御教え集30号 ⑤霊界は死人の山

それから浄化作用ですが、これはみんなよく知っているでしょうが、だんだん強くなってきてます。来月立春祭を過ぎると、またかなり強くなるわけなので、信者の人はよほどボヤボヤしていられないことになるのです。というのは、つまり片づくと言いますか、良くなる人と悪くなる人がはっきりするとともに、肉体ではもういけないというように、つまり決められるのです。

これもあんまり良い気持ちはしないのです。やっぱり肉体で働いたほうがよいです。霊界で働くのはずっと後の遅いほうがよいわけです。これは信者未信者にかかわらず、最近ずいぶん死ぬ人があるのです。私などもハッと思うようなことがあるのです。しかしまだ序の口です。今年の節分過ぎあたりから序の口に入るというような時期になるわけです。それで最初は信者の人が多いですが、それからだんだん一般の人に及ぼすようになってきます。霊眼で見る人が言いますが、いま霊界は死人の山なのです。そうなって初めて私の唱える医学の根本が分かるわけです。そうなると病気は救世教の浄霊より他に駄目だということが分かって、一遍に信者が増えるわけです。天手古舞をする時期が来るわけです。それは一度に来るわけではないので、だんだんそうなってきます。ちょうど今年の農村の凶作みたいなもので、なにしろ神様は自由自在ですからして、それには助けるほうの準備が必要ですから、いままで救世教がだんだん発展し、それから信者さんたちができつつあるということは、つまり準備時代というわけです。ですから準備時代があらかたになると、今度は全般的浄化作用が起こるということになります。こうなると実に悲喜こもごも来たると言いますか、それに苦しみ倒れる人は実に気の毒な悲しむべき人です。

 

【御講話篇12 P159】 

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