラ〕という映画がありますので、是非観てください。

そうするとマネージャーにとって、あまり言うとビデオが面白くなくなってしまうから、ちょっとだけ言うと、マネージャーにとって必要なものは才能ではない。マネジメントするマネージャーにとって大切な能力というのは才能ではない、真摯さであるというような良い言葉がでてくるわけ。

だから親はメモをとりながら観たほうが断然参考になります。

それから例えば野球の定義とは何かという語りかけをしたときに、ドラッガーは何と言っているか。例えば通称野球のテーマは何かとか野球が何で好きかとか聞かれたときに、あるいは野球の顧客はどんな人かとか。普通は観客と言いますね。そりゃ観客ですよ。そうすると当り前の答えで正しいことは一つもないと。だから当り前のことを言っていれば、そのマネジメントは成功しないのだと。

そこへいってきたときに、この浄化作用、『病気とは自然良能力だ』と言ったら当り前のことではないのだから、世間では。

だから断然本来ヒットしていくわけなので、『自然良能力』というところをチェックして、そして学校でも「○○君、鼻や咳が出て、大変だね」と言われたら、「ううん、これは悪いものが出ているのだから、素晴らしいことなんだ」と言うと、これが「○○くんがそんなことを言っていたよ」というイノベーションが起きてくるのです。

これがその人の取り組みによって学校全体に感化を与え、みんなの考え方がアップしていく、これがイノベーションというのだと。

これがドラッカーの論理体系を簡単に説明すると、そういうふうです。

自分達が良くなれば良いというのではなく、周りに感化を与えていく。これがドラッガーの論理の中の一つにあるので、そういうビデオを観ながら、自分達の心掛けるべきものをキチンと整理しているので、そういうものを観るのも母親として必要なことではないかな、と思います。

その高校生はその分厚いドラッカーのマネジメントの本に付箋を貼りまくっています。

ドラッカーがこういうことを言っている。だからそれを高校野球に当てはめたときには、どういうことがいえるのかということを繰り返し繰り返し当てはめてながら、論理を組み立てていって、県大会の一回戦目で必ず負けてしまうような野球チームが、その論理によってマネジメントしたおかげで甲子園に行けるところまできた、と。「もし」だから行ったわけではないけれど、こういうふうにすれば必ずそこまで行けると。まあそんなような話ですので、参考にしていただきたいと思います。まあ余談が過ぎたので次にゆきましょう。

 

毒物を体内にいれたあとの3段階

楳木代表

そして、今拝読したところから、さらに下にいくと

『毒物を体内に入れることで、それによって体力が弱るから、浄化も弱り、病気症状も軽減するといふ訳である。』とあります。この3段階をよく覚えておいてください。薬を服むと体力が弱るから、浄化も弱り、病気症状も軽減すると。これが世間で執り行われている病気に対応する薬を服んだときの出来事なのだと。

薬を服むと、体力が弱る。

そして、体力が弱ると浄化能力が弱る。

浄化が弱るから、病気症状も軽減する。

こういうことなんだということをチェックしておいていただきたいと思います。

それから次に2ページまでいって『特に近来注射が流行するが、之も毒分の強い薬は、服んでは中毒の危険があるから、皮膚から注入するのである』というふうに書かれています。この一文はこの前紹介した薬理学の本の図を見ながら、これを読んでください。そうすると明確にわかりますから。

そういうふうに、ここは専門書を読む、専門書を見るというようにチェックしておいてください。

そこからさらにずっと読んでいきますと、先ほど言ったような『猛烈な摩擦』ということがでてきます。その『摩擦』の2行下に『医学の誤謬』がでてきますので、こうしたことが『医学の誤謬』というのだと理解しておいてください。

 

肺炎と結核の分かれ道

楳木代表

そのすぐ下に『肺炎』と『結核』 の分かれ道は、

『肺炎は強烈な浄化である事は体力が旺盛であるからで、体力が弱っている人は浄化が緩慢に発(おこ)る、それが結核である。』ということですので、昭和27年当時の解釈としてはそういうことが加わる。だからさっき話した、現在の恐れている病気症状もそのようにして解釈していけば、だいたいわかりやすいと思いますね。

それから次にはレントゲンがでてきて、レントゲンからずっといきますと、『雲翳(うんえい)』、レントゲンに写る影とはいったい何かというと『固結』なのだと。で、この『固結』とは『人為的所産』 と書かれていますので、『人為的所産』もよくチェックしておいていただきたいと思います。

それから1行あけて、『肺炎カタル』とか『肺門淋巴腺』とかは、今、言わないね。しかし、『肺浸潤』は時折聞いたことあるね。『肺浸潤』と聞いたときには『肋骨附近に溜結せる毒素が浄化溶解し肺臓内に浸潤吐痰とならうとする』と書かれておりますので、この『肺浸潤』なった人に浄霊する場合は、肋膜、肋骨が後ろまでずっとありますので、このどこかに溜まっている毒素が溶け出しているということですので、とりわけ肋骨に沿って浄霊をしてあげると『肺浸潤』はわりと早く浄化が終了するということです。こういうところを拝読しながら、お知り合いとかがこういう病気になったと聞いたら、そこをよく浄霊をしてあげれば短時間で浄化が終了すると。それと結果的に良くなるというように考えて浄霊に取り組んでいただきたいと思います。

 

動物性蛋白

楳木代表

そして、そこからまた少しいきますと、体力が弱っていくときに、

『尚其(その)上薬毒を入れられ栄養と称して動物性蛋白を多く摂らせるが、右は悉く衰弱を増させる方法であるから、結核患者ならずとも衰弱するに決まってゐる。』と書かれています。だから『結核患者ならずとも衰弱する』とありますので、いろいろな病気の人も衰弱しますので、具合が悪いから動物性蛋白を摂ったほうが良いと考えると、かえって体力が弱まるということです。だから野菜を中心にした食べ物に替えるほうが良いのです。しかし、風邪を引いたときにはそうにあらず、です。これは風邪を固めたために結核とか肺炎になるわけだから、一度浄化を止めたために起きてくる浄化のときには動物性蛋白とかを摂らないほうが良くて、野菜中心にしたほうが良いのです。風邪のときには、最初の浄化ですから。体力を温存する、特に子供の場合にはそういうことにこだわらなくて良いです。食べたがるものを食べさせて上げてください。食べられないときにはそれなりの対応をして、食べられるようになったら野菜中心のご飯を食べさせてあげればそれで良いということです。

 

放任しておけば順調に治癒する

楳木代表

で、メシヤ様はここの中にも2回出ていますが、

『放任しておけば、順調に治癒する』と書かれていますので、本来風邪は3日、インフルエンザは一週間寝ていれば治るということです。しかし浄霊をいただくとそれが短縮されるということです。ところが、百日咳的なものはやはり百日近いほどの咳を出さないといけないので、まあ百日咳の場合は浄霊をすることによって、一ヶ月くらいに短縮できるようになるということです。だから根気よく浄霊はしてあげてください。そして最後のページになってきますと、ここに

『医療が結核を増やしてゐると言っても過言ではなからう』

というふうに書かれております。これは、『医療が結核を増やしてゐると言っても過言ではなかろう』は、《医療が癌を増やしていると言っても過言ではなかろう》、《医療が認知症を増やしていると言っても過言ではなかろう》、《医療がうつを増やしていると言っても過言ではなかろう》、というふうに置き換えて拝読することができます。

それから最後の段落にいきますと『如何なる物質でも古くなれば腐敗する、腐敗すれば微生物が湧くのは物質の原則である』とあります。メシヤ様はこの物質的なものの原則としてこういうことを説かれてるという、『物質の原則』という所をチェックしておいていただきたいと思います。

そして最後に下から3行目にですね『結果から言えば善意の加害的行為」』である、と。善かれと思ってやるんだけども加害的行為なんだということですね。

【平成24年2月メシヤ講座 浜松支部より】

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